4970

東洋合成工業(4970)に経済的な堀はあるか

化学 素材・化学

株価

現在株価
11,120
2026-09-01
52週高値
18,270
52週安値
14,940
時価総額
1,225 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 182 5 2 12 3.3 29.4 10.0 24.6
FY2018 205 13 9 14 11.1 108.7 10.0 25.7
FY2019 230 16 12 -4 13.2 147.5 10.0 24.0
FY2020 245 22 19 -17 17.5 233.4 20.0 27.0
FY2021 272 29 23 -13 18.3 295.6 20.0 29.4
FY2022 331 46 35 24 21.5 435.6 30.0 34.3
FY2023 342 50 38 4 19.5 482.2 40.0 38.4
FY2024 320 35 24 -30 11.0 302.0 40.0 36.7
FY2025 387 41 33 -52 13.2 413.2 45.0 37.7
FY2026 420 37 27 26 9.8 339.3 40.0 41.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

フォトレジスト関連の特殊化学品を製造。特定の顧客ニーズに応える技術力はあるが、汎用的な特許や強力なブランド力は限定的。研究開発への継続投資が競争優位維持の鍵となる。

スイッチングコスト2/5

フォトレジストは半導体製造プロセスに不可欠であり、材料変更には巨額の設備投資と検証期間が必要。そのため、既存顧客との関係は比較的強固だが、新規参入や代替技術の登場リスクは存在する。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果は事業モデルに直接的な影響を与えない。

コスト優位1/5

化学品製造におけるスケールメリットや効率化は存在するが、原材料価格の変動や競合他社とのコスト競争は激しい。突出したコスト優位性は見られない。

規模の経済2/5

フォトレジスト市場において一定のシェアを持つが、グローバルな大手化学メーカーと比較すると規模は小さい。特定のニッチ市場での優位性は存在するものの、業界全体を支配する規模ではない。

競合との比較優位

強気シナリオ

半導体市場の成長に伴うフォトレジスト需要の拡大

高機能・高付加価値製品の開発成功による単価上昇

主要顧客との長期契約の維持・拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による低価格攻勢や技術革新

半導体製造プロセスの変化によるフォトレジスト需要の減少

主要顧客の生産拠点移転や取引条件の悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、半導体製造技術の根本的な変化が起こり、フォトレジストが不要になるか、あるいは東洋合成工業が開発・製造するフォトレジストが全く競争力を持たない代替材料が登場する必要がある。また、主要顧客が競合他社の製品に容易に切り替えられる状況が発生し、スイッチング・コストの優位性が失われることも考えられる。さらに、同社が研究開発投資を怠り、技術的陳腐化が進むことで、ニッチ市場での優位性すら失うシナリオも想定される。グローバルな大手化学メーカーが、より低コストで高性能なフォトレジストを大量供給できるようになった場合、同社の価格競争力や市場シェアは大きく低下するだろう。

5年後のモート予測

強気

半導体市場の旺盛な需要と高機能フォトレジストへのシフトにより、売上・利益ともに堅調に成長。新規顧客獲得や既存顧客からの受注拡大により、市場シェアを維持・向上させる。

中立

半導体市場の変動の影響を受けつつも、フォトレジストの安定需要に支えられ、緩やかな成長を続ける。研究開発投資による製品ポートフォリオの維持・強化が鍵となる。

弱気

技術革新の遅れや競合の台頭により、フォトレジスト市場での競争力が低下。需要の減少や価格下落により、売上・利益ともに低迷するリスクがある。

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 東洋合成工業 の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →