4922

コーセーホールディングス(4922)に経済的な堀はあるか

化学 素材・化学

株価

現在株価
5,863
2026-09-01
52週高値
5,390
52週安値
5,173
時価総額
3,124 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 2,668 392 217 92 12.2 379.7 110.0 66.3
FY2018 3,034 484 306 245 15.4 536.6 148.0 67.8
FY2019 3,330 524 370 123 16.5 648.7 180.0 69.6
FY2020 3,277 402 267 181 11.1 467.8 190.0 72.5
FY2021 2,250 189 133 131 5.2 233.9 120.0 74.5
FY2022 2,891 221 188 140 6.8 329.0 140.0 72.0
FY2023 3,004 160 117 192 4.1 204.4 140.0 71.6
FY2024 3,228 174 75 94 2.6 131.6 140.0 71.1
FY2025 3,302 185 151 -66 5.0 264.8 140.0 72.2
FY2026 150.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●●●○
4/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:10/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産4/5

「雪肌精」「ONE BY KOSÉ」などの強力なブランド力を持つ。長年の研究開発による独自の処方や技術(例:ライスパワーNo.11)が特許やノウハウとして蓄積されており、模倣困難な無形資産となっている。特にアジア圏でのブランド認知度は非常に高い。

スイッチングコスト2/5

高級化粧品はブランドロイヤリティが高く、一度気に入った製品を使い続ける顧客が多い。しかし、競合他社も新製品投入やプロモーションで顧客獲得を目指しており、スイッチング・コストは限定的。

ネットワーク効果0/5

化粧品業界において、直接的なネットワーク効果はほとんど見られない。製品の普及は広告宣伝や販売チャネルに依存する。

コスト優位1/5

OEM/ODM事業も展開しており、生産効率化のノウハウはある。しかし、研究開発費や広告宣伝費が高いため、構造的なコスト優位性は低い。

規模の経済3/5

国内化粧品市場において、資生堂、花王に次ぐ大手であり、一定の規模の経済を享受している。グローバル展開も進めており、生産・販売網の拡大による効率化の余地がある。

競合との比較優位

強気シナリオ

インバウンド需要の回復とアジア市場でのブランド力強化

高付加価値製品(スキンケア中心)へのシフトによる収益性向上

M&Aやアライアンスによる事業ポートフォリオ強化

弱気シナリオ(モート侵食)

国内少子高齢化による市場縮小リスク

競合他社の積極的な新製品開発や価格攻勢

為替変動や原材料価格高騰による収益圧迫

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

コーセーの投資の失敗は、その強力なブランド力が急速に陳腐化し、消費者の嗜好の変化や競合のイノベーションについていけなくなるシナリオで起こるだろう。特に、デジタルマーケティングやD2Cといった新しい販売チャネルへの適応が遅れ、若年層へのアピールを失う、あるいは、サステナビリティやパーソナライゼーションといった新たなトレンドへの対応が後手に回り、ブランドイメージが悪化する可能性も考えられる。また、グローバル展開におけるローカライズ戦略の失敗や、主要市場での政治的・経済的不安定性がブランド価値を毀損するリスクも無視できない。これらの要因が複合的に作用し、長年培ってきたブランドエクイティが急速に失われることが、この投資の失敗を招く。

5年後のモート予測

強気

インバウンド需要の回復、高付加価値製品の伸長、アジア市場でのブランド力向上により、売上・利益ともに堅調に成長。特にスキンケア事業が牽引。

中立

国内市場は成熟するものの、海外市場での成長とブランドポートフォリオの最適化により、安定的な収益を維持。緩やかな成長が見込まれる。

弱気

国内市場の低迷、競合激化、為替・原材料価格の変動リスクにより、収益性が悪化。ブランドイメージの低下も懸念され、成長が鈍化する。

直近の適時開示

同業他社

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