イーエムシステムズ(4820)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 137 | 26 | 21 | 27 | 15.0 | 120.6 | 31.0 | 65.4 |
| FY2018 | 140 | 31 | 24 | 26 | 14.8 | 66.7 | 33.0 | 72.7 |
| FY2019 | 131 | 26 | 20 | 10 | 11.9 | 55.7 | 19.0 | 73.8 |
| FY2020 | 97 | 10 | 11 | 3 | 6.0 | 15.0 | 10.0 | 76.4 |
| FY2021 | 144 | 19 | 18 | 12 | 9.7 | 25.7 | 11.0 | 75.5 |
| FY2022 | 169 | 24 | 19 | 19 | 9.7 | 26.8 | 12.0 | 73.7 |
| FY2023 | 204 | 23 | 20 | -5 | 9.5 | 27.8 | 14.0 | 69.6 |
| FY2024 | 248 | 45 | 24 | 60 | 11.8 | 34.5 | 35.0 | 64.8 |
| FY2025 | 237 | 37 | 25 | -2 | 12.0 | 35.4 | 39.0 | 73.9 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 23.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:none 持続性:判定中
イーエムシステムズの財務サマリデータが入手できず、ブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する具体的な情報がないため、無形資産による競争優位性は評価できません。
医療機関向け電子カルテシステムを提供しているが、顧客の乗り換えコストに関する具体的なデータや、システム導入後の定着度を示す情報が不足している。ただし、医療システムは一般的に導入・習熟に時間を要するため、一定のスイッチングコストは存在する可能性がある。
イーエムシステムズの事業内容から、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果が働くビジネスモデルであるという証拠は見当たりません。
情報通信業であり、特に医療機関向けシステム提供において、構造的に他社より安価に生産・提供できるコスト優位性を示す具体的な証拠はありません。
医療機関向けシステム市場におけるシェアや、事業規模に関する具体的なデータが不足しているため、効率規模による競争優位性は現時点では判断できません。ただし、特定のニッチ市場で一定の規模を確保している可能性はあります。
競合との比較優位
強気シナリオ
医療DX推進による電子カルテ・システム需要の増加
既存顧客基盤からのクロスセル・アップセル機会
新たな医療関連ソリューション開発による事業拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢や高機能製品の投入
医療制度変更や診療報酬改定によるシステム需要への影響
サイバーセキュリティリスクの増大と対策コストの増加
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
イーエムシステムズへの投資が失敗するには、まず医療機関向けシステム市場全体の成長性が鈍化し、同社が新規顧客獲得や既存顧客からの売上拡大に苦戦することが考えられます。また、競合他社がより革新的で低コストなソリューションを開発し、イーエムシステムズの技術的優位性や顧客基盤を侵食するシナリオも考えられます。さらに、医療機関のIT投資意欲が低下したり、規制当局による新たなシステム要件が同社の既存システムとの互換性を損なったりする可能性も、投資の失敗要因となり得ます。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な成長が阻害されるでしょう。
5年後のモート予測
医療DXの波に乗り、電子カルテシステムを核としたサービス展開で顧客基盤を拡大。高付加価値サービスで収益性を向上させ、安定成長を続ける。
市場の成長に合わせて緩やかに売上を伸ばす。新規顧客獲得と既存顧客維持のバランスを取りながら、堅実な事業運営を継続する。
競合激化や医療制度の変化により、新規顧客獲得が困難になる。既存システムの保守・運用コストが増加し、収益性が圧迫される。