4722

フューチャー(4722)に経済的な堀はあるか

情報・通信業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
2,447
2026-09-01
52週高値
1,627
52週安値
1,539
時価総額
1,960 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 337 36 22 32 12.7 49.4 25.0 75.0
FY2017 363 45 37 -11 15.3 83.7 26.0 73.9
FY2018 402 58 41 68 14.6 91.6 32.0 74.8
FY2019 454 65 46 31 15.0 101.9 39.0 77.6
FY2020 443 52 38 38 9.9 85.5 40.0 76.6
FY2021 487 90 64 79 15.2 72.0 51.0 76.7
FY2022 537 122 92 92 20.6 104.3 37.0 77.5
FY2023 593 137 92 45 17.9 104.1 40.0 77.8
FY2024 699 147 103 -97 18.6 116.5 42.0 60.3
FY2025 760 162 117 73 18.7 132.1 46.0 64.4

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
○○○○○
0/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産0/5

フューチャーは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的な知的財産(IP)によって裏付けられた無形資産による競争優位性は、現時点では明確に確認できません。同社の強みは、主に技術力と顧客との関係性に依存していると考えられます。

スイッチングコスト3/5

フューチャーは、企業の基幹業務システム(ERP)や基幹業務アプリケーションの開発・導入・運用・保守を包括的に提供しています。これらのシステムは、企業の業務プロセスに深く組み込まれており、刷新には多大なコストと時間がかかるため、顧客は容易に他社へ乗り換えることが困難です。特に、長年培ってきた顧客との信頼関係と、カスタマイズされたソリューションがスイッチング・コストを形成しています。

ネットワーク効果0/5

フューチャーのビジネスモデルは、直接的なネットワーク効果(ユーザーが増えるほどサービス価値が高まる)を主要な競争優位性として構築しているわけではありません。個々の顧客との関係性や提供するソリューションの質に依存しており、プラットフォーム型のビジネスとは異なります。

コスト優位0/5

フューチャーは、特定の製造プロセスやサプライチェーンにおける構造的なコスト優位性を持っているとは考えられません。同社の競争力は、技術力、ソリューションの質、顧客対応力にあり、コストリーダーシップによるものではありません。

規模の経済2/5

フューチャーは、ITサービス業界において一定の規模と実績を有しており、大手企業向けのプロジェクト遂行能力や、多様な業界への対応力を持っています。しかし、業界全体を寡占するほどの圧倒的な規模の経済性や、最適化された少数寡占市場を形成しているとは言えません。競合他社も多数存在します。

競合との比較優位

強気シナリオ

DX需要の高まりによるシステム開発・運用保守案件の増加

長年の顧客との関係性に基づく継続的な受注とクロスセル・アップセル

M&Aによる事業領域の拡大とシナジー効果の発揮

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による価格競争の激化と利益率の低下

技術革新への対応遅れによる陳腐化リスク

主要顧客の業績悪化やIT投資抑制の影響

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

フューチャーへの投資が失敗するシナリオは、同社が長年培ってきた顧客との関係性、すなわちスイッチング・コストの優位性が失われることにあります。これは、競合他社がより低価格で同等以上のサービスを提供できるようになるか、あるいはフューチャーの提供するソリューションが陳腐化し、顧客が容易に乗り換えを検討できるようになる場合に起こり得ます。特に、クラウドネイティブな技術やAIを活用した新しいソリューションの登場により、既存システムの価値が相対的に低下し、顧客が新たなベンダーへの移行コストを許容するようになるリスクが考えられます。また、フューチャーの技術者が他社へ流出し、顧客へのサポート体制が弱体化することも、スイッチング・コストの低下につながる可能性があります。さらに、顧客企業自身の事業環境が激変し、IT投資そのものが縮小する事態も、フューチャーの優位性を揺るがす要因となり得ます。

5年後のモート予測

強気

DX需要の拡大と既存顧客基盤の強固さを背景に、システム開発・保守案件が安定的に増加。M&Aも奏功し、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。

中立

DX需要は継続するものの、価格競争の激化や一部顧客の投資抑制により、成長率は緩やかに推移。既存事業の維持・拡大に注力する。

弱気

競合の台頭や技術革新への対応遅れにより、既存顧客の離反や新規案件の獲得が困難になる。収益性は悪化し、成長が鈍化する。

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が フューチャー の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →