パーク24(4666)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,944 | 215 | 140 | 125 | 19.1 | 95.8 | 65.0 | 47.7 |
| FY2017 | 2,330 | 205 | 134 | -345 | 17.1 | 91.7 | 70.0 | 30.5 |
| FY2018 | 2,985 | 225 | 139 | 104 | 14.6 | 91.9 | 70.0 | 33.3 |
| FY2019 | 3,174 | 223 | 123 | -38 | 13.6 | 79.8 | 70.0 | 30.8 |
| FY2020 | 2,689 | -147 | -467 | 176 | -149.8 | -302.0 | 0.0 | 10.5 |
| FY2021 | 2,511 | -80 | -117 | 225 | -70.9 | -75.5 | 0.0 | 5.1 |
| FY2022 | 2,903 | 207 | 25 | 120 | 6.2 | 15.2 | 0.0 | 13.0 |
| FY2023 | 3,301 | 320 | 175 | 225 | 30.0 | 102.9 | 0.0 | 18.9 |
| FY2024 | 3,709 | 387 | 186 | 166 | 23.8 | 109.2 | 5.0 | 26.4 |
| FY2025 | 4,062 | 376 | 159 | 168 | 16.2 | 93.3 | 30.0 | 27.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:11/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
パーク24のブランド力は、タイムズ(Times)駐車場ブランドとして一定の認知度を持つ。しかし、特許や独自IPによる明確な競争優位性は見出しにくい。新規参入障壁となるような強力な無形資産は限定的。
タイムズの駐車場利用者は、利便性や料金体系で他の駐車場サービスへの乗り換えを検討する可能性がある。ただし、特定の地域や時間帯での「タイムズ」の優位性(例:駅近、長時間割引)が乗り換えコストをわずかに発生させる。
駐車場事業において、利用者数が増えることでサービス価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に存在しない。
パーク24は、土地の長期借上げや駐車場機器の効率的な運用、大規模な駐車場ネットワークによるスケールメリットを活かしたコスト管理を行っている。これにより、同業他社と比較して一定のコスト競争力を維持している可能性がある。
パーク24は、日本国内で最大級の駐車場ネットワークを構築しており、圧倒的な規模を誇る。この規模は、土地確保、機器調達、管理運営における効率性を高め、競合他社が容易に追随できない優位性を確立している。特に都市部での優位性は大きい。
競合との比較優位
強気シナリオ
国内駐車場事業における圧倒的な規模の維持・拡大
MaaSやカーシェアリング等、新たなモビリティサービスとの連携強化による収益源多様化
海外市場での積極的な事業展開による成長機会の獲得
弱気シナリオ(モート侵食)
自動運転技術の普及による駐車場需要の変化
競合他社による攻勢や、新たな駐車場サービス事業者の参入
不動産市況の悪化や金利上昇による土地コストの増加
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
パーク24の投資が失敗するには、まず国内の駐車場市場が飽和し、新規出店による規模拡大が不可能になる必要がある。さらに、競合他社がパーク24の持つ土地確保力や運営ノウハウを凌駕するような革新的なビジネスモデル(例:AIを活用した無人運営、地域住民との連携による新たな駐車スペース活用法)を確立し、パーク24のコスト優位性を破壊することが求められる。加えて、カーシェアリングやMaaSといった新しいモビリティサービスが、従来の駐車場利用を代替するほど急速に普及し、パーク24の既存事業の収益性を低下させるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、パーク24の現在の競争優位性は失われるだろう。
5年後のモート予測
国内駐車場事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、海外展開やモビリティサービス連携で成長。規模の経済を活かし、効率的な事業運営を継続し、緩やかながらも着実な増収増益を目指す。
国内駐車場事業は成熟期に入るも、堅調に推移。新規事業や海外展開は限定的な成長に留まる。コスト管理を徹底し、安定的なキャッシュフローを維持する。
国内駐車場事業の成長が鈍化し、競合激化により収益性が悪化。新規事業の立ち上げも遅れ、海外展開も苦戦。規模の経済が維持できず、収益性が低下するリスクがある。