4613

関西ペイント(4613)に経済的な堀はあるか

化学 素材・化学

株価

現在株価
2,873
2026-09-01
52週高値
2,408
52週安値
2,269
時価総額
4,685 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 3,302 353 242 -679 8.2 93.2 22.0 46.9
FY2018 4,020 358 177 -2 5.5 68.8 27.0 45.8
FY2019 4,274 323 174 182 5.4 67.7 30.0 46.2
FY2020 4,069 315 185 183 5.8 71.9 30.0 49.4
FY2021 3,646 312 200 421 5.9 77.9 30.0 47.3
FY2022 4,192 301 265 134 7.1 103.2 30.0 53.3
FY2023 5,091 321 252 396 7.1 104.6 30.0 43.8
FY2024 5,623 516 671 580 17.6 299.2 40.0 44.9
FY2025 5,888 521 383 -42 10.9 202.0 50.0 35.9
FY2026 5,898 497 316 256 8.3 179.7 110.0 37.4

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:12/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産3/5

長年にわたり培われた塗料技術と、自動車・建築分野におけるブランド力は無形資産として機能。特に、海外の自動車メーカーとの取引実績や、建築用塗料における高い認知度は競争優位の源泉となっている。

スイッチングコスト3/5

自動車メーカーや建設会社は、塗料の品質、供給安定性、コストを総合的に評価してサプライヤーを選定。一度採用された塗料は、性能評価や生産ラインへの適合確認に時間を要するため、切り替えには一定のスイッチングコストが発生する。

ネットワーク効果0/5

塗料業界において、ユーザー数の増加が直接的に製品価値を高めるネットワーク効果は限定的である。

コスト優位2/5

原材料価格の変動や、グローバルな調達網の構築・維持はコスト管理の難しさを示す。ただし、一定規模の生産能力と効率的なサプライチェーンは、コスト競争力に寄与する可能性がある。

規模の経済4/5

グローバルに事業を展開し、世界第3位の売上高を誇る。特にアジア市場での強固な地位は、規模の経済による効率的な生産・販売体制を構築していることを示唆する。

競合との比較優位

強気シナリオ

アジアを中心とした新興国市場での需要拡大による売上・利益の増加

高機能・高付加価値製品の開発・投入による単価上昇と利益率改善

M&Aによる事業領域の拡大とシナジー効果の発現

弱気シナリオ(モート侵食)

新興国市場の景気減速や政治的不安定性による需要の低迷

原材料価格の高騰が継続し、収益性を圧迫

競合他社による革新的な技術開発や低価格攻勢への対応遅れ

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

関西ペイントの競争優位性が失われるシナリオを考える。まず、グローバルな規模の経済が崩壊する状況としては、主要市場における大幅な需要縮小や、サプライチェーンの分断が挙げられる。例えば、地政学リスクの高まりにより、グローバルな生産・販売網の維持が困難になり、地域ごとのコスト競争力が低下するケースだ。また、無形資産であるブランド力や技術力が陳腐化する可能性もある。競合他社が、環境規制に対応した革新的な塗料や、より低コストで同等以上の性能を持つ製品を開発し、関西ペイントの優位性を覆すような事態が考えられる。さらに、主要顧客である自動車メーカーや建設会社の事業環境が悪化し、塗料への投資意欲が減退することも、関西ペイントの業績に直接的な打撃を与えるだろう。

5年後のモート予測

強気

アジア市場の堅調な需要と高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに年率5%以上の成長を達成。グローバルでのプレゼンスをさらに強化する。

中立

アジア市場の成長は鈍化するものの、既存事業の安定的な収益基盤を維持。年率2-3%程度の緩やかな成長を見込む。

弱気

新興国市場の不振と原材料価格高騰により、売上・利益ともに横ばいか微減。競争環境の激化により、市場シェアの低下も懸念される。

直近の適時開示

同業他社

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