THECOO(4255)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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6年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2021 | 35 | -1 | -1 | 1 | -6.4 | -59.8 | 0.0 | 52.6 |
| FY2022 | 43 | -2 | -5 | -2 | -41.1 | -237.4 | 0.0 | 39.5 |
| FY2023 | 38 | -5 | -8 | -3 | -180.6 | -368.4 | 0.0 | 17.9 |
| FY2024 | 43 | -1 | -1 | 1 | -19.5 | -33.3 | 0.0 | 13.3 |
| FY2025 | 48 | 2 | 2 | 4 | 32.2 | 83.3 | 0.0 | 16.1 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 0.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
公開されている情報からは、強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPなどの無形資産に関する具体的な根拠は見当たりません。
同社が提供するSaaS型従業員エンゲージメントプラットフォームは、導入に一定の工数がかかるため、顧客が他社サービスへ乗り換える際には、データ移行や再設定の手間が生じ、限定的なスイッチングコストが発生する可能性があります。
現時点では、ユーザー数の増加がサービス価値を直接的に高めるようなネットワーク効果が顕著に現れている証拠はありません。
同社のビジネスモデルにおいて、構造的に競合他社よりも低コストで製品やサービスを提供できるような優位性は見受けられません。
情報通信業の中でも、同社は特定のニッチ市場に特化している可能性があり、業界全体の規模に対して最適な少数寡占を形成しているとは言えません。今後の成長次第で変化する可能性はあります。
競合との比較優位
強気シナリオ
従業員エンゲージメントの重要性向上による市場拡大
プラットフォーム機能拡充による顧客単価上昇
新規顧客獲得による緩やかなネットワーク効果の創出
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の低価格攻勢や高機能化
顧客企業のエンゲージメント施策予算の削減
プラットフォーム導入・運用の複雑化による解約率の上昇
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、従業員エンゲージメントという概念自体が陳腐化するか、企業がその重要性を軽視するようになる必要があるでしょう。また、同社が提供するプラットフォームが、競合他社のより安価で高機能な代替サービスに駆逐される、あるいは、顧客企業が自社で同様の機能を内製化するようになるシナリオも考えられます。さらに、従業員エンゲージメントのデータが、プライバシー規制の強化や、データ活用の難しさから、企業にとって価値を失う可能性も否定できません。これらの要因が複合的に作用し、同社のプラットフォームの優位性が失われ、収益性が悪化することが、この投資の失敗を意味するでしょう。
5年後のモート予測
従業員エンゲージメント市場の成長とプラットフォームの機能強化により、顧客基盤拡大と単価上昇が進み、売上高・利益ともに堅調に成長する。
市場の成長に沿った緩やかな売上拡大が見込まれるが、競合との価格競争や機能開発競争により、利益成長は限定的となる。
競合の台頭や顧客ニーズの変化により、市場シェアを奪われ、プラットフォームの陳腐化が進む。売上・利益ともに低迷する。