4218

ニチバン(4218)に経済的な堀はあるか

化学 素材・化学

株価

現在株価
1,974
2026-09-01
52週高値
1,900
52週安値
1,851
時価総額
385 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 441 41 31 -15 10.1 75.0 18.0 54.8
FY2018 462 44 31 -18 9.4 151.2 40.0 54.8
FY2019 474 37 32 8 8.8 154.1 38.0 60.5
FY2020 441 30 18 44 4.7 84.5 33.0 62.3
FY2021 415 20 14 28 3.5 65.2 30.0 62.2
FY2022 431 25 18 12 4.6 87.3 30.0 60.5
FY2023 456 16 24 18 5.8 114.7 35.0 58.7
FY2024 469 21 18 -5 4.4 89.0 35.0 61.3
FY2025 495 26 20 20 4.5 96.3 35.0 63.9
FY2026 505 23 17 3 3.7 81.2 40.0 65.9

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:7/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産2/5

「ニチバン」ブランドは一般用医薬品・衛生用品分野で認知度が高い。特に「ばんそうこう」の代名詞的存在であり、長年の信頼が蓄積されている。しかし、特許や独占的IPによる明確な競争優位性は限定的。

スイッチングコスト2/5

一般用医薬品・衛生用品は、価格や利便性で選ばれることが多く、顧客のスイッチング・コストは低い。ただし、長年のブランドロイヤリティや使い慣れた製品からの乗り換えには一定の心理的ハードルが存在する。

ネットワーク効果0/5

同社の製品はBtoCおよびBtoBで利用されるが、ユーザー数の増加が製品価値を直接高めるネットワーク効果は観察されない。

コスト優位1/5

化学メーカーとしての生産効率や調達力は一定程度存在するが、競合他社と比較して構造的なコスト優位性を示す明確な証拠はない。規模の経済による恩恵は限定的。

規模の経済2/5

一般用医薬品・衛生用品市場において一定のシェアを持つが、グローバルな化学メーカーと比較すると規模は小さく、業界全体を代表するような寡占状態にはない。国内市場での一定の地位は確保。

競合との比較優位

強気シナリオ

「ニチバン」ブランドのさらなる強化と高付加価値製品へのシフト

海外市場でのブランド浸透と販売網拡大

M&Aによる事業領域の拡大とシナジー創出

弱気シナリオ(モート侵食)

新興メーカーやPB商品の台頭による価格競争の激化

代替素材や技術の登場による既存製品の陳腐化

少子高齢化による国内市場の縮小と成長鈍化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ニチバンの投資が失敗するには、同社が長年培ってきた「ニチバン」ブランドの価値が、消費者の嗜好の変化や競合の攻勢によって急速に失われる必要がある。具体的には、より安価で機能性の高い代替品が市場に溢れ、消費者がブランドに価値を見出さなくなる状況が考えられる。また、既存の流通チャネルが機能不全に陥り、新たな販売網の構築に失敗することも、同社の競争優位性を根底から覆す要因となりうる。さらに、技術革新の波に乗り遅れ、製品開発力が低下し、競合に後れを取ることも、持続的な成長を阻害する。

5年後のモート予測

強気

ブランド力とニッチ市場での強みを活かし、高付加価値製品へのシフトや海外展開を推進。安定的な収益基盤を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。

中立

国内市場での競争激化と人口動態の変化に対応しつつ、既存事業の効率化と新製品開発で緩やかな成長を維持。ブランド力による一定の価格維持能力を保つ。

弱気

価格競争の激化や代替品の普及により、主力製品の収益性が低下。海外展開も進まず、国内市場の縮小も相まって、業績が低迷するリスク。

直近の適時開示

同業他社

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