4194

ビジョナル(4194)に経済的な堀はあるか

情報・通信業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
9,303
2026-09-01
52週高値
8,065
52週安値
7,409
時価総額
3,373 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

6年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2021 287 24 14 43 6.3 43.4 0.0 64.2
FY2022 440 83 59 57 20.4 160.9 0.0 62.8
FY2023 563 132 99 102 25.4 256.8 0.0 67.4
FY2024 661 178 130 167 24.8 330.7 0.0 68.3
FY2025 802 214 160 159 23.5 400.8 0.0 70.5
FY2026 0.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
●●●●○
4/5
コスト優位
○○○○○
0/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:12/25 主要モート:ネットワーク効果 持続性:判定中

無形資産3/5

ビジョナルは「ビズリーチ」「M&Aクラウド」など、特定のニッチ市場で高いブランド認知度と専門性を確立している。特に、即戦力人材向けスカウト型転職サイト「ビズリーチ」は、質の高い求職者と企業を集めることで、独自の地位を築いている。これは無形資産としてのブランド価値と、プラットフォームとしてのIP(知的財産)と見なせる。

スイッチングコスト3/5

「ビズリーチ」では、求職者は自身の経歴やスキルを登録し、企業からのスカウトを待つ。一度登録した情報は、他の類似サービスへの移行に手間がかかる可能性がある。また、企業側も採用活動における「ビズリーチ」への投資やノウハウ蓄積があるため、安易な乗り換えは採用効率の低下リスクを伴う。

ネットワーク効果4/5

「ビズリーチ」は、質の高い求職者が集まることで、より多くの企業を引きつけ、結果としてさらに質の高い求人情報が集まるという正のネットワーク効果が働く。求職者と企業双方にとって魅力的なプラットフォームとなることで、その価値が増幅される。

コスト優位0/5

情報通信業であり、特定の技術やインフラによる圧倒的なコスト優位性は見られない。サービス提供における固定費や変動費は存在するが、競合と比較して構造的に低いとは言えない。

規模の経済2/5

「ビズリーチ」は国内の転職市場において一定のシェアを持つが、業界全体で見ると、大手総合転職サイトや個別企業の採用活動など、多様なチャネルが存在する。特定のニッチ市場では強いが、業界全体を支配するほどの規模の経済性はまだ限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

「ビズリーチ」のネットワーク効果がさらに強化され、人材紹介市場における支配力を拡大する。

M&A関連サービス(M&Aクラウド等)の成長が加速し、新たな収益の柱となる。

新規事業(例:クラウド労務ソフト「クラウドサイボウズ」)が成功し、事業ポートフォリオが多様化する。

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社が、より魅力的な条件や機能を持つ類似サービスを投入し、ネットワーク効果が弱まる。

景気後退により、企業の採用意欲が減退し、人材紹介市場全体が縮小する。

個人情報保護規制の強化や、プラットフォームへの信頼失墜リスクが発生する。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ビジョナルの投資が失敗するには、まず「ビズリーチ」を中心としたプラットフォームのネットワーク効果が崩壊する必要がある。これは、競合がより優れたユーザー体験や、求職者・企業双方にとって魅力的なインセンティブを提供し、ユーザーがビジョナルから離れることで起こりうる。例えば、特定の業界に特化した高機能なスカウトサービスが登場し、求職者側が「ビズリーチ」よりも効率的に希望の求人を見つけられるようになると、プラットフォームの価値は低下する。また、個人情報漏洩などのセキュリティインシデントが発生し、ユーザーの信頼を失うこともネットワーク効果の崩壊に繋がる。さらに、M&A関連事業や新規事業が期待通りの成長を遂げられず、既存事業の収益性を圧迫するような過剰な投資が続けば、全体としての成長ストーリーが破綻する可能性もある。

5年後のモート予測

強気

「ビズリーチ」のネットワーク効果が盤石となり、人材紹介市場での優位性を確立。M&A関連事業も成長し、高成長を維持する。

中立

「ビズリーチ」は堅調に推移するが、競合の台頭により成長率は鈍化。新規事業の貢献は限定的。

弱気

景気後退や競合激化により、「ビズリーチ」の成長が鈍化。新規事業も軌道に乗らず、収益性が悪化する。

同業他社

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