3932

アカツキ(3932)に経済的な堀はあるか

情報・通信業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
3,985
2026-09-01
52週高値
3,390
52週安値
2,931
時価総額
419 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 115 48 33 21 31.3 243.1 0.0 64.7
FY2018 219 105 61 55 36.4 445.2 10.0 58.7
FY2019 281 136 79 4 33.1 567.7 50.0 62.7
FY2020 320 111 66 26 21.9 476.3 30.0 71.3
FY2021 311 113 63 52 17.7 453.9 70.0 77.6
FY2022 263 74 52 18 13.6 381.6 80.0 82.9
FY2023 243 57 13 62 3.5 99.0 80.0 72.7
FY2024 240 27 13 -2 3.2 104.0 80.0 76.8
FY2025 237 39 16 24 4.0 114.2 95.0 75.3
FY2026 259 74 57 -6 12.5 392.0 115.0 72.3

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
●○○○○
1/5
コスト優位
○○○○○
0/5
効率規模
●○○○○
1/5

総合スコア:4/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産1/5

アカツキは「世界で最も心を動かすリミットレス・クリエイター」をビジョンに掲げ、IP創出に注力している。特に「八月のシンデレラナイン」や「ロマンシング サ・ガ リユニバース」などの自社IPタイトルは一定の評価を得ているが、グローバルで圧倒的なブランド力を持つIPホルダーと比較すると、無形資産としての強固さはまだ発展途上と言える。

スイッチングコスト1/5

同社のゲームは、一度プレイを開始し、キャラクター育成やアイテム収集を進めたプレイヤーが、他のゲームに移行する際の心理的・時間的コストは存在する。しかし、ゲームジャンルが多岐にわたり、プレイヤーの嗜好も細分化されているため、特定のゲームへの強い囲い込み効果は限定的である。

ネットワーク効果1/5

一部のゲームタイトルでは、プレイヤー間のコミュニケーション機能や協力プレイ要素が存在し、プレイヤー数が増えることでゲーム体験が向上する側面はある。しかし、全体として強力なネットワーク効果が働き、競合優位性を確立するほどの規模や相互依存性は見られない。

コスト優位0/5

ゲーム開発・運営においては、開発費や人件費、マーケティング費用などが主要なコストとなる。同社が構造的に競合他社よりも低コストで開発・運営できる優位性は見当たらない。

規模の経済1/5

モバイルゲーム市場は競争が激しく、多くのプレイヤーが存在する。同社は一定の規模を持つ企業ではあるが、市場全体から見ると、効率的な規模の経済を享受できるほどの圧倒的なシェアや、寡占的な地位を確立しているとは言えない。

競合との比較優位

強気シナリオ

自社IPのグローバル展開成功によるブランド価値向上

新規ヒットタイトルの継続的な創出とIPポートフォリオの拡充

メタバースやWeb3といった新規領域での成功

弱気シナリオ(モート侵食)

新規ヒットタイトルの創出失敗による収益の伸び悩み

既存IPの陳腐化や競合タイトルの台頭によるシェア低下

開発コストの増加や人材流出による収益性悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

アカツキへの投資が失敗するには、同社が「世界で最も心を動かすリミットレス・クリエイター」というビジョンを達成できず、IP創出能力が枯渇することが真実でなければならない。具体的には、主力タイトルが急速にユーザー離れを起こし、新規開発ラインもヒットに繋がらず、IPのライフサイクル管理も失敗するシナリオである。また、ゲーム業界全体の競争激化により、開発費の高騰や優秀なクリエイターの獲得競争が激化し、収益性が著しく悪化することも考えられる。さらに、メタバースやWeb3といった新しい技術トレンドへの適応に失敗し、時代の流れに取り残される可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用し、同社の持続的な成長を阻害することが、この投資の失敗に繋がるだろう。

5年後のモート予測

強気

自社IPのグローバル展開と新規ヒットにより、売上・利益ともに大幅に成長。IPポートフォリオが強化され、持続的な成長基盤が確立される。

中立

既存IPの安定的な収益と、新規タイトルによる緩やかな成長。市場環境の変化に対応しつつ、堅実な業績推移を維持する。

弱気

新規ヒット創出に苦戦し、既存IPの競争力も低下。開発コストの増加も重なり、収益性が悪化。市場シェアも縮小する。

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が アカツキ の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →