エコミック(3802)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 10 | 1 | 1 | 1 | 13.4 | 44.6 | 16.0 | 84.9 |
| FY2018 | 10 | 1 | 1 | -0 | 9.7 | 34.6 | 8.0 | 89.6 |
| FY2019 | 11 | 1 | 1 | 1 | 12.1 | 47.9 | 8.0 | 86.4 |
| FY2020 | 13 | 1 | 1 | 2 | 14.0 | 61.2 | 10.0 | 76.9 |
| FY2021 | 16 | 2 | 1 | -1 | 10.0 | 27.2 | 12.0 | 90.9 |
| FY2022 | 18 | 2 | 1 | 1 | 9.9 | 29.9 | 6.0 | 84.9 |
| FY2023 | 22 | 2 | 2 | 3 | 13.1 | 44.7 | 8.0 | 75.7 |
| FY2024 | 22 | 2 | 1 | 1 | 7.0 | 32.9 | 12.0 | 86.2 |
| FY2025 | 21 | 0 | 0 | 0 | 2.4 | 9.2 | 13.0 | 91.4 |
| FY2026 | 23 | 2 | 1 | 3 | 8.0 | 24.3 | 13.0 | 83.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:none 持続性:判定中
開示情報からは、特許、ブランド力、規制ライセンスなどの具体的な無形資産に関する情報は確認できない。事業内容も汎用的なシステム開発・販売が中心であり、独自の強力な無形資産の存在は示唆されていない。
顧客の基幹業務システムを開発・提供しているため、システム更改には一定のコストと時間がかかる。しかし、特定の技術やプラットフォームへのロックインが強く示唆される情報はなく、乗り換えの障壁は限定的と考えられる。
事業内容にネットワーク効果を直接的に生み出す要素は見られない。プラットフォームやサービスを通じてユーザーが増えることで価値が増幅するようなビジネスモデルではない。
情報通信業におけるシステム開発・販売事業であり、構造的なコスト優位性を確立している証拠はない。価格競争力や効率的な生産体制に関する具体的な情報は開示されていない。
特定の業界や業務に特化したソリューションを提供している可能性はあるが、業界全体を支配するような規模の経済性や寡占的な地位を確立しているとは考えにくい。競合他社も多数存在すると推測される。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定の業界における深い知見と実績を活かした、顧客のDX推進支援による継続的な受注獲得
クラウド移行やSaaS型サービスへの展開による、ストック収益の拡大と収益基盤の安定化
M&Aによる事業領域の拡大や技術力の獲得による、新たな成長機会の創出
弱気シナリオ(モート侵食)
技術革新への対応遅れや、より安価で高機能な競合サービスの台頭による競争力低下
主要顧客の業績悪化やシステム投資抑制による、受注の減少と収益性の悪化
優秀なエンジニアの採用・定着難による、開発力・技術力の低下とサービス品質の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
エコミックの投資が失敗するには、同社が持つ(あるいは今後獲得する)競争優位性が、想定よりも早く失われる必要がある。例えば、顧客がシステム更改を決定する際のスイッチングコストが、予想以上に低いことが判明した場合。あるいは、競合他社がより革新的な技術や低コストなソリューションを投入し、エコミックの既存顧客基盤を急速に侵食し始めた場合。さらに、同社が注力する特定の業界や技術分野において、急速な陳腐化が起こり、同社の提供するサービスが市場から求められなくなるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と成長性が持続的に低下することが、投資の失敗につながる。
5年後のモート予測
DX需要の高まりを背景に、特定業界向けソリューションの拡販とクラウド移行支援により、売上・利益ともに安定的な成長を続ける。新規顧客獲得も順調に進む。
既存顧客との関係を維持しつつ、緩やかな成長を続ける。新規事業への投資は限定的で、収益性は現状維持程度に留まる。
技術革新への対応遅れや競合激化により、既存事業の収益性が低下。新規顧客獲得も伸び悩み、売上・利益ともに減少傾向となる。