コロプラ(3668)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 847 | 319 | 207 | 126 | 33.3 | 166.9 | 17.0 | 86.0 |
| FY2017 | 522 | 129 | 87 | 4 | 12.5 | 69.3 | 21.0 | 91.5 |
| FY2018 | 458 | 70 | 42 | 114 | 5.9 | 33.1 | 17.0 | 91.4 |
| FY2019 | 389 | 30 | 11 | -27 | 1.5 | 8.4 | 17.0 | 92.9 |
| FY2020 | 451 | 123 | 80 | 124 | 10.5 | 62.5 | 25.0 | 88.3 |
| FY2021 | 371 | 63 | 30 | -137 | 4.0 | 23.8 | 20.0 | 93.7 |
| FY2022 | 325 | 43 | 24 | 30 | 3.2 | 18.8 | 20.0 | 91.9 |
| FY2023 | 309 | 29 | 19 | 94 | 2.5 | 14.8 | 20.0 | 93.3 |
| FY2024 | 260 | -12 | -19 | -79 | -2.6 | -14.6 | 20.0 | 89.4 |
| FY2025 | 259 | 10 | -3 | -6 | -0.4 | -2.4 | 20.0 | 91.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
「白猫プロジェクト」などのIPは一定の知名度を持つが、ゲーム業界はIPの陳腐化が早く、継続的なヒット創出が不可欠。新規IP開発や既存IPの多角展開は道半ばであり、強力な無形資産としての地位はまだ確立されていない。
ゲームアプリはアンインストールが容易であり、ユーザーの乗り換え障壁は低い。一部のゲーム内資産や課金履歴は引き継げないものの、それが決定的な乗り換え抑制要因とはなりにくい。
一部のゲームタイトルでは、フレンド機能や協力プレイを通じて緩やかなネットワーク効果が見られるが、プラットフォーム全体に及ぶような強力なネットワーク効果は限定的。ユーザー数の増加が直接的なゲーム体験価値の向上に繋がる構造ではない。
ゲーム開発・運営には一定のコストがかかり、他社との構造的なコスト優位性は見られない。特に、大手プラットフォーマーや開発力のある競合他社との比較では、コスト面での優位性は発揮しにくい。
モバイルゲーム市場は競争が激しく、多数のプレイヤーが存在する。コロプラは一定の規模を持つものの、市場全体を支配するような寡占状態にはなく、効率規模の優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
「白猫プロジェクト」などの主力IPの継続的なアップデートとイベントによるユーザーエンゲージメント維持
新規IPの成功や、既存IPの他メディア展開(アニメ、グッズ等)による収益源の多様化
メタバースやWeb3といった新規分野への技術投資と、それが将来的な収益に結びつく可能性
弱気シナリオ(モート侵食)
主力ゲームのユーザー離れや、新規ゲームのヒットが出ないことによる収益の急激な悪化
IPの陳腐化や、競合他社の強力なIP戦略に対する競争力の低下
メタバースやWeb3分野への投資が先行し、期待通りの収益化に至らないリスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
コロプラの投資が失敗するには、同社が持つIPの価値が急速に失われ、新規IP開発も市場のニーズを捉えきれず、既存のゲームタイトルが競合の攻勢に耐えられずユーザーを失うシナリオが考えられる。また、モバイルゲーム市場全体が成熟し、新たな収益の柱が見いだせないまま、開発・マーケティングコストだけが増大し、収益性が悪化する可能性もある。さらに、メタバースやWeb3といった新たな技術トレンドへの適応に失敗し、先行投資が無駄に終わることも、同社の成長性を大きく損なう要因となりうる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の競争優位性は失われ、投資としての魅力は低下するだろう。
5年後のモート予測
主力IPの安定的な収益基盤と、新規IP・新規事業の成功により、売上・利益ともに堅調に成長。特にメタバース関連事業が軌道に乗れば、新たな成長ドライバーとなる。
既存IPの緩やかな衰退を、新規ゲームや一部新規事業でカバー。売上・利益は横ばい傾向で推移するが、大きな成長は見込めない。
主力IPの急速なユーザー離れと、新規事業の不振により、売上・利益ともに大幅に減少。開発・マーケティング費用の負担が重くのしかかる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 489億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 93.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 25.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.64倍 |
合格数:3/7 部分的合格