エイチームホールディングス(3662)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 230 | 22 | 13 | 12 | 25.5 | 68.6 | 12.5 | 51.9 |
| FY2017 | 346 | 41 | 26 | 22 | 34.6 | 136.5 | 27.0 | 56.0 |
| FY2018 | 377 | 47 | 33 | 5 | 28.4 | 170.4 | 32.5 | 69.3 |
| FY2019 | 372 | 28 | 15 | 16 | 11.8 | 75.5 | 16.0 | 71.9 |
| FY2020 | 317 | 13 | -5 | 1 | -4.4 | -26.6 | 16.0 | 72.5 |
| FY2021 | 313 | 7 | 9 | 9 | 7.6 | 45.1 | 16.0 | 73.0 |
| FY2022 | 318 | -3 | -13 | 0 | -13.5 | -71.7 | 16.0 | 66.9 |
| FY2023 | 276 | 5 | 1 | 11 | 1.5 | 7.7 | 16.0 | 70.0 |
| FY2024 | 239 | 6 | 10 | -2 | 9.3 | 51.4 | 22.0 | 62.9 |
| FY2025 | 239 | 8 | 10 | 20 | 11.3 | 55.8 | 22.0 | 59.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
「ユニゾンリーグ」や「ヴァルキリーコネクト」などの自社IPタイトルは一定のブランド力を持つが、グローバルなメガヒットIPと比較すると限定的。新規IP創出や既存IPの多角展開は今後の課題。
ゲームアプリは、一度プレイを開始するとデータや課金履歴の移行が煩雑になる場合がある。しかし、他の魅力的なゲームへの乗り換え障壁は低く、スイッチング・コストは限定的。
一部のゲームタイトルでは、プレイヤー間の交流や協力プレイがゲーム体験の質を高める要素となり得る。しかし、ユーザー数の増加が直接的にゲームの価値を指数関数的に高めるほどの強力なネットワーク効果は確認できない。
ゲーム開発・運営におけるコスト優位性は特筆すべき点はない。競合他社と比較して構造的に低コストで開発・提供できる強みは確認できない。
モバイルゲーム市場は競争が激しく、大手プラットフォーマーやグローバル企業と比較すると、エイチーム単独での規模の経済による優位性は限定的。特定のジャンルに特化することで効率化を図る余地はある。
競合との比較優位
強気シナリオ
主力IPの継続的なアップデートと新規IPの成功による収益拡大
海外市場での更なる展開とユーザーベースの拡大
ゲーム以外の事業(EC支援など)の成長による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
主力ゲームのユーザー離れと収益の低下
新規IP開発の失敗や市場投入の遅延
競合他社の強力なIPや新規タイトルによる市場シェアの奪取
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
エイチームホールディングスが長期的な競争優位性を失うシナリオは、まず主力ゲームIPの陳腐化が急速に進み、新規IP開発も市場のニーズを捉えきれず失敗が続く状況である。さらに、グローバル展開においても、ローカライズの遅れや現地の文化・嗜好に合わないコンテンツ提供により、期待したほどのユーザー獲得や収益化が進まない。競合他社が、より革新的なゲームシステムや強力なIP、あるいは低コストでの開発・運営体制を確立し、市場シェアを急速に拡大していく中で、エイチームがその変化に対応できず、技術的・クリエイティブな面で後塵を拝することになる。結果として、優秀な人材が流出し、開発力やマーケティング力が低下し、悪循環に陥る。
5年後のモート予測
主力IPの継続的な成長と海外展開の成功、新規IPのヒットにより、売上高・利益ともに大幅に増加する。
既存IPの安定的な収益基盤を維持しつつ、新規IPや他事業の成長が緩やかに進み、売上高・利益は微増または横ばいで推移する。
主力IPの衰退が顕著になり、新規IP開発も失敗が続き、売上高・利益ともに減少傾向となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 185億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 59.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 17.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.05倍 |
合格数:2/7 部分的合格