アイスタイル(3660)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 143 | 18 | 13 | -3 | 22.4 | 22.1 | 0.5 | 58.4 |
| FY2017 | 189 | 15 | 11 | -26 | 9.8 | 18.5 | 0.5 | 59.4 |
| FY2018 | 285 | 21 | 12 | -20 | 9.9 | 18.6 | 0.5 | 53.0 |
| FY2019 | 322 | 5 | -5 | -39 | -4.8 | -8.1 | 0.0 | 47.1 |
| FY2020 | 306 | -23 | -50 | -26 | -92.7 | -76.9 | 0.0 | 21.5 |
| FY2021 | 310 | -6 | 4 | 19 | 4.7 | 5.5 | 0.0 | 35.5 |
| FY2022 | 344 | -5 | -6 | -3 | -6.6 | -8.0 | 0.0 | 38.1 |
| FY2023 | 429 | 8 | 3 | 17 | 2.6 | 3.7 | 0.0 | 41.6 |
| FY2024 | 561 | 19 | 12 | -12 | 10.0 | 15.7 | 0.0 | 39.0 |
| FY2025 | 688 | 32 | 23 | 5 | 13.7 | 29.0 | 1.0 | 46.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:ネットワーク効果 持続性:判定中
「@cosme」という強力な口コミプラットフォームを運営。ブランド認知度は高いが、特許や規制ライセンスによる独占性は限定的。新規参入者への参入障壁としては機能しうるが、絶対的なものではない。
ユーザーは@cosmeに口コミを投稿・閲覧することで、情報収集や共有の利便性を享受している。しかし、他の美容系プラットフォームへの乗り換えコストは低く、情報収集先を分散させることも容易。
「@cosme」の口コミ数とユーザー数の増加が、プラットフォームの価値を高めるネットワーク効果を持つ。多くのユーザーが集まることで、より多くの口コミが集まり、新規ユーザーを引きつける好循環が期待できる。
情報プラットフォーム事業であり、構造的なコスト優位性は見られない。競合他社との差別化は主にサービス内容やブランド力に依存する。
国内最大級の美容プラットフォームとしての規模を持つが、グローバル展開や他業種へのスケールメリットは限定的。業界全体が成熟するにつれて、規模の優位性は相対的に低下する可能性。
競合との比較優位
強気シナリオ
「@cosme」のブランド力とネットワーク効果のさらなる強化
EC事業との連携強化による収益源の多様化と成長
海外市場への展開加速によるグローバルなプレゼンス向上
弱気シナリオ(モート侵食)
競合プラットフォームの台頭によるユーザー流出
口コミの信頼性低下や炎上リスクによるブランドイメージ毀損
EC事業の不振や海外展開の失敗による成長鈍化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、まず「@cosme」の持つネットワーク効果が崩壊する必要がある。これは、競合他社がより魅力的なインセンティブや機能を提供し、ユーザーが大規模にプラットフォームを移行するシナリオで起こりうる。また、口コミの信頼性が失墜し、プラットフォームとしての価値が著しく低下することも考えられる。さらに、同社が注力するEC事業や海外展開が、予想に反して全く軌道に乗らず、既存事業の成長も鈍化し、結果として企業全体の競争力が失われる可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、現在の優位性は失われ、投資は失敗に終わるだろう。
5年後のモート予測
「@cosme」のネットワーク効果がさらに強固になり、EC事業とのシナジーで収益が拡大。海外展開も成功し、グローバルな美容プラットフォームとしての地位を確立する。
「@cosme」の国内での優位性は維持されるが、成長は緩やかになる。EC事業は堅調に推移するものの、大きなブレークスルーは見られない。海外展開は限定的な成功に留まる。
競合の台頭やユーザー離れにより「@cosme」のネットワーク効果が弱まる。EC事業も伸び悩み、海外展開も失敗。企業全体の成長が停滞し、競争力を失う。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 315億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 46.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 2年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.20倍 |
合格数:2/7 部分的合格