モルフォ(3653)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 21 | 8 | 5 | 2 | 13.5 | 98.3 | 0.0 | 92.4 |
| FY2017 | 24 | 8 | 6 | 6 | 14.1 | 119.9 | 0.0 | 93.2 |
| FY2018 | 24 | 7 | 5 | 0 | 8.5 | 86.7 | 0.0 | 93.3 |
| FY2019 | 26 | 6 | 3 | 5 | 5.9 | 63.1 | 0.0 | 94.0 |
| FY2020 | 21 | -1 | -7 | -3 | -12.8 | -121.1 | 0.0 | 94.6 |
| FY2021 | 17 | -9 | -8 | -8 | -19.1 | -147.0 | 0.0 | 91.2 |
| FY2022 | 20 | -6 | -7 | -3 | -19.7 | -130.0 | 0.0 | 88.1 |
| FY2023 | 24 | -2 | -3 | -4 | -9.5 | -58.5 | 0.0 | 84.9 |
| FY2024 | 33 | 3 | 3 | 1 | 8.3 | 58.6 | 0.0 | 85.4 |
| FY2025 | 34 | 0 | -1 | -4 | -2.1 | -14.8 | 0.0 | 87.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:1/25 主要モート:none 持続性:判定中
モルフォは画像処理技術に強みを持つが、特許の有効性や競合他社との差別化が明確でないため、無形資産としての競争優位性は現時点では限定的と判断される。具体的なブランド力や独占的IPの存在は確認できない。
同社の画像処理技術は、特定の組み込み機器やソフトウェアに組み込まれる場合、顧客側での代替技術導入に一定の手間やコストが発生する可能性がある。しかし、技術の汎用性や代替技術の存在を考慮すると、スイッチング・コストは低いと推測される。
同社の事業モデルは、ユーザー数の増加によって技術の価値が直接的に高まるネットワーク効果を生み出す構造ではない。個々の技術ライセンス契約に基づくビジネスであり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。
画像処理技術の開発・提供は、高度な専門知識と研究開発投資を必要とする。同社が構造的に競合他社よりも低コストで技術を提供できるという証拠はなく、コスト優位性は見られない。
画像処理ソフトウェア市場は競争が激しく、多数のプレイヤーが存在する。同社が業界規模に対して最適な少数寡占を形成しているとは言えず、規模の経済による優位性は確認できない。
競合との比較優位
強気シナリオ
AI画像認識市場の拡大による恩恵
新たな画像処理技術の開発とライセンス獲得
大手IT企業との戦略的提携の実現
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の技術革新による陳腐化
主要顧客の業績悪化によるライセンス収入の減少
AI技術の急速な進化による参入障壁の低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
モルフォの競争優位性が崩壊するには、同社が持つ画像処理技術が急速に陳腐化し、競合他社がより低コストで高性能な代替技術を開発・提供できるようになる必要がある。また、同社の技術が特定のハードウェアやソフトウェアに深く組み込まれている場合、そのハードウェアやソフトウェア自体の需要が激減するか、あるいは代替技術への切り替えが容易になるような標準化が進むことも考えられる。さらに、AI技術の進化により、画像処理の専門知識を持つ企業が不要になり、汎用的なAIモデルで同等の、あるいはそれ以上の性能が実現されるようになれば、モルフォの優位性は失われるだろう。顧客企業が自社で画像処理機能を内製化する動きが加速することも、モルフォのビジネスモデルにとって脅威となる。
5年後のモート予測
AI画像認識市場の成長を取り込み、新たな技術ライセンスやソリューション提供により、売上・利益ともに大幅な成長を遂げる。
既存顧客との関係を維持しつつ、緩やかな市場成長に合わせて堅調な業績を維持する。
競合技術の台頭や主要顧客の業績不振により、売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 35億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 85.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.97倍 |
合格数:3/7 部分的合格