ネットイヤーグループ(3622)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 59 | -2 | -3 | -3 | -16.8 | -43.1 | — | 55.0 |
| FY2017 | 62 | -1 | 3 | 4 | 15.1 | 44.7 | 3.3 | 63.5 |
| FY2018 | 55 | 0 | -1 | 1 | -4.2 | -11.9 | 3.3 | 70.3 |
| FY2019 | 55 | -1 | -1 | -2 | -3.7 | -9.8 | 3.3 | 67.7 |
| FY2020 | 56 | 2 | 2 | 2 | 9.8 | 28.6 | 3.3 | 64.0 |
| FY2021 | 34 | 2 | 6 | 9 | 23.4 | 83.0 | 3.3 | 79.2 |
| FY2022 | 39 | 3 | 2 | 3 | 7.5 | 28.6 | 3.3 | 83.5 |
| FY2023 | 36 | 1 | 1 | -0 | 3.9 | 15.2 | 5.8 | 85.2 |
| FY2024 | 34 | 1 | -0 | 1 | -1.3 | -4.8 | 6.0 | 84.2 |
| FY2025 | 37 | 3 | 2 | 1 | 6.2 | 24.8 | 6.0 | 80.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:none 持続性:判定中
開示情報からは、特許やブランド力、規制ライセンスなど、明確な無形資産の存在を示す具体的な情報は確認できませんでした。デジタルマーケティング支援事業におけるノウハウや人的資本は存在するものの、定量的な評価や競争優位性への寄与度は不明瞭です。
既存顧客との継続的な関係性は構築されていると考えられますが、顧客が他社へ乗り換える際の直接的な金銭的・時間的コストは限定的と推測されます。事業内容から、顧客のITシステムへの深い統合や、独自のプラットフォーム依存性は低いと考えられます。
事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービス価値を直接的に高めるネットワーク効果は確認されません。プラットフォーム型ビジネスではなく、個別のプロジェクトベースのサービス提供が中心と見られます。
情報通信業の中でも、特定の技術やプロセスにおける構造的なコスト優位性を示す情報は確認できません。人件費や開発費が主要なコスト要因と考えられ、競合とのコスト差を明確に打ち出す要素は見当たりません。
デジタルマーケティング支援事業において、一定の規模は有していると考えられますが、業界全体で見ると、大手広告代理店やITベンダーと比較して、効率規模の観点から明確な優位性を確立しているとは言えません。市場シェアも限定的と推測されます。
競合との比較優位
強気シナリオ
DX推進の流れを捉え、新規顧客獲得と既存顧客からの受託案件拡大
高付加価値なコンサルティング能力の向上による単価上昇
M&Aによる事業領域拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社との価格競争激化による収益性低下
DX人材の不足によるサービス提供能力の限界
顧客ニーズの変化への対応遅れによる需要喪失
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、ネットイヤーグループがデジタルマーケティング支援事業において、競合他社に対して明確な差別化要因を打ち出せないまま、価格競争に巻き込まれる状況が継続することである。具体的には、顧客が容易に他社へ乗り換え可能な状況下で、同社独自の技術、ブランド力、あるいは顧客との強固な関係性を構築できず、単なる「御用聞き」的なサービス提供に終始してしまう。さらに、DX推進という追い風を活かせず、優秀な人材の獲得・維持にも失敗し、サービス品質の低下や提供キャパシティの不足を招く。結果として、売上は横ばいか微減にとどまり、収益性は悪化し、長期的な成長軌道に乗れないシナリオが考えられる。
5年後のモート予測
DX需要の拡大を背景に、新規顧客獲得と高付加価値サービスへのシフトにより、売上・利益ともに堅調に成長。特にコンサルティング部門の強化が奏功し、収益性が改善する。
既存事業の安定的な推移に加え、一部新規事業の成長が見られるものの、競争激化により大幅な成長は限定的。収益性は現状維持か微増にとどまる。
価格競争の激化や人材不足の影響を受け、売上・利益ともに低迷。新規事業も軌道に乗らず、事業再編のリスクも浮上する可能性。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 36億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 80.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -4.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 20.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.31倍 |
合格数:2/7 部分的合格