3548

バロックジャパンリミテッド(3548)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
714
2026-09-01
時価総額
260 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 695 54 35 18 20.6 108.4 43.0
FY2017 680 26 12 0 6.7 34.5 10.0 42.6
FY2018 710 47 29 37 14.5 81.4 38.0 47.4
FY2019 659 46 29 25 13.4 79.2 38.0 52.8
FY2020 506 13 4 -8 1.8 10.4 38.0 50.4
FY2021 591 28 15 12 6.6 40.9 32.0 52.4
FY2022 588 22 2 8 1.1 6.8 38.0 52.4
FY2023 603 20 9 -13 4.3 26.2 38.0 51.8
FY2024 582 8 -26 4 -13.7 -71.6 38.0 45.9
FY2025 515 3 4 14 2.5 10.2 38.0 45.1

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:6/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産2/5

「SLY」「moussy」などの主力ブランドは一定の認知度とファン層を持つが、競合ブランドとの差別化は限定的。トレンドへの依存度が高く、ブランド価値の持続性には課題がある。近年は海外展開も進めているが、グローバルブランドとしての確立には至っていない。

スイッチングコスト1/5

アパレル小売業であり、顧客が他社ブランドへ乗り換える際の直接的な金銭的・時間的コストは低い。ただし、特定のブランドへの愛着やライフスタイルとの親和性から、一定の顧客ロイヤルティは存在する。

ネットワーク効果0/5

プラットフォームビジネスではなく、直接的なネットワーク効果は期待できない。SNS等での情報発信はあるが、それが直接的な顧客獲得やサービス価値向上に繋がる構造ではない。

コスト優位1/5

SPA(製造小売業)モデルを採用し、企画から販売まで一貫して行うことで、中間コストの削減を目指している。しかし、アパレル業界全体の競争激化や原材料費高騰の影響を受けやすく、構造的なコスト優位性は限定的。

規模の経済2/5

国内のアパレル小売市場において一定の規模を持つが、ファーストリテイリングやアダストリグループなどの巨大企業と比較すると、その規模は小さい。グローバル展開も進めているが、まだ規模の経済を十分に活かせているとは言えない。

競合との比較優位

強気シナリオ

主力ブランドのグローバル展開加速とブランド価値向上

ECチャネルの強化とデータ活用による顧客体験向上

サステナビリティへの取り組み強化による企業イメージ向上

弱気シナリオ(モート侵食)

ファストファッションの価格競争激化による収益圧迫

トレンドの変化への対応遅れによるブランド陳腐化

円安や原材料費高騰によるコスト増と利益率低下

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

バロックジャパンリミテッドへの投資が失敗するには、同社が持つブランド力が急速に陳腐化し、顧客離れが加速することが真実でなければならない。具体的には、主力ブランド「SLY」「moussy」が若年層のトレンドから外れ、競合他社がより魅力的な新興ブランドを次々と投入することで、同社のターゲット層の支持を奪うシナリオが考えられる。また、SPAモデルの強みであるサプライチェーン管理能力が、グローバルな供給網の混乱や地政学的リスクによって損なわれ、コスト競争力を失うことも考えられる。さらに、ECシフトへの対応が遅れ、実店舗への依存度が高いままデジタル化の波に乗り遅れることで、顧客接点が失われ、売上減少に繋がる可能性もある。これらの要因が複合的に作用し、同社の持続的な競争優位性が失われることが、投資の失敗を招く。

5年後のモート予測

強気

主力ブランドのグローバル展開とEC強化により、売上・利益ともに堅調に成長。新規ブランドの育成にも成功し、ポートフォリオが多様化する。

中立

国内市場での競争は激化するものの、既存ブランドの維持とECチャネルの成長により、緩やかな売上増加を維持。利益率はやや低下する可能性。

弱気

トレンドへの対応遅れや競争激化により、既存店売上が低迷。コスト増も重なり、減収減益となる。海外事業も期待通りに進まず、収益の柱とならない。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 260億
2. 健全な財務 自己資本比率 45.1%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 14.6%
6. 適度なPER PER 71.2倍
7. 適度なPBR PBR 1.78倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

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