あみやき亭(2753)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 306 | 29 | 22 | 18 | 11.4 | 316.0 | — | 81.4 |
| FY2017 | 316 | 30 | 20 | 13 | 10.0 | 296.0 | 100.0 | 81.5 |
| FY2018 | 321 | 28 | 16 | 10 | 7.7 | 238.9 | 100.0 | 81.9 |
| FY2019 | 319 | 19 | 9 | 31 | 4.3 | 134.6 | 100.0 | 83.9 |
| FY2020 | 221 | -24 | -14 | -41 | -7.3 | -209.3 | 100.0 | 79.9 |
| FY2021 | 216 | -34 | 6 | 4 | 3.1 | 91.6 | 20.0 | 82.0 |
| FY2022 | 285 | 4 | 1 | 9 | 0.7 | 19.3 | 30.0 | 80.7 |
| FY2023 | 333 | 22 | 13 | 19 | 6.3 | 190.9 | 40.0 | 76.7 |
| FY2024 | 353 | 26 | 17 | 28 | 7.9 | 84.5 | 90.0 | 78.9 |
| FY2025 | 377 | 22 | 13 | 30 | 5.6 | 61.8 | 34.0 | 75.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
「あみやき亭」ブランドは一定の認知度を持つが、強力な特許や規制ライセンス、独占的IPは確認できない。地域限定の店舗展開が中心であり、全国的なブランド力は限定的。
飲食店の利用は価格、味、立地、雰囲気など多様な要因で決定され、顧客のスイッチングコストは低い。リピート率は存在するが、他社への乗り換え障壁は高くない。
飲食業において、顧客数が増えることでサービスの価値が向上するネットワーク効果は基本的に発生しない。
セントラルキッチン方式の導入や、効率的な仕入れ・調理プロセスにより、原価管理を徹底している。これにより、競合他社と比較して低価格帯での商品提供を可能にしている。
東海地方を中心にドミナント戦略を展開し、一定の店舗網を構築している。これにより、仕入れや物流における規模のメリットを享受し、効率的な運営を実現している。
競合との比較優位
強気シナリオ
セントラルキッチンによるコスト優位性の維持・拡大
ドミナント戦略による地域でのシェア拡大
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
人件費や原材料費の高騰によるコスト優位性の低下
競合他社の低価格攻勢や新業態への対応遅れ
外食産業全体の需要低迷リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
あみやき亭の投資が失敗するには、まずそのコスト優位性が失われることが必要である。これは、セントラルキッチン方式の非効率化、仕入れ価格の急騰、あるいは競合他社がさらに効率的なサプライチェーンや生産プロセスを確立し、あみやき亭よりも低コストで同等以上の品質の商品を提供できるようになる場合に起こりうる。また、ドミナント戦略が裏目に出て、地域経済の衰退や、その地域における競合の激化によって、規模のメリットが相殺される可能性も考えられる。さらに、消費者の嗜好が大きく変化し、あみやき亭の提供する商品や価格帯が魅力を失うような事態も、この投資の失敗につながるだろう。ブランド価値の毀損や、食の安全に関する重大な問題が発生した場合も、当然ながら投資の前提を覆す。
5年後のモート予測
コスト優位性を維持しつつ、ドミナント戦略の深化とM&Aによる成長で、売上・利益ともに堅調な伸びを続ける。
緩やかな店舗網拡大と既存店の収益性維持に努め、安定した業績推移を続ける。
原材料費・人件費高騰や競合激化により、コスト優位性が低下し、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 278億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 75.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 47.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 21.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.23倍 |
合格数:3/7 部分的合格