9994

やまや(9994)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
2,064
2026-09-01
時価総額
249 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 1,694 66 24 37 8.2 217.9 36.1
FY2016 1,673 53 18 32 5.6 161.7 39.2
FY2017 1,690 74 34 86 9.7 313.0 36.0 41.9
FY2018 1,678 69 32 21 8.4 296.7 42.0 45.2
FY2019 1,682 42 2 -1 0.6 19.0 44.0 50.4
FY2020 1,500 -3 -80 -17 -32.7 -736.0 46.0 41.2
FY2021 1,434 6 44 39 15.1 406.0 50.0 45.0
FY2022 1,528 28 19 19 6.5 178.0 50.0 48.7
FY2023 1,603 63 36 45 10.8 333.6 52.0 51.6
FY2024 1,602 54 36 10 9.8 336.2 54.0 52.7

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

「やまや」ブランドは一定の認知度を持つが、競合他社との差別化が限定的。PB商品の開発や独自性の強いプライベートブランドはまだ発展途上であり、強力なブランドエクイティや特許による保護は現時点では見られない。

スイッチングコスト1/5

酒類小売業という性質上、顧客が特定の店舗やブランドに強いこだわりを持つケースは限定的。価格や品揃え、利便性で競合に劣る場合、顧客は容易に他社へ移行する可能性がある。ロイヤルティプログラムの効果も限定的。

ネットワーク効果0/5

酒類小売業において、ネットワーク効果が働くビジネスモデルは存在しない。顧客が増えることでサービスの価値が向上するような構造は見られない。

コスト優位2/5

全国展開による仕入れ交渉力や、効率的な物流網の構築により、一定のコスト優位性を確保している可能性がある。しかし、競合他社も同様の取り組みを行っており、圧倒的なコスト優位性とは言えない。

規模の経済3/5

全国に約300店舗を展開しており、酒類小売業界においては一定の規模を持つ。これにより、仕入れにおける交渉力や、地域によっては店舗網による利便性を提供できている。しかし、業界全体で見ると、より大規模なスーパーマーケットチェーンや専門小売業との競争も存在する。

競合との比較優位

強気シナリオ

PB商品の拡充と差別化による粗利率向上

DX推進による店舗運営効率化と顧客体験向上

M&Aによる事業規模拡大とシナジー創出

弱気シナリオ(モート侵食)

酒税率の変動や酒類販売規制の強化

ECサイトや異業種からの新規参入による競争激化

消費者の嗜好変化への対応遅れによる売上低迷

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

やまやの競争優位性が失われるシナリオは、まず酒類小売業界全体が構造的に縮小することである。特に、健康志向の高まりや若年層のアルコール離れが加速し、市場規模が恒常的に縮小した場合、規模の経済も意味をなさなくなる。次に、強力なブランド力を持つ競合(例:高級ワイン専門店、クラフトビール専門店など)や、利便性の高いECプラットフォーム(例:大手ECモール、酒類特化型EC)が台頭し、やまやの顧客基盤を侵食するケースだ。特に、価格競争力や品揃えの多様性で劣る場合、スイッチングコストの低さから顧客は容易に離れていく。さらに、やまやが持つ物流網や店舗網の維持コストが、収益性を圧迫するほど高騰し、コスト優位性が失われることも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、やまやの現在の競争優位性は瓦解するだろう。

5年後のモート予測

強気

PB商品強化とDXによる効率化で、売上・利益ともに堅調に成長。新規出店やM&Aも成功し、業界内での地位をさらに確立する。

中立

既存店売上の維持・微増と、コスト管理による利益の安定化。大きな成長は見込めないが、安定した事業運営を継続する。

弱気

競争激化と消費者の嗜好変化により、売上・利益ともに減少。店舗網の維持が困難になり、事業再編を余儀なくされる可能性も。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 249億
2. 健全な財務 自己資本比率 52.7%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -6.1%
6. 適度なPER PER 6.8倍
7. 適度なPBR PBR 0.71倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

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