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バロックジャパンリミテッド(3548)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

小売業 小売

事業の概要

  • SPAモデル
    バロックジャパンリミテッドは、衣料品や服飾雑貨の企画から製造、販売までを一貫して行うSPA(製造小売業)モデルを採用しています。これにより、流行の変化に素早く対応し、顧客のニーズに合った商品を効率的に提供することで収益を上げています。自社で全てを管理するため、品質やコストのコントロールがしやすいのが特徴です。
  • 多様なブランド展開
    MOUSSYやAZUL BY MOUSSY、ENFÖLDなど、幅広い年齢層やテイストに合わせた複数のブランドを展開しています。これにより、異なる顧客層の需要を取り込み、市場の変化やトレンドに左右されにくい安定した収益基盤を構築しています。各ブランドが独自の顧客層と商品を持つことで、リスク分散にも繋がっています。
  • 国内外での販売チャネル
    国内ではファッションビル、駅ビル、ショッピングセンター、百貨店、そして自社ECサイト「SHEL'TTER」や外部ECモール「ZOZOTOWN」を通じて商品を販売しています。海外ではアメリカや韓国に店舗を展開し、グローバルな市場での収益機会を追求しています。多様なチャネルを活用することで、より多くの顧客にリーチし、売上を最大化しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 衣料品等の企画販売事業
    バロックジャパンリミテッドグループは、主に女性向け衣料品と服飾雑貨の企画・販売を事業の中核としています。この事業は、単一の報告セグメントとして扱われており、具体的な内訳は開示されていませんが、グループ全体の収益の大部分を占める主力事業です。多様なブランドを通じて、幅広い顧客層にアプローチしています。
  • ファッションビル・駅ビル系アパレル事業
    20代から30代の女性を主要顧客層とし、「MOUSSY」「SLY」「rienda」などのブランドを展開しています。渋谷109やルミネエスト新宿といった都市部のファッションビルや駅ビルに直営店を構え、個性的でファッション性の高いカジュアルウェアを提供しています。創業当初からの主力事業であり、ブランドイメージを牽引しています。
  • ショッピングセンター系アパレル事業
    10代後半から40代のファミリー層をターゲットに、「AZUL BY MOUSSY」「RODEO CROWNS WIDE BOWL」などのブランドを展開しています。イオンモールやららぽーとといった都市近郊・郊外のショッピングセンターに直営店やフランチャイズ店を出店し、ファミリーカジュアルウェアを提供しています。この事業は、創業当初からの主力事業に次ぐ「第2の成長ドライバー」と位置付けられています。
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2026|5,483 文字
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、株式会社バロックジャパンリミテッド(当社)及び連結子会社4社(BAROQUE HK LIMITED、巴羅克(上海)貿易有限公司、BAROQUE USA LIMITED、株式会社バロックトレーディング)により構成され、主に女性向け衣料及び服飾雑貨の製造小売業、いわゆるSPA(「Speciality store retailer of Private label Apparel」の略語)として、衣料品及び服飾品の企画及び販売を行っております。なお、当社グループの事業は、衣料品及び服飾雑貨等の企画及び販売に係る事業(以下「衣料品等の企画販売事業」)を単一の報告セグメントとしているため、セグメント別の記載をしておりません。当社グループの各事業区分の特徴は次の通りです。事業区分主要ブランド主要顧客層主要商品展開地域主要販路店舗運営形態ファッションビル・駅ビル系アパレル・MOUSSY・SLY・rienda 20代から30代の女性個性的でファッション性に富んだカジュアルウェア・服飾品都市部渋谷109ルミネエスト新宿等直営FCショッピングセンター系アパレル・AZUL BY MOUSSY・RODEO CROWNS WIDE BOWL ・STYLEMIXER10代後半から40代のファミリー、カップルファミリーカジュアルウェア都市近郊郊外イオンモールららぽーと等直営FC百貨店系アパレル・ENFÖLD・någonstans・RIM.ARK20代後半からの女性大人レディースウェア大都市伊勢丹新宿JR名古屋タカシマヤ等卸直営靴・STACCATO20代からの女性ファッション性に富んだレディースシューズ都市部伊勢丹新宿、梅田阪急等直営卸売・自社ブランド 編集型ストア (注)1・オンライン ショッピング モール 「SHEL'TTER」上記ブランド(一部ブランドを除く)各ブランドの顧客層を包括的に対象とする各ブランドの有力商品を中心にインポート商品等をミックス大都市東急プラザ表参道「オモカド」等eコマース直営 (注) 1.自社ブランド編集型ストア…自社ブランド商品を中心に、インポート商品等をミックスしたセレクトショップ型店舗を「SHEL'TTER」という屋号で運営しております。 (事業区分)当社グループの事業は、2000年に、20代の女性を主要な顧客層とする個性的でファッション性に富んだカジュアルウェアや服飾品の企画及び販売からスタートしました。当該事業の主要販路は、渋谷109やルミネエスト新宿等を代表とする都市部の「ファッションビル、駅ビル」に展開する直営店舗であります(ファッションビル・駅ビル系アパレル事業)。その後、2008年に、10代後半から40代のファミリー、カップル(レディース及びメンズ、一部キッズを含む)を主要な顧客層とするファミリーカジュアルウェアに業態を拡大いたしました。当該事業の主要販路は、イオンモールやららぽーと等を代表とする都市近郊・郊外の「SC(ショッピングセンター)」に展開する直営店舗及びフランチャイズ(FC)店舗であります(ショッピングセンター系アパレル事業)。ショッピングセンター系アパレル事業は、創業当初からの主力事業であるファッションビル・駅ビル系アパレル事業に次ぐ第2の成長ドライバーと位置づけております。 2012年には、30代から40代のファッション感度が高いと思われる女性を主要な顧客層とする大人レディースウェアの市場を開拓いたしました。「ENFÖLD(エンフォルド)」の展開を通じて、ドメスティックコンテンポラリー(注)という市場を新たに創造いたしました。当該事業の主要販路は、伊勢丹新宿等を代表とする東京、大阪、名古屋等の百貨店に展開する直営店舗であります(百貨店系アパレル事業)。2014年には、20代から40代の女性を主要な顧客層とするファッション性に富んだレディースシューズ事業へ参入いたしました。当該事業の主要販路は、都市部の駅ビル、ファッションビル、百貨店に展開する直営店舗であります(靴事業)。(注) ドメスティックコンテンポラリー(通称ドメコン)…主に百貨店の婦人服カテゴリーの新しい分類で、国内のキャリアウーマン向けブランドと欧米のインポートブランドの中間の価格帯やテイストを指す。 (主要ブランド)当社が展開する主要ブランドは、ファッションビル・駅ビル系アパレル事業の「MOUSSY」(マウジー)、「SLY」(スライ)、「rienda」(リエンダ)、ショッピングセンター系アパレル事業の「AZUL BY MOUSSY」(アズールバイマウジー)、「RODEO CROWNS WIDE BOWL」(ロデオクラウンズワイドボウル)、「STYLEMIXER」(スタイルミキサー)、百貨店系アパレル事業の「ENFÖLD」(エンフォルド)、「någonstans」(ナゴンスタンス)「RIM.ARK」(リムアーク)があります。また、シューズ専門ブランドとして「STACCATO」(スタッカート)があります。 (店舗展開)これらのブランドにより、当社は、国内では、全国38都道府県のファッションビル、駅ビル、SC、百貨店等において、ブランド別のインショップ型(注)のカジュアル専門店として主に展開しております。また、「SHEL'TTER(シェルター)」の名称で自社ブランド商品を中心にインポート商品等をミックスしたセレクトショップ型店舗を出店しております。(注) インショップ型…ファッションビル、百貨店、SC等の大型店の売場に、比較的小規模の独立した店舗形態の売場を設置すること。消費者の購買動機が多様化し、専門化したことによって、豊富な品揃えやその分野に関する深い知識が要求されるようになり、一般的な売場の中に専門店としての機能をもつ売場が必要となってきた結果出現した形態。 当連結会計年度(2026年2月期)末現在の国内店舗数は331店(うち直営店254店舗、FC店77店舗)であります。国内においては、実店舗での販売に加えて、「SHEL'TTER(シェルター)」の名称で直営EC事業を行い、「SHEL'TTER PASS(シェルターパス)」という自社アプリを通じて、情報を発信し、登録会員数の増加に努めてきました。また、ZOZOTOWN等の外部ECモールへの出店を行っております。このほか、小売販売事業者への卸売も行っております。また、海外における当連結会計年度(2026年2月期)末現在の店舗数は、アメリカ1店(直営店舗)、韓国4店(FC店舗)であります。 過去5連結会計年度における期末店舗数は次の通りです。 2022年2月期2023年2月期2024年2月期2025年2月期2026年2月期国内事業367366361340331直営278274272255254FC8992898577海外事業64665直営41111FC23554連結事業合計373370367346336 中国合弁事業(注)332326244157-(参考)全事業合計705696611503336 (注) 2022年2月期から2025年2月期に於ける中国合弁事業の店舗数は、持分法適用関連会社である巴羅克(上海)服飾有限公司及びその子会社による直営店舗数になります。   2026年2月期において、当社の連結子会社であるBAROQUE HK LIMITEDが保有する当社の連結子会社であるBAROQUE CHINA LIMITED及び持分法適用関連会社であるBAROQUE CHINA APPARELS LIMITEDの2社の全株式をBelle社が保有するSPCであるABLE CONCORD LIMITEDに譲渡しました。 (各連結子会社の主要業務)各連結子会社の主たる業務は次の通りであります。BAROQUE HK LIMITED(設立地:香港)は、中国及びアジア諸国を生産地とする商品の仕入及び当社への納入を主たる業務としております。巴羅克(上海)貿易有限公司(設立地:中国)は、中国を生産地とする商品の品質管理を主な業務としております。BAROQUE USA LIMITED(設立地:米国)は、北米における店舗の運営及び卸事業を世界各国に展開する子会社であります。株式会社バロックトレーディング(設立地:日本)は、酒販の販売及び輸出入などを主な業務としております。 (各ブランドのコンセプト)当社が展開する主なブランド及び当該ブランドのコンセプト等は次の通りであります。ブランド名対象コンセプト等「MOUSSY」(マウジー)レディース・デニムというアイコンを軸にメンズライクで格好良いトレンドを生み出すブランド・デニムを軸に、1)Standard = メンズをレディースに落とし込むスタイル、2)Vintage = 生地や加工へのこだわり、3)Culture = 時代毎のトレンド要素の取り込み の3つを実現・提供する「SLY」(スライ)レディース・モードと女性らしさをミックスし提案するブランド・1)Casual = 着やすい、気安いスタイル(⇔フォーマル)2)Girly = 女性らしさ、艶やかさ(カラー、素材のエレガントさ)3)Mode = 時代毎のトレンド要素の取り込み を実現するスタイルを提案「rienda」(リエンダ)レディース・フェミニン・セクシーに特化しシーン毎の “勝負服” を提案するブランド ・1)Feminine = 女性らしい艶やかさがあるモテ服(レース・花柄・ピンク/ベージュ系)2)Sexy = スタイルアップ、女性らしさを強調する大胆な露出も含む 3)華やか = デート、パーティなど、シーンを華やかにする スタイルを提案「AZUL BY MOUSSY」(アズールバイマウジー)レディースメンズ・ポジティブ・健康的・生命力・艶を感じさせ、服による自己表現を実現できるブランド・1)自己表現のツール = いきいきとした存在として輝く自分自身を表現する後押し 2)NU STANDARD =古いものが持つ美点を活かし、新しく新鮮なスタンダードを作る 3)着る人/見る人それぞれの良さ = 着心地が、見る人からのスタイル・デザインにも繋がる「RODEO CROWNS  WIDE BOWL」(ロデオクラウンズワイドボウル)レディースメンズキッズ・時代にあったアメカジ・ストリートカジュアルを、お手頃で着やすく提案するブランド・アメカジ・ストリートカジュアルを、”ロゴ・キャラクター・スポーティ・カラー” をTシャツとデニムで表現し、ボーイズライクな価値観を提供「ENFÖLD」(エンフォルド)レディース・”女性の体を包む“ をコンセプトに、美しさを追究したデザイナーズブランド・世界で通用する高いデザイン性と、価格優位性を両立したブランド「någonstans」(ナゴンスタンス)レディース・自然の中で過ごす/旅に出る/リラックスする休日の服を提案するデザイナーズブランド・いつもの日常とは違う “どこかへ=nagonstans ” 着ていく服を提案 1)アクティブなシーンに特化した服 = バケーション、アウトドア等のシーンに特化したデザイン 2)機能素材も活用した本格的な服作り = シーンに合わせた機能素材を積極活用「RIM.ARK」(リム アーク)レディース・無駄なものをそぎ落とした、シンプル・リラックスを表現するデザイナーズブランド・RIM ・・・ ”Relax” “Industrial” “Mode” を実現する柔らかい雰囲気、無駄をそぎ落としたシンプルでミニマルなデザイン、目指すのは自立した女性の美しさを引き立てられる服「STACCATO」(スタッカート)レディースシューズ・インポートらしいトレンド感・デザイン と 本革・高品質をベストな価格で提供するブランド・インポート・ラグジュアリーブランドのテイストと品質を持つ靴を、リーズナブルな価格で提供する。1)ラグジュアリー = ラインストーン仕様、華やかで凝ったデザイン 2)品質 = 本革の作り 3)価格 = 百貨店売場における同品質の他ブランドに比して、安価な価格設定  を提供「SHEL'TTER」(シェルター)レディースメンズ・バロックに接点がなかったお客様が、ファンになるためのチャネル・個別ブランドファンを、複数ブランドへのファンへ導くためのチャネル・各ブランドのイメージを崩さず、MIXすることで新たな価値観を発信「STYLEMIXER」(スタイルミキサー)レディースメンズ・キュレーターがブランディングするEC専業ブランドとしてスタート・ハイデザイン・ハイクオリティ・ロープライスのトレンドファッションを提供し続ける「SHEL'TTER GREEN」(シェルターグリーン)「TUIN greenery」(チュイン グリナリー)―・国内外の種類豊富な観葉植物やオリジナルの鉢、ガーデニング雑貨を販売・小売だけではなく「ガーデニング事業」や「レンタル事業」も行う。一部商品には廃棄される洋服の繊維から作ったポリエステル繊維リサイクル培地を使用し、CO2排出の削減にも取り組む [事業系統図] [JD.com,Inc.との合弁ストラクチャー]

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2026時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
アパレル専門店業界は国内外の競合企業との厳しい競争状態にあり、流行や嗜好の変化が速い。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 ブランド
MOUSSY、SLY、rienda、AZUL BY MOUSSY、ENFÖLDなどの多様なブランド展開。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 低い(分散)
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか シクリカル
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 中程度
会社が挙げる主要リスク:商品企画・商品開発に関するリスク / 商品調達に関するリスク / 情報システム・インフラに関するリスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 6 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★★☆☆☆
根拠:中程度ブランド・特許・許認可

「SLY」「moussy」などの主力ブランドは一定の認知度とファン層を持つが、競合ブランドとの差別化は限定的。トレンドへの依存度が高く、ブランド価値の持続性には課題がある。近年は海外展開も進めているが、グローバルブランドとしての確立には至っていない。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

アパレル小売業であり、顧客が他社ブランドへ乗り換える際の直接的な金銭的・時間的コストは低い。ただし、特定のブランドへの愛着やライフスタイルとの親和性から、一定の顧客ロイヤルティは存在する。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

プラットフォームビジネスではなく、直接的なネットワーク効果は期待できない。SNS等での情報発信はあるが、それが直接的な顧客獲得やサービス価値向上に繋がる構造ではない。

コスト優位★☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

SPA(製造小売業)モデルを採用し、企画から販売まで一貫して行うことで、中間コストの削減を目指している。しかし、アパレル業界全体の競争激化や原材料費高騰の影響を受けやすく、構造的なコスト優位性は限定的。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

国内のアパレル小売市場において一定の規模を持つが、ファーストリテイリングやアダストリグループなどの巨大企業と比較すると、その規模は小さい。グローバル展開も進めているが、まだ規模の経済を十分に活かせているとは言えない。

  • SPAモデルによる迅速な対応
    企画から販売まで自社で一貫して行うSPAモデルにより、市場のトレンドや顧客の嗜好変化を素早く商品に反映できます。これにより、流行の移り変わりが速いアパレル業界において、常に新鮮で魅力的な商品を顧客に提供し続けることが可能となり、競争優位性を保っています。
  • 多角的なブランドポートフォリオ
    20代向けカジュアルから30代・40代向け大人ウェア、ファミリー向けカジュアル、シューズ専門ブランドまで、多様なブランドを展開しています。これにより、幅広い顧客層のニーズに対応し、特定のトレンドや顧客層に依存しない安定した事業運営が可能です。各ブランドが確立した個性を持つことで、顧客ロイヤルティも高まります。
  • 国内外の広範な販売網
    国内の主要商業施設(ファッションビル、SC、百貨店)への出店に加え、自社ECサイト「SHEL'TTER」や外部ECモール、さらにはアメリカや韓国への海外展開も行っています。これにより、多様な顧客接点を持ち、販売機会を最大化しています。特にEC事業は、実店舗と連携することで顧客体験の向上にも貢献しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものです。 (1) 経営の基本方針当社グループは「挑戦」を企業理念とし、「BAROQUE発の文化を世界へ発信する」という目標に向けて、世界中のお客様から支持されるグローバル企業を目指しております。その「挑戦」をより具現化する為に、“Enjoy life more.”「もっと人生を楽しもう。」をCorporate Sloganに、小売業の未来を変えることを“OUR MISSION”に掲げ、Innovationを通じて、新しい社会の姿を提案します。 (2)会社の対処すべき課題当連結会計年度の業績を踏まえ、2027年2月期からの2年間を「業績の回復・新規事業の創出期間」と位置付けた「新中期経営計画 2027-2028」を策定いたしました。当該計画に基づき、筋肉質な経営体質への転換と収益性の高い新たな成長事業の創出を目指し、以下の課題に取り組んで参ります。 ① アパレル事業の業績回復イ.国内事業   高収益ブランドへの経営資源の集中投下と成長期待のあるブランドの出店拡大を継続するとともに、売上高100億円超の新規ブランドの開発、グローバルブランドの創出に注力して参ります。一方で、主力SCブランドであるAZUL BY MOUSSYの客数・売上高の回復は急務であり、好調ブランドの企画力・ブランド発信力のノウハウを導入し、ブランド価値・集客力を高め、売上高を回復させて参ります。ロ.海外事業   海外事業につきましては、中国事業は、昨年度にBelle社との中国合弁会社を売却しリスクオフしており、安定したロイヤリティ収入へ事業転換しております。また、米国事業は、日本製高級デニムを主とした収益性が高い卸売に絞って継続して参ります。 ② 効率的な経営体制への転換   組織のスリム化、省人化を推進するとともに、ブランド毎に構築されていた事業運営を刷新し、事業部運営を集約型に転換することで全社最適化及び筋肉質な収益構造を目指していきます。  ③ 異業種への進出   当社は、当社の完全子会社であるBAROQUE HK LIMITEDを通じて、JD.com,Inc.の完全子会社であるJingdong Group Investment Ltd.と日本における消費財関連企業等へ投資を行う合弁会社「DB Capital Limited」を2025年12月22日付で設立しました。同社を通じて、日本が誇る技術と文化を世界へ発信し、国内のモノづくり企業の価値向上を推進して参ります。 ④ 人的資本の強化   「多様な人材に対して成長の機会を与えるとともに、その人材同士が共鳴・共感する企業文化を醸成することで新たな価値を創造し、これにより豊かな社会の実現を目指す」を基本方針とし、戦略的な採用・育成活動の推進、社員のエンゲージメント強化及び働き方の改革を進めて参ります。 ⑤ サステナビリティへの対応「環境」「社会」「人」の3つの観点から施策を推進し、全てのステークホルダーの方々に豊かで広がりのある未来を提供できるよう取り組みを進めて参ります。本年度もCO2排出量(SCOPE3を含む)の算定を行うとともに、その削減目標を含むサステナビリティ関連目標の進捗状況や気候変動リスク/機会に対する当社の取組状況をTCFD提言に基づいて情報開示を行っております。また、世界主要企業の環境活動に係る情報開示を推進する国際的な非政府組織であるCDPから気候変動対応においてB評価を取得致しました。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものです。 (1) 経営の基本方針当社グループは「挑戦」を企業理念とし、「BAROQUE発の文化を世界へ発信する」という目標に向けて、世界中のお客様から支持されるグローバル企業を目指しております。その「挑戦」をより具現化する為に、“Enjoy life more.”「もっと人生を楽しもう。」をCorporate Sloganに、小売業の未来を変えることを“OUR MISSION”に掲げ、Innovationを通じて、新しい社会の姿を提案します。 (2)会社の対処すべき課題当連結会計年度の業績を踏まえ、2027年2月期からの2年間を「業績の回復・新規事業の創出期間」と位置付けた「新中期経営計画 2027-2028」を策定いたしました。当該計画に基づき、筋肉質な経営体質への転換と収益性の高い新たな成長事業の創出を目指し、以下の課題に取り組んで参ります。 ① アパレル事業の業績回復イ.国内事業   高収益ブランドへの経営資源の集中投下と成長期待のあるブランドの出店拡大を継続するとともに、売上高100億円超の新規ブランドの開発、グローバルブランドの創出に注力して参ります。一方で、主力SCブランドであるAZUL BY MOUSSYの客数・売上高の回復は急務であり、好調ブランドの企画力・ブランド発信力のノウハウを導入し、ブランド価値・集客力を高め、売上高を回復させて参ります。ロ.海外事業   海外事業につきましては、中国事業は、昨年度にBelle社との中国合弁会社を売却しリスクオフしており、安定したロイヤリティ収入へ事業転換しております。また、米国事業は、日本製高級デニムを主とした収益性が高い卸売に絞って継続して参ります。 ② 効率的な経営体制への転換   組織のスリム化、省人化を推進するとともに、ブランド毎に構築されていた事業運営を刷新し、事業部運営を集約型に転換することで全社最適化及び筋肉質な収益構造を目指していきます。  ③ 異業種への進出   当社は、当社の完全子会社であるBAROQUE HK LIMITEDを通じて、JD.com,Inc.の完全子会社であるJingdong Group Investment Ltd.と日本における消費財関連企業等へ投資を行う合弁会社「DB Capital Limited」を2025年12月22日付で設立しました。同社を通じて、日本が誇る技術と文化を世界へ発信し、国内のモノづくり企業の価値向上を推進して参ります。 ④ 人的資本の強化   「多様な人材に対して成長の機会を与えるとともに、その人材同士が共鳴・共感する企業文化を醸成することで新たな価値を創造し、これにより豊かな社会の実現を目指す」を基本方針とし、戦略的な採用・育成活動の推進、社員のエンゲージメント強化及び働き方の改革を進めて参ります。 ⑤ サステナビリティへの対応「環境」「社会」「人」の3つの観点から施策を推進し、全てのステークホルダーの方々に豊かで広がりのある未来を提供できるよう取り組みを進めて参ります。本年度もCO2排出量(SCOPE3を含む)の算定を行うとともに、その削減目標を含むサステナビリティ関連目標の進捗状況や気候変動リスク/機会に対する当社の取組状況をTCFD提言に基づいて情報開示を行っております。また、世界主要企業の環境活動に係る情報開示を推進する国際的な非政府組織であるCDPから気候変動対応においてB評価を取得致しました。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度における当社グループの状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。なお、本項記載の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営成績等の状況①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直し、インバウンド需要の継続などを背景として緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、地政学リスクの長期化、エネルギーコストの高騰による継続的な物価上昇、米国の通商政策の影響等、依然として先行きが不透明な状況が続いております。アパレル業界におきましては、物価高による実質賃金低下を背景とした個人消費の二極化と生活防衛意識による安価な実用品志向が強まる中、気候変動の影響により商品構成、投入時期の見直しを迫られる等、舵取りの難しい経営環境が続きました。当社グループの国内事業につきましては、店舗売上が前年同期比97.1%、EC売上が前年同期比93.4%と前年を下回りました。FB・SBブランドでは、MOUSSYがデニムやコラボなどの好調により前年同期比103.8%と伸長しました。SCブランドでは、RODEO CROWNS WIDE BOWLが既存店前年対比112.3%と回復しましたが、国内売上の約30%を占める主力ブランドであるAZUL BY MOUSSYが、年度を通して客数の減少が続き、全体の売上高減少の主要因となりました。また、計画的な仕入コントロールの厳格化、在庫状況に合わせた早期換金により、商品評価損は前年同期から大幅に圧縮しましたが、当連結会計年度における国内事業の売上総利益は前年同期比97.3%と前年を下回りました。一方、売上高の連動に伴う販売委託費の減少や固定費の抑制により、販売費及び一般管理費を前年同期を下回る水準でコントロールした結果、営業利益は前年同期を上回りました。米国事業については、EC及び卸売(高級百貨店、セレクトショップ向け)を中心としたビジネスモデルで日本製高級デニムを主とした販売に取り組んでおります。EC売上は前年を上回りましたが、販売費及び一般管理費を圧縮しきれず、また主要百貨店の経営破綻の影響もあり前年比で減益となりました。Belle社との中国合弁事業を解消し、中国卸売会社及び中国小売会社の株式をBelle社に譲渡しました。当連結会計年度において、従来連結対象であった中国卸売会社は、連結対象から除外となり、その結果、連結売上高以下の減少要因となっております。また、当連結会計年度において、持分法適用対象会社であった中国小売会社は持分法適用対象外となり、持分法による投資損失の計上はありません。加えて、上記に伴い関係会社株式売却益が計上されております。この結果、当連結会計年度の経営成績及び財政状態は以下の通りとなりました。 (イ)経営成績(売上高及び売上総利益)売上高は、前連結会計年度に比べて66億80百万円減少し、514億99百万円となりました。国別の売上高及び構成比は以下のとおりです。 国  名当連結会計年度前連結会計年度比(%)売上高(百万円)構成比(%)日本50,15697.496.4中国(香港含む)1420.33.1アメリカ1,2002.382.1(合計)51,499100.088.5 売上総利益は、前連結会計年度に比べて21億72百万円減少し、309億27百万円となり、売上高に対する比率は56.9%から60.1%になりました。 (販売費及び一般管理費及び営業利益)販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べて16億81百万円減少し、306億6百万円となり、売上高に対する比率は55.5%から59.4%になりました。この結果、営業利益は3億21百万円となりました。 (営業外損益及び経常利益)営業外収益は、受取利息の増加により、前連結会計年度に比べて52百万円増加し、1億73百万円となりました。また、持分法による投資損失が前連結会計年度に比べて24億36百万円減少したこと等により、営業外費用は前連結会計年度に比べて25億6百万円減少し、1億11百万円となりました。この結果、経常利益は、3億83百万円となりました。 (特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益)関係会社株式売却益が計上されたことにより、特別利益は1億46百万円となりました。減損損失が計上されたことにより、特別損失は1億39百万円となりました。この結果、税金等調整前当期純利益は、3億91百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、3億66百万円となりました。 (ロ)財政状態 当該連結会計年度における資産、負債及び純資産の状況については以下の通りです。(総資産)当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて14億57百万円減少して325億93百万円となりました。これは、売掛金が53億18百万円減少したこと、投資有価証券が39億41百万円増加したこと等によるものです。(負債)負債につきましては、前連結会計年度末に比べて26億33百万円増加して178億87百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が10億95百万円減少したこと、未払金等が38億85百万円増加したこと等によるものです。(純資産)純資産は、前連結会計年度末に比べて40億90百万円減少して147億5百万円となりました。これは、配当金の支払いにより資本剰余金が13億76百万円減少した一方、利益剰余金が親会社株主に帰属する当期純利益により3億66百万円増加したこと、為替換算調整勘定が99百万円増加したこと、及び非支配株主持分が31億66百万円減少したこと等によるものです。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて14百万円増加し、113億19百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況は、次の通りであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、8億19百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が3億91百万円、減価償却費が9億5百万円、棚卸資産の減少額が3億56百万円、仕入債務の減少額が7億67百万円あったことによるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は、5億60百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が5億92百万円、無形資産の取得による支出が6億49百万円、関係会社株式の売却による収入が18億36百万円あったことによるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、14億35百万円となりました。これは主に、配当金による支出が13億76百万円あったことによるものです。 ③生産、受注及び販売の状況(イ)生産実績当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 (ロ)仕入実績当連結会計年度の仕入実績は次の通りであります。なお、当社グループは、衣料品等の企画販売事業を単一の報告セグメントとしております。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)前年同期比(%)衣料品等の企画販売事業(百万円)20,21581.0合計(百万円)20,21581.0 (ハ)販売実績当連結会計年度の販売実績は次の通りであります。なお、当社グループは、衣料品等の企画販売事業を単一の報告セグメントとしております。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)前年同期比(%)衣料品等の企画販売事業 実店舗販売(百万円)38,00797.1オンライン販売(百万円)10,38093.7卸販売(百万円)2,01829.2その他(百万円)1,093107.3合計(百万円)51,49988.5 (注) 参考として販売経路ごとの内訳を記載しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠して作成されております。この連結財務諸表作成に当たって、資産、負債、収益及び費用に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容経営成績の分析当連結会計年度の経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 財政状態の分析当連結会計年度の財政状態につきましては、「(1)経営成績等の状況①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 キャッシュ・フローの分析キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 資本の財源及び資金の流動性の分析これまでの当社グループの運転資金需要の主なものは、商品仕入れのほか、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものです。投資を目的とした資金需要は、主として国内出店・改装等の設備投資によるものです。当社グループの運転資金及び出店資金については自己資金及び銀行借入で賄っております。今後は国内出店・改装以外にも海外出店及び拠点設立、国内店舗・自社ECにおけるデジタル化、ICT化の推進、基幹システム整備、物流倉庫の自動化等を目的に設備投資を計画しておりますが、資本と有利子負債の最適配分を見極め、投下資本の効率的な活用を主眼とした事業運営を行ってまいります。

事業リスク

  • 商品企画・開発の失敗
    アパレル業界は流行や顧客の嗜好変化が速く、商品のライフサイクルが短い特徴があります。もし顧客のニーズに合わない商品を企画・開発してしまった場合や、景気悪化で消費者の購買意欲が低下した場合には、売上が減少し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。常に市場を分析し、適切な商品を提供し続ける必要があります。
  • 商品調達の不安定性
    商品の生産を中国を中心としたアジア諸国に委託しているため、これらの国の政治情勢、経済環境の変動、為替レートの急激な変動、あるいは自然災害やテロなどが発生した場合、商品の調達に支障が生じる可能性があります。これにより、商品の供給が滞り、販売機会の損失やコスト増加に繋がり、業績に悪影響を及ぼす恐れがあります。
  • 情報システム・インフラの障害
    事業活動を支える基幹システムやECサイトがサイバー攻撃などにより不具合を起こした場合、事業運営が困難になる可能性があります。顧客情報の漏洩やECサイトの停止は、売上減少だけでなく、企業の信頼失墜にも繋がり、業績に大きな影響を与える恐れがあります。セキュリティ対策の強化が不可欠です。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2026|1,701 文字
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項には、次のようなものがあります。当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の迅速な対応に努めて参ります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において、当社グループが判断したものです。(1) 商品企画・商品開発に関するリスク当社グループが属するアパレル専門店業界は、国内外の競合企業との厳しい競争状態にあり、流行や嗜好の変化が速く商品のライフサイクルが短い傾向にあるため、当社が顧客の嗜好の変化に対応した商品を提供できない場合、また景気の急激な悪化により消費者の購買意欲が大きく減退した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、このようなリスクに対し、EC会員データ分析及び現場従業員とお客様の日々のコミュニケーションを通じて、お客様のニーズを適切に捉え、速やかに商材に反映し、商品提供に努めて参ります。(2) 商品調達に関するリスク当社グループの商品は、中国を中心としたアジア諸国の製造メーカー及び縫製工場等に生産委託しており、生産国の政治情勢・経済環境、急激な為替レートの変動、戦争やテロ、自然災害等が発生した場合、当社グループの調達に影響し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。対応策として、当社グループは複数国に生産拠点を分散することにより、世界情勢の変化に臨機応変に対応できる安定的な商品供給体制の構築に努めております。また、為替変動の対応として、適切な為替ヘッジ対策を検討し、リスクの軽減を図って参ります。(3) 情報システム・インフラに関するリスク当社グループの事業活動を支える基幹システム、情報システム及びECサイト等に関し、サイバー攻撃等によりシステムの不具合が生じ、事業運営の継続が困難となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。外部からの不正アクセス防止のため、サイバー攻撃に対するセキュリティ対策の強化を行うとともに、営業秘密や個人情報などの重要情報について、暗号化やバックアップなど情報保護に向けた対策を講じると共に、社員への情報セキュリティ教育と意識向上の徹底を図って参ります。(4) Belle社との資本業務提携に関するリスク当社はBelle社の100%子会社であるMUTUAL CROWN LIMITEDから発行済株式(自己株式を除く。)の20.11%の出資を受けております。当社とBelle社間の中国合弁事業は解消いたしましたが、当社グループはBelle社と円滑かつ良好な関係を維持するよう努めており、Belle社とのブランドライセンス及び独占的販売代理店契約についても、10年間継続する対応などを行っております。(5) 大規模感染症拡大による事業運営に関するリスク大規模感染症の影響により、当社グループが出店する国内及び海外の商業施設が時短営業乃至一時休業の措置を取ることが予想され、売上高が減少し、当社業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、このような状況が拡大・長期化した場合、売上高の減少に伴い、当社グループの収益性にも影響を与える可能性があります。当社グループはお客様に安心、安全の環境をご提供できるよう、パンデミックに対する感染対策、商品移動等の管理体制構築などに努めております。(6) 環境に関するリスク温室ガス排出量削減等の環境負荷に関する規制強化や消費者の環境意識の高まりに十分対応できない場合、社会的信頼度が低下することにより当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、「地球環境を守るため」、「サステナビリティに貢献するきっかけの提供」などの目標を掲げ、再生素材、プラスチック削減等の環境負荷低減に向けて取り組んでおります。 なお、上記以外の一般的な事業リスクとして、自然災害、事故、取引先破綻、法的規制及び訴訟等のさまざまな要因が考えられます。

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