3524

日東製網(3524)に経済的な堀はあるか

繊維製品 素材・化学

株価

現在株価
1,485
2026-09-01
時価総額
37 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 165 12 6 7 13.5 22.9 22.2
FY2017 179 8 6 4 11.4 215.1 40.0 24.3
FY2018 190 10 7 3 12.9 277.0 50.0 26.6
FY2019 188 9 6 0 10.3 234.3 50.0 27.5
FY2020 183 7 3 -7 4.7 108.9 50.0 28.2
FY2021 177 8 4 -18 6.6 161.9 50.0 26.3
FY2022 184 4 2 -28 3.0 73.5 50.0 22.5
FY2023 193 3 1 -6 0.8 19.6 50.0 22.3
FY2024 209 4 5 -8 7.9 210.9 50.0 22.9
FY2025 216 7 5 3 7.2 206.2 50.0 24.2

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

日東製網は漁網、産業用資材、テニス・バレーボール用ネットなどを製造・販売。特に漁網分野での長年の実績とブランド認知はあるものの、特許や独占的IPによる明確な優位性は限定的。一部製品で高い品質評価を得ている程度。

スイッチングコスト2/5

漁網分野では、長年の使用実績や特定の漁法に最適化された製品に対する顧客の信頼は一定程度存在する。しかし、代替素材や競合製品への乗り換えコストが極めて高いわけではなく、価格や性能次第でスイッチングは起こりうる。

ネットワーク効果0/5

同社の事業モデルには、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は存在しない。

コスト優位2/5

長年の製造ノウハウや効率化努力により、一定のコスト競争力は維持していると考えられる。しかし、素材価格の変動や海外競合とのコスト差を考えると、構造的な圧倒的コスト優位性は見出しにくい。

規模の経済3/5

漁網、産業用資材、スポーツネットといったニッチ市場において、一定のシェアと生産規模を持つ。特に漁網分野では国内有数のプレイヤーであり、業界規模に対して最適な少数寡占に近い状態を形成している可能性がある。

競合との比較優位

強気シナリオ

漁業資源の持続的利用への関心の高まりによる漁網需要の増加

高機能・高付加価値製品(例:環境配慮型素材)の開発・投入による単価向上

産業用資材分野における新規用途開発と市場拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格(特に合成樹脂)の急激な高騰と、価格転嫁の困難さ

新興国メーカーなど、低価格製品による競争激化

代替素材や新技術の登場による既存製品の陳腐化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

日東製網の競争優位性が失われるシナリオは、まず主要事業である漁網市場の構造的な縮小、あるいは代替素材・技術の急速な普及が考えられる。例えば、漁業そのものの衰退や、より安価で高性能な代替網素材(例:バイオ由来素材、スマート素材)が急速に普及し、同社の既存製品が競争力を失う場合。また、グローバルな低コストメーカーが、品質を維持しながらも圧倒的な価格競争力を武器に日本市場へ本格参入し、同社の価格決定権を奪うシナリオも考えられる。さらに、産業用資材やスポーツネットといった他事業領域でのイノベーションが停滞し、競合他社に市場シェアを奪われる可能性もある。これらの要因が複合的に作用することで、同社の「効率規模」に基づく競争優位性は急速に侵食されるだろう。

5年後のモート予測

強気

高付加価値製品へのシフトと新規市場開拓が進み、売上・利益ともに堅調に成長。特に環境対応型製品や高機能産業資材が収益を牽引する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。原材料価格の変動リスクを管理しながら、コスト効率の改善を継続する。

弱気

原材料価格の高騰や競争激化により、収益性が悪化。市場シェアの維持も困難になり、減益基調が続く可能性が高い。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 37億
2. 健全な財務 自己資本比率 24.2%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 41.1%
6. 適度なPER PER 6.9倍
7. 適度なPBR PBR 0.51倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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