トーア紡コーポレーション(3204)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 190 | 6 | 3 | 9 | 2.3 | 29.9 | 20.0 | 35.3 |
| FY2017 | 194 | 5 | 3 | -1 | 2.3 | 30.1 | 20.0 | 35.9 |
| FY2018 | 194 | 4 | 2 | 2 | 2.2 | 27.9 | 20.0 | 35.6 |
| FY2019 | 187 | 4 | 2 | 5 | 1.5 | 18.6 | 20.0 | 35.9 |
| FY2020 | 148 | 3 | 2 | -3 | 1.7 | 20.7 | 10.0 | 34.6 |
| FY2021 | 155 | 4 | 3 | 4 | 2.3 | 29.0 | 15.0 | 36.1 |
| FY2022 | 170 | 5 | 3 | -6 | 2.3 | 30.2 | 11.0 | 35.7 |
| FY2023 | 190 | 7 | 6 | -2 | 4.6 | 64.3 | 12.0 | 36.4 |
| FY2024 | 184 | 7 | 8 | 4 | 6.0 | 90.7 | 13.0 | 38.5 |
| FY2025 | 175 | 6 | 7 | 11 | 4.7 | 74.5 | 14.0 | 40.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
トーア紡コーポレーションは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的な知的財産に関する顕著な情報がなく、無形資産による競争優位性は確認できません。
繊維製品のBtoB取引において、既存サプライヤーとの関係性や仕様の適合性から、一定のスイッチング・コストは存在する可能性がありますが、その程度は限定的と考えられます。
同社の事業モデルは、ユーザー数の増加がサービス価値を高めるネットワーク効果を生み出す構造ではなく、ネットワーク効果による競争優位性は見られません。
長年の操業による効率化や、特定の生産技術の蓄積により、一定のコスト優位性を持っている可能性はありますが、構造的な圧倒的優位性を示すデータはありません。
繊維業界は多数のプレイヤーが存在する競争環境であり、同社が業界規模に対して最適化された少数寡占の一角を占めているとは言えません。規模の経済による優位性は限定的です。
競合との比較優位
強気シナリオ
高付加価値製品へのシフトによる収益性向上
海外市場での新規顧客開拓の成功
生産効率改善によるコスト競争力の強化
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の高騰による収益圧迫
競合他社による低価格攻勢
主要顧客の需要減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
トーア紡コーポレーションへの投資が失敗するシナリオは、同社が既存の競争環境において、価格競争に巻き込まれ、収益性を維持できなくなる場合である。具体的には、原材料費の高騰や、より低コストな競合他社の出現により、同社の製品が価格競争力を失い、市場シェアを低下させる状況が考えられる。また、主要な顧客層の需要が構造的に縮小したり、代替素材への移行が進んだりした場合も、同社の事業基盤が揺らぐ可能性がある。さらに、技術革新への対応の遅れや、新たな市場トレンドへの適応失敗も、競争優位性を失わせる要因となり得る。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性が持続的に悪化することが、投資失敗の主要因となるだろう。
5年後のモート予測
高付加価値製品への転換と海外展開が進み、収益性が改善。生産効率向上も寄与し、緩やかな成長軌道に乗る。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな市場環境の変化に対応。大きな成長は見込めないが、安定的な収益を確保する。
原材料価格の高騰や激しい価格競争により、収益性が悪化。市場シェアも低下し、厳しい経営環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 46億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 40.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 35.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 7.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.33倍 |
合格数:6/7 防衛的投資家候補水準