8040

東京ソワール(8040)に経済的な堀はあるか

繊維製品 素材・化学

株価

現在株価
1,047
2026-09-01
時価総額
36 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 176 3 -3 3 -2.7 -16.0 6.0 64.1
FY2017 167 2 -1 5 -0.6 -3.9 6.0 65.1
FY2018 161 1 2 5 1.6 47.6 65.0
FY2019 150 -4 -2 -14 -2.0 -58.0 30.0 61.0
FY2020 102 -23 -20 -28 -26.5 -591.1 0.0 47.3
FY2021 118 -12 3 37 3.8 88.6 0.0 55.8
FY2022 142 3 5 19 6.1 152.6 20.0 60.3
FY2023 150 5 8 7 8.5 233.4 30.0 63.6
FY2024 157 2 5 -6 4.9 145.4 45.0 71.1
FY2025 161 2 2 5 2.3 68.5 45.0 75.3

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:6/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産2/5

東京ソワールは、フォーマルウェア市場において長年の歴史と「東京ソワール」ブランドの認知度を持つ。特に、冠婚葬祭用フォーマルウェアというニッチ市場でのブランドイメージは一定の強みとなりうる。しかし、特許や独占的IPによる明確な優位性は見られず、ブランド力もファッション業界全体で見ると限定的。

スイッチングコスト1/5

フォーマルウェアは、特定の用途(結婚式、葬儀など)で着用されるため、一度購入した顧客が頻繁に買い替える必要がない。また、ブランドへのこだわりがなければ、他社製品への乗り換えコストは低い。ただし、特定のフォーマルシーンで「安心感」を求める顧客層には、ブランドへの一定のロイヤリティが存在する可能性はある。

ネットワーク効果0/5

フォーマルウェアの販売は、個々の顧客との取引が中心であり、ユーザーが増えることで製品やサービスの価値が向上するネットワーク効果は期待できない。

コスト優位1/5

アパレル業界全体として、製造委託や海外生産によるコスト削減努力は行われていると考えられるが、東京ソワールが他社と比較して構造的に著しく低いコストで生産・提供できる優位性は確認できない。むしろ、品質やデザインへのこだわりから、必ずしも低価格帯ではない。

規模の経済2/5

フォーマルウェアという特定の市場に特化しており、その分野においては一定の規模を持つ。しかし、アパレル業界全体で見ると、その規模は限定的であり、業界全体を最適化するような効率規模の優位性は弱い。主要な競合が少ないニッチ市場での寡占度はある程度見込める。

競合との比較優位

強気シナリオ

フォーマルウェア市場におけるブランド認知度と長年の顧客基盤の維持・強化

高付加価値商品の開発による単価上昇と利益率改善

ECチャネルの強化による新規顧客獲得と販売チャネル拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

カジュアル化の進行やライフスタイルの変化によるフォーマルウェア需要の長期的な低迷

ファストファッションブランドやEC専業ブランドとの価格競争激化

デザインやトレンドへの適応遅れによるブランドイメージの陳腐化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、フォーマルウェア市場が予想以上に急速に縮小し、東京ソワールがその変化に対応できず、ブランド価値を維持できなくなる必要がある。具体的には、冠婚葬祭のフォーマルウェア着用習慣が薄れ、代替となるカジュアルな装いが一般化する。また、同社が持つ「東京ソワール」ブランドの持つ「品質」「信頼性」といったイメージが、競合他社(特に低価格帯やトレンド重視のブランド)によって風化させられ、顧客がより安価でファッショナブルな代替品に流れる。さらに、同社がデジタル化や新たな顧客層へのアプローチに失敗し、既存顧客の高齢化とともに売上が減少の一途をたどるシナリオが考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の競争優位性が失われることが、投資の失敗につながる。

5年後のモート予測

強気

フォーマルウェア市場の安定性を背景に、ブランド力と品質を維持しつつ、EC強化や新商品開発で堅調な売上を維持。利益率も改善し、安定した収益を確保する。

中立

フォーマルウェア市場の緩やかな縮小傾向に対応しつつ、既存顧客基盤を維持。ブランド力は健在だが、大きな成長は見込めず、現状維持に近い売上と利益を確保する。

弱気

フォーマルウェア需要の減少と競合激化により、売上・利益ともに減少。ブランドイメージの陳腐化も進み、厳しい経営環境に直面する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 36億
2. 健全な財務 自己資本比率 75.3%
3. 利益の安定性 6年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -23.4%
6. 適度なPER PER 15.3倍
7. 適度なPBR PBR 0.35倍

合格数:2/7 部分的合格

同業他社

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