ダイトウボウ(3202)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 54 | 4 | 1 | -2 | 2.9 | 4.2 | — | 22.6 |
| FY2016 | 47 | 4 | 2 | 9 | 3.6 | 5.2 | — | 22.7 |
| FY2017 | 44 | 3 | 1 | 5 | 2.3 | 3.5 | 0.0 | 23.5 |
| FY2018 | 45 | 3 | 3 | -14 | 6.8 | 9.9 | 0.0 | 20.6 |
| FY2019 | 48 | 4 | 1 | -18 | 1.7 | 2.5 | 0.0 | 19.7 |
| FY2020 | 46 | 3 | 1 | 8 | 2.1 | 3.3 | 0.0 | 20.9 |
| FY2021 | 45 | 2 | 0 | 4 | 0.9 | 1.4 | 0.0 | 21.9 |
| FY2022 | 40 | 2 | 1 | 2 | 1.4 | 2.3 | 0.0 | 23.4 |
| FY2023 | 40 | 3 | 2 | 7 | 3.1 | 5.1 | 1.0 | 24.2 |
| FY2024 | 41 | 3 | 1 | 3 | 1.1 | 1.8 | 2.0 | 24.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
ダイトウボウは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的な知的財産(IP)によって裏付けられた無形資産のモートを有しているという明確な証拠は、公開情報からは確認できません。
BtoB取引が中心であり、特定の顧客との長期的な取引関係や、仕様変更に伴うコストが発生する可能性はありますが、顧客が容易に代替サプライヤーへ移行できる余地も考えられ、スイッチング・コストによる強い優位性は限定的と判断されます。
ダイトウボウの事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を高めるネットワーク効果を生み出す構造には該当しません。
繊維業界は価格競争が激しい傾向にあり、ダイトウボウが構造的に他社よりも大幅に低いコストで生産・提供できるという明確な優位性を示す情報は確認できません。規模の経済によるコスト削減の可能性はありますが、限定的と考えられます。
繊維業界は多数のプレイヤーが存在する競争環境であり、ダイトウボウが業界規模に対して最適な少数寡占を形成し、その規模からくる効率性で優位性を確立しているとは言えません。一定の事業規模は有しているものの、支配的な地位にはありません。
競合との比較優位
強気シナリオ
高機能繊維やサステナブル素材など、ニッチ市場での技術開発と差別化に成功し、新たな収益源を確立する。
M&Aや事業提携を通じて、事業ポートフォリオを強化し、シナジー効果を発揮する。
グローバル市場での販売網を拡大し、海外での売上比率を高める。
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の変動や、為替レートの変動が収益を圧迫する。
競合他社による低価格攻勢や、より革新的な製品開発により、市場シェアを失う。
国内繊維産業の構造的な衰退や、需要の低迷が続く。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ダイトウボウが投資対象として魅力的でないと判断されるためには、同社が保有する可能性のあるわずかなスイッチング・コストや、過去の事業で培われたノウハウが、急速な技術革新や市場の変化によって陳腐化し、競争優位性が完全に失われることが真実でなければならない。また、原材料調達における価格交渉力が低下し、主要顧客との関係が悪化することで、既存の取引関係すら維持できなくなるシナリオも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの再編や、新たな競合企業の参入により、同社の事業基盤そのものが揺らぎ、収益性が恒久的に悪化する可能性も否定できない。
5年後のモート予測
高付加価値製品へのシフトや海外市場開拓が進み、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。特にニッチ市場での競争優位性を確立できれば、安定した収益基盤を築く。
既存事業の維持に注力し、市場環境の変化に対応しながら、現状維持に近い業績推移となる。原材料価格や為替の影響を受けやすい。
競争激化や需要低迷により、売上・利益ともに減少傾向が続く。構造的な課題解決が進まず、事業継続が困難になるリスクも考慮される。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 37億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 24.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 11年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 4年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 9.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 41.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.75倍 |
合格数:2/7 部分的合格