菊池製作所(3444)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 59 | -6 | -8 | -14 | -11.0 | -65.5 | — | 70.6 |
| FY2017 | 58 | -3 | 2 | 5 | 3.0 | 18.0 | 7.0 | 72.1 |
| FY2018 | 57 | -1 | -1 | -3 | -1.8 | -10.4 | 7.0 | 73.0 |
| FY2019 | 60 | 1 | 9 | 14 | 10.2 | 74.5 | 10.0 | 70.3 |
| FY2020 | 54 | -2 | -5 | -10 | -7.2 | -44.9 | 10.0 | 71.0 |
| FY2021 | 45 | -8 | -9 | -9 | -13.1 | -77.3 | 10.0 | 66.1 |
| FY2022 | 50 | -6 | -7 | -2 | -11.4 | -55.4 | 10.0 | 60.1 |
| FY2023 | 51 | -6 | -11 | -7 | -23.8 | -91.2 | 0.0 | 50.6 |
| FY2024 | 52 | -6 | -8 | -3 | -18.7 | -67.7 | 0.0 | 49.8 |
| FY2025 | 55 | -5 | 0 | 2 | 0.8 | 3.6 | 10.0 | 59.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
菊池製作所は、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPに関する顕著な情報が見当たらない。金属製品製造業という性質上、これらの無形資産による競争優位性は限定的であると考えられる。
金属部品の製造・供給において、顧客との長年の取引関係や仕様への適合性から、一定のスイッチング・コストは存在する可能性がある。しかし、代替可能な部品やサプライヤーも存在するため、その効果は限定的と推測される。
菊池製作所の事業モデルにおいて、ネットワーク効果が競争優位性の源泉となっているという証拠は見当たらない。製品やサービスの利用者が増えることで価値が増大するような構造は想定しにくい。
金属加工における長年の経験やノウハウ、効率的な生産体制の構築により、一定のコスト競争力を持っている可能性はある。しかし、業界全体として価格競争が激しい可能性も考慮すると、突出したコスト優位性とは言えない。
金属製品製造業においては、生産規模がコスト効率に影響を与える可能性がある。菊池製作所が業界内でどの程度のシェアを持ち、規模の経済を享受しているかについては詳細な情報が必要だが、現時点では中程度の規模と推測される。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場における高い技術力と品質による顧客からの信頼獲得
効率的な生産体制の維持・強化によるコスト競争力の維持
新規顧客開拓や既存顧客との関係強化による安定した受注確保
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の変動による収益性の悪化
競合他社との価格競争の激化
技術革新への対応遅れによる陳腐化リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
菊池製作所の投資が失敗するには、まず同社が保有する可能性のあるニッチ市場での技術的優位性が、競合他社のキャッチアップや代替技術の登場によって失われることが考えられる。また、長年培ってきた顧客との関係性が、価格や納期、品質面でより魅力的な代替サプライヤーの出現によって崩れるシナリオも想定される。さらに、金属製品業界全体が構造的な需要低迷に陥り、規模の経済やコスト優位性を活かせなくなる状況も、同社の競争優位性を根底から覆す要因となりうる。原材料価格の高騰や、為替変動リスクへの対応が不十分な場合も、収益性を圧迫し、競争力を低下させるだろう。
5年後のモート予測
既存顧客との関係維持・強化と、ニッチ市場での技術優位性を活かし、安定した収益成長を続ける。効率的な生産体制により、価格競争にも耐えうる。
緩やかな需要増と、一定の価格競争の中で、安定した収益を維持する。大きな成長は見込めないが、堅実な経営を続ける。
原材料価格の高騰や競合激化により、収益性が悪化。代替技術の登場や需要低迷により、事業規模が縮小するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 172億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 59.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 3年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 2年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 399.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 3.38倍 |
合格数:1/7 部分的合格