3415

TOKYO BASE(3415)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
369
2026-09-01
時価総額
144 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 94 13 9 10 31.9 64.1 52.3
FY2017 128 16 11 2 27.6 27.0 0.0 53.8
FY2018 140 14 10 3 18.9 20.5 0.0 59.0
FY2019 152 13 9 8 15.9 19.7 0.0 55.4
FY2020 147 2 -1 -7 -3.5 -2.4 0.0 42.5
FY2021 176 9 8 -7 12.9 17.2 0.0 51.1
FY2022 192 2 -5 -7 -10.0 -11.8 0.0 47.9
FY2023 200 9 3 7 6.1 7.3 2.0 46.5
FY2024 202 15 8 10 15.2 17.9 4.0 44.5
FY2025 237 20 12 -4 19.3 27.8 5.0 42.0

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

TOKYO BASEは設立からの歴史が浅く、強力なブランド力や特許、規制ライセンスなどの無形資産の蓄積は限定的である。ファッション小売業という性質上、ブランド構築には時間を要し、現時点では明確な無形資産による競争優位性は見られない。

スイッチングコスト1/5

一部の顧客は、特定のブランドやセレクトショップのテイストに強い愛着を持つ可能性がある。しかし、ファッション市場はトレンドの変化が速く、顧客の嗜好も多様化しているため、顧客が他社ブランドへ乗り換えることによる直接的な損失は限定的と考えられる。リピート購入のインセンティブは存在するものの、スイッチング・コストは低い。

ネットワーク効果0/5

TOKYO BASEのビジネスモデルは、プラットフォーム型ではなく、直接的な商品販売が中心である。顧客が増えることで商品の魅力が増したり、出品者が増えるといったネットワーク効果は発生しない。個々の店舗やブランドの魅力が重要であり、顧客数増加による事業全体の価値向上のメカニズムは存在しない。

コスト優位1/5

SPA(製造小売業)モデルを採用しているが、高級アパレルブランドの買収・運営が中心であり、大量生産によるコスト削減効果は限定的である。競合他社も同様のビジネスモデルを採用している場合が多く、構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。仕入れや製造における交渉力は一定程度存在する可能性がある。

規模の経済2/5

国内のセレクトショップ業界において、複数の有力ブランドを傘下に持つ点で一定の規模を持つ。しかし、グローバルなアパレル市場や国内の競合と比較すると、その規模はまだ大きくない。規模の経済による効率化や市場支配力は限定的であり、業界全体に対して最適な少数寡占を形成するには至っていない。

競合との比較優位

強気シナリオ

人気ブランドの買収・育成によるブランドポートフォリオの強化

海外市場への積極的な展開による売上拡大

ECチャネルの強化と顧客体験の向上によるリピート率向上

弱気シナリオ(モート侵食)

トレンドの変化への対応遅れによる売上減少

競合他社との価格競争激化による利益率低下

主要ブランドの陳腐化や人気低下のリスク

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

TOKYO BASEの競争優位性が失われるシナリオは、まず、同社が買収・運営するブランドの魅力が急速に低下し、顧客離れが加速することである。これは、ファッション業界のトレンド変化への対応の遅れ、あるいは競合他社がより魅力的なブランドを開発・買収することによって起こりうる。また、SPAモデルにおけるサプライチェーンの非効率性が露呈し、コスト競争力で劣後する可能性も考えられる。さらに、主要な顧客層が、より低価格帯や、全く異なるライフスタイルを提案するブランドへとシフトした場合、同社のビジネスモデルは根本から揺らぐだろう。これらの要因が複合的に作用し、ブランド価値、顧客ロイヤルティ、そして収益性が同時に悪化する状況が、この投資の失敗を招く。

5年後のモート予測

強気

人気ブランドの買収と海外展開が成功し、ブランドポートフォリオが強化される。ECチャネルも拡大し、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

国内市場での競争は激化するものの、既存ブランドの維持と新規ブランドの緩やかな育成により、緩やかな成長を維持する。

弱気

トレンドへの対応遅れや競合激化により、既存ブランドの売上が低迷。新規ブランドの育成も進まず、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 144億
2. 健全な財務 自己資本比率 42.0%
3. 利益の安定性 8年連続黒字
4. 配当の継続性 4年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 %
6. 適度なPER PER 11.9倍
7. 適度なPBR PBR 2.34倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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