3267

フィル・カンパニー(3267)に経済的な堀はあるか

建設業 建設・資材

株価

現在株価
645
2026-09-01
時価総額
39 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 17 2 2 2 26.8 79.9 0.0 43.3
FY2017 30 3 2 -5 12.0 37.9 0.0 46.5
FY2018 47 6 4 6 20.8 75.0 0.0 48.4
FY2019 70 11 6 15 20.1 106.6 5.0 55.5
FY2020 40 1 0 -25 0.7 3.4 0.0 55.4
FY2021 54 7 4 33 14.7 72.3 10.0 50.8
FY2022 44 2 1 -16 5.8 27.2 0.0 51.3
FY2023 60 2 0 -10 1.4 7.2 5.0 50.0
FY2024 72 4 3 24 8.8 48.8 10.0 39.5
FY2025 82 6 4 -13 11.9 74.1 20.0 33.3

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

フィル・カンパニーは、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPに依存する事業モデルではない。主に請負工事を主体としており、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。

スイッチングコスト1/5

建設業においては、一度取引関係が構築された顧客との継続的な関係性が一定のスイッチング・コストを生む可能性がある。しかし、発注者側が複数の建設業者を比較検討する余地も大きく、乗り換えの障壁はそれほど高くないと考えられる。

ネットワーク効果0/5

同社の事業は、ユーザー数の増加によってサービスの価値が向上するネットワーク効果を期待できる性質のものではない。個別の建設プロジェクトごとに完結するビジネスモデルである。

コスト優位2/5

建設業全体として、規模の経済や効率的な調達網、熟練した職人の確保などがコスト競争力に影響を与える。同社がこれらの点で業界平均を上回る構造的な優位性を持っているかは不明瞭であり、現時点では弱いシグナルに留まる。

規模の経済2/5

建設業は一般的に多数の企業が存在する競争市場であるが、大規模プロジェクトにおいては特定の企業が受注を独占する傾向も見られる。同社が業界規模に対して最適な少数寡占を形成しているかは判断が難しく、現時点では限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

インフラ投資の拡大による受注増加

技術革新による生産性向上とコスト削減

M&Aによる事業規模の拡大とシナジー創出

弱気シナリオ(モート侵食)

建設資材価格の高騰による採算悪化

景気後退による建設需要の低迷

人手不足の深刻化と人件費の上昇

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

フィル・カンパニーへの投資が失敗するには、まず同社が建設業界における独自の技術やノウハウを確立できず、競合他社との差別化が図れない状況が継続することである。また、顧客が価格や納期、品質において容易に他社へ乗り換え可能な状況が続くことも考えられる。さらに、建設資材の調達や労務管理において、構造的なコスト優位性を築けず、業界平均を上回るコスト高が常態化することも、競争力の低下に繋がるだろう。加えて、同社が属する市場が、特定の企業が圧倒的なシェアを握るような寡占市場ではなく、多数の競合がひしめくレッドオーシャンであり続けるならば、持続的な利益成長は困難になる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の長期的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は大きく損なわれるだろう。

5年後のモート予測

強気

インフラ投資の恩恵を受け、大型案件の受注が増加。技術革新による生産性向上で利益率も改善し、堅調な成長を続ける。

中立

緩やかな景気回復に伴い、建設需要は安定。資材価格や人件費の変動に一定の影響を受けつつも、着実に事業を継続する。

弱気

景気後退や資材高騰、人手不足が深刻化。受注が減少し、採算も悪化。事業継続が困難になるリスクも存在する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 39億
2. 健全な財務 自己資本比率 33.3%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 4年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 39.6%
6. 適度なPER PER 9.9倍
7. 適度なPBR PBR 1.19倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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