工藤建設(1764)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 191 | 11 | 6 | 16 | 18.7 | 46.9 | 14.0 | 27.1 |
| FY2017 | 177 | 8 | 4 | 3 | 12.6 | 34.1 | 10.0 | 30.7 |
| FY2018 | 169 | 6 | 4 | 1 | 11.4 | 335.5 | 100.0 | 32.2 |
| FY2019 | 197 | 11 | 7 | 15 | 17.6 | 547.0 | 180.0 | 30.2 |
| FY2020 | 187 | 7 | 4 | -9 | 9.9 | 359.3 | 105.0 | 29.9 |
| FY2021 | 198 | 6 | 4 | 16 | 8.1 | 311.6 | 105.0 | 32.4 |
| FY2022 | 170 | 2 | 1 | -10 | 2.6 | 100.6 | 100.0 | 33.2 |
| FY2023 | 196 | 3 | 1 | -1 | 2.9 | 108.2 | 100.0 | 32.1 |
| FY2024 | 205 | 4 | 2 | 26 | 3.6 | 140.6 | 100.0 | 31.1 |
| FY2025 | 225 | 6 | 5 | -25 | 9.0 | 388.7 | 117.0 | 31.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ブランド力や特許などの無形資産は限定的。建設業という性質上、技術力やノウハウは存在するが、それが明確な競争優位性として数値化されにくい。
顧客が建設会社を変更する際のスイッチングコストは、初期の選定プロセスや設計変更の難しさから一定程度存在する。しかし、価格や提案内容によっては変更される可能性もある。
建設業では、ゼネコンやサブコンとの良好な関係が重要だが、明確なネットワーク効果による優位性は見出しにくい。地域密着型であれば、地域内での評判が影響する可能性はある。
規模の経済や経験によるコスト削減効果は期待できるが、建設資材価格の変動や労務費の高騰など、外部要因によるコスト増リスクも大きい。独自の低コスト構造は不明。
売上高が直近5期で増加傾向にあり、一定の事業規模を有している。規模の経済によるコスト優位性や、大規模プロジェクトの受注能力は強みとなりうる。
競合との比較優位
売上高、利益ともに圧倒的な規模を誇り、技術力、ブランド力、財務基盤で優位。海外展開も積極的。工藤建設は規模の経済で劣後する。
総合建設大手であり、技術力、ブランド力、財務力で優位。環境技術や免震構造など、得意分野が明確。工藤建設は特定分野での強みが不明瞭。
強気シナリオ
インフラ投資の拡大や都市再開発プロジェクトの増加により、売上・利益が継続的に成長する。
M&Aや事業提携を通じて、技術力や事業領域を拡大し、競争優位性を強化する。
高ROE・低PERの状況が続き、株主還元策の強化や自社株買いにより株価が上昇する。
弱気シナリオ(モート侵食)
建設資材価格や人件費の高騰が続き、採算が悪化し利益率が低下する。
競合他社との価格競争が激化し、受注単価が下落する。
景気後退や金利上昇により、建設需要が減退し、売上・利益が減少する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
建設資材価格や人件費の高騰が収まらず、利益率が大幅に悪化。大規模なプロジェクトの遅延やキャンセルが発生し、財務状況が悪化する。競合他社への人材流出が加速し、技術力・競争力が低下する。
5年後のモート予測
インフラ投資や再開発需要を背景に、売上は年率5%以上で成長。営業利益率は2%台後半を維持し、ROEは10%前後で推移。株価はPER10倍程度まで上昇。
売上は年率2-3%の緩やかな成長。営業利益率は2%台前半で推移し、ROEは8%前後。PERは現状維持または微減。
建設資材高騰や需要減退により、売上は横ばいまたは微減。営業利益率は1%台に低下し、ROEは5%を下回る。PERは7倍を下回る可能性。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 39億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 31.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 56.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.71倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準