高橋カーテンウォール工業(1994)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 78 | 12 | 15 | 9 | 22.4 | 172.3 | 20.0 | 60.5 |
| FY2017 | 78 | 11 | 8 | 7 | 10.4 | 88.3 | 20.0 | 63.0 |
| FY2018 | 66 | 8 | 7 | -4 | 9.0 | 81.9 | 20.0 | 54.7 |
| FY2019 | 168 | 25 | 12 | 25 | 13.8 | 142.3 | 30.0 | 61.7 |
| FY2020 | 74 | 8 | 9 | -3 | 9.4 | 104.0 | 23.0 | 75.9 |
| FY2021 | 122 | 20 | 14 | 17 | 13.1 | 162.6 | 25.0 | 77.0 |
| FY2022 | 75 | 2 | 2 | -12 | 1.4 | 17.7 | 20.0 | 86.6 |
| FY2023 | 73 | 4 | 3 | 12 | 2.8 | 36.0 | 20.0 | 84.2 |
| FY2024 | 94 | 6 | 4 | -20 | 3.5 | 45.8 | 20.0 | 77.6 |
| FY2025 | 73 | 1 | 2 | 21 | 1.8 | 23.9 | 20.0 | 85.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
高橋カーテンウォール工業は、特定の建築プロジェクトにおける実績やノウハウを持つ可能性があるが、ブランド力や特許などの明確な無形資産は確認できない。建設業界全体として、技術力や過去の実績が信頼につながる側面はある。
カーテンウォール工事は、建物の意匠性や機能性に直結するため、一度採用されたメーカーや工法からの切り替えには、設計変更や追加コストが発生する可能性がある。しかし、新規プロジェクトでの自由な選定も可能であり、切り替えコストは限定的。
建設業、特にカーテンウォール工事においては、顧客との直接的な関係性が主であり、プラットフォーム型のようなネットワーク効果は期待できない。サプライヤーや下請け業者との関係はあるが、それが競争優位に直結するとは考えにくい。
建設資材の調達コストや、熟練工の確保・維持コストが考えられるが、業界内での圧倒的なコスト優位性を示す情報は少ない。規模の経済によるコスト削減効果も限定的と推測される。
売上高は直近5期で700億円台から900億円台で推移しており、中堅規模の企業と推測される。一定の規模による調達力や工事遂行能力は有するものの、大手ゼネコンと比較すると規模の経済による優位性は小さい。
競合との比較優位
豊田自動織機は、自動車部品や産業車両、繊維機械など多角的な事業を展開しており、規模や財務基盤で大きく異なる。カーテンウォール事業単体での比較は難しいが、同社はより広範な産業分野での技術力とブランド力を持つ。
強気シナリオ
大型商業施設やオフィスビルの建設需要が回復し、同社の受注が増加する。
高付加価値なデザインや特殊な機能を持つカーテンウォールで、競合との差別化に成功する。
M&Aや事業提携により、事業規模を拡大し、新たな技術やノウハウを獲得する。
弱気シナリオ(モート侵食)
建設業界全体の景気後退や、建築投資の低迷により受注が減少する。
価格競争の激化により、収益性が悪化する。
新たな建築技術や素材の登場により、既存の工法が陳腐化するリスク。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
受注の減少、価格競争の激化、技術革新への対応遅れにより、売上高・利益率が低下し、財務体質が悪化する。特に、新規大型案件の獲得失敗や、既存顧客からの受注減少が続くと、事業継続が困難になる可能性がある。
5年後のモート予測
建設需要の回復と高付加価値製品の拡販により、売上高は年率5%程度で成長し、営業利益率は5%以上に回復・維持されると予想される。ROEも10%近辺まで改善する可能性がある。
建設需要は横ばい、または緩やかな増加にとどまり、売上高は現状維持か微増となる。価格競争の影響で利益率は低迷し、ROEは5%前後で推移すると予想される。
建設需要の低迷や価格競争の激化により、売上高は年率3%程度で減少し、営業利益率は2%を下回る可能性がある。ROEは2%を下回り、財務状況が悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 46億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 85.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 10.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 24.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.42倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準