技研ホールディングス(1443)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 118 | 4 | 3 | -6 | 3.5 | 15.5 | — | 65.0 |
| FY2018 | 95 | 7 | 4 | 26 | 5.6 | 26.1 | 1.0 | 61.1 |
| FY2019 | 100 | 12 | 7 | 4 | 8.1 | 40.4 | 1.0 | 63.9 |
| FY2020 | 94 | 12 | 7 | -10 | 8.0 | 46.0 | 1.0 | 57.6 |
| FY2021 | 82 | 10 | 5 | -10 | 4.7 | 28.7 | 1.0 | 61.9 |
| FY2022 | 55 | 4 | 3 | -17 | 3.5 | 20.3 | 1.0 | 60.6 |
| FY2023 | 52 | 5 | 4 | 1 | 4.0 | 27.4 | 1.0 | 64.2 |
| FY2024 | 49 | 6 | 5 | 1 | 4.5 | 30.3 | 1.0 | 67.5 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 1.1 | — |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 1.1 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
特許やブランド力に関する具体的な情報は乏しい。建設業という性質上、技術力は重要だが、それが明確な無形資産として認識されているかは疑問。過去の業績から安定性はうかがえるが、それがブランドや特許に起因するとは断定しにくい。
顧客は建設プロジェクトごとに最適な業者を選定するため、スイッチングコストは限定的。しかし、長年の取引実績や信頼関係が築かれている場合、既存顧客の維持に一定の貢献をしている可能性はある。新規顧客獲得には価格や提案力が重要となる。
建設業において、業界内での人脈や協力関係は重要だが、それが直接的なネットワーク効果として現れるかは不明。特定のプラットフォームやサービスを提供するビジネスモデルではないため、ネットワーク効果は限定的と考えられる。
建設業は一般的に規模の経済が働きやすいが、技研ホールディングス単独でのコスト優位性は明確ではない。資材調達や下請け業者との関係でコスト削減努力は行われていると推測されるが、競合他社との明確な差別化要因とはなりにくい。
売上高は直近5期で微減傾向にあるものの、490億円超の規模は一定の事業基盤を示唆。建設業は一般的に規模の経済が働きやすく、大規模プロジェクトの受注能力や資材調達力において、中小企業に対する優位性を持つ可能性がある。
競合との比較優位
売上高、利益ともに技研ホールディングスを大きく上回る。総合建設業として幅広い事業領域を持ち、技術力、ブランド力、資金力で圧倒的な優位性を持つ。海外事業展開も積極的。
売上高、利益ともに技研ホールディングスを凌駕する。歴史と実績に裏打ちされた高い技術力とブランド力を持ち、特に免震・制震技術や環境技術に強みを持つ。海外展開も進めている。
強気シナリオ
インフラ投資の拡大や再開発需要の増加により、大型案件の受注が増加する。
M&Aや事業提携を通じて、事業規模を拡大し、コスト競争力や技術力を強化する。
ESG投資の高まりを受け、環境配慮型建築や省エネ技術への需要が増加し、同社の強みが活かされる。
弱気シナリオ(モート侵食)
建設資材価格の高騰や人件費の上昇が収益を圧迫する。
景気後退や金利上昇により、新規建設プロジェクトの需要が減退する。
競合他社との価格競争が激化し、利益率が低下する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
建設資材価格の高騰や人件費の上昇が予想以上に長期化し、利益率が大幅に低下する。また、大型案件の受注が競合に奪われ、売上高も減少に転じる。財務体質が悪化し、ROEが5%を下回る状態が続く。
5年後のモート予測
インフラ投資の拡大や都市開発需要の増加を背景に、大型案件の受注が安定的に増加。M&Aも成功し、事業規模が拡大。高付加価値技術への投資も奏功し、売上・利益ともに年率5%以上の成長を達成。ROEは8%超を維持。
現在の事業基盤を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。建設資材価格の変動リスクはあるものの、コスト管理と効率化で吸収。新規顧客獲得と既存顧客との関係強化により、売上高は微増、営業利益率は横ばいを維持。ROEは5-7%程度。
景気後退や建設需要の低迷により、大型案件の受注が減少。資材価格の高騰と人件費の上昇が収益を圧迫し、利益率が低下。競合との価格競争も激化し、売上・利益ともに減少傾向。ROEは4%を下回る可能性。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 46億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 67.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 9年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 1.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.42倍 |
合格数:3/7 部分的合格