3092

ZOZO(3092)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
1,172
2026-09-01
時価総額
9,247 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 764 263 170 156 57.0 54.7 52.8
FY2017 984 327 202 117 49.4 64.7 57.7
FY2018 1,184 257 160 87 70.6 52.2 29.0 28.6
FY2019 1,255 279 188 188 54.5 61.6 24.0 36.7
FY2020 1,474 441 309 401 55.7 101.3 30.0 44.1
FY2021 1,662 497 345 386 62.6 115.0 41.0 43.2
FY2022 1,834 564 395 261 51.5 131.8 58.0 49.2
FY2023 1,970 601 443 327 52.3 148.2 65.0 52.4
FY2024 2,131 648 453 538 45.9 50.9 104.0 52.6
FY2025 2,284 694 479 236 44.9 54.1 107.0 53.9

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●●●○
4/5
ネットワーク
●●●○○
3/5
コスト優位
○○○○○
0/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:13/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産3/5

ZOZOは「ZOZOTOWN」という強力なECプラットフォームブランドを構築。特にファッション分野における認知度と信頼性は高く、若年層を中心に強い支持を得ている。このブランド力は新規参入障壁となる。

スイッチングコスト4/5

ZOZOTOWNは、購入履歴、お気に入り登録、クーポン、ポイントプログラムなど、顧客の利用履歴が蓄積される。これらのデータや利便性を失うことを嫌い、他社ECサイトへの乗り換えを躊躇させるスイッチング・コストが存在する。

ネットワーク効果3/5

出店ブランド数が増加することで、消費者の選択肢が増え、プラットフォームの魅力が増す。また、利用者が増えることで、プラットフォーム上での購買行動データが蓄積され、よりパーソナライズされたレコメンデーションが可能になるというネットワーク効果の兆候が見られる。

コスト優位0/5

ファッションEC市場は競争が激しく、価格競争に陥りやすい。ZOZOは物流やオペレーションの効率化を図っているが、構造的なコスト優位性は限定的である。

規模の経済3/5

日本のファッションEC市場において、ZOZOTOWNは圧倒的なシェアを誇る。この規模の経済により、仕入れや広告宣伝において有利な条件を引き出しやすい。しかし、市場全体の成長に伴い、競合も拡大している。

競合との比較優位

強気シナリオ

プライベートブランド(PB)事業の拡大による収益性向上

海外市場への展開成功による新たな成長ドライバーの獲得

データ活用によるパーソナライズ強化と顧客エンゲージメント向上

弱気シナリオ(モート侵食)

大手アパレルブランドの自社EC強化によるZOZO離れ

新規参入者や既存競合による価格競争の激化

消費者の嗜好の変化や景気後退によるファッション消費の低迷

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ZOZOの投資が失敗するには、まず「ZOZOTOWN」というブランドが陳腐化し、消費者のファッションECプラットフォームとしての第一想起から外れる必要がある。次に、顧客が蓄積してきた購買履歴やポイント、クーポンといった利便性を容易に捨ててでも乗り換えたくなるような、圧倒的な魅力を持つ競合が出現し、かつその競合がブランド力、ネットワーク効果、コスト優位性、規模の経済のいずれか、あるいは複数においてZOZOを凌駕しなければならない。さらに、ZOZOが展開するPB事業や海外展開が期待外れに終わり、収益性が悪化するシナリオも同時に進行する必要がある。つまり、ブランド力の低下、スイッチングコストの低下、そして競合の台頭という三重苦が同時に発生することが、この投資の失敗を招く。

5年後のモート予測

強気

PB事業の成長と海外展開の成功により、売上高・利益ともに着実な成長を続ける。顧客基盤の維持・拡大とデータ活用により、プラットフォームとしての競争優位性をさらに強化する。

中立

国内市場での緩やかな成長を維持しつつ、新規事業や海外展開で一定の成果を上げる。競合との競争は続くが、ブランド力とスイッチングコストで優位性を保つ。

弱気

国内アパレル市場の停滞や競合激化により、成長が鈍化。海外展開も苦戦し、収益性が悪化する。ブランドイメージの低下も懸念される。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 9,247億
2. 健全な財務 自己資本比率 53.9%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 9年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -25.7%
6. 適度なPER PER 19.3倍
7. 適度なPBR PBR 8.65倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

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