2892

日本食品化工(2892)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
4,570
2026-09-01
時価総額
196 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 506 20 20 33 9.6 80.4 49.1
FY2017 482 10 10 29 5.4 202.8 24.0 51.7
FY2018 470 0 3 9 1.5 57.7 67.5 54.2
FY2019 453 0 2 -5 1.3 48.5 25.0 54.2
FY2020 451 15 12 17 6.2 250.0 25.0 55.0
FY2021 506 15 14 -21 6.5 278.6 85.0 53.1
FY2022 646 35 26 -28 11.5 529.8 100.0 48.8
FY2023 667 26 24 43 10.0 495.0 180.0 52.4
FY2024 627 12 15 -21 5.4 310.6 200.0 56.7
FY2025 630 13 12 38 3.9 238.6 95.0 59.6

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中

無形資産0/5

日本食品化工は特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPに依存する事業モデルではない。汎用的な食品原料の製造・販売が中心であり、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。

スイッチングコスト1/5

食品メーカーは原料サプライヤーの変更に一定のコスト(品質確認、切り替え手続き等)を伴うが、日本食品化工の製品は代替可能な汎用品も多く、顧客のスイッチング・コストはそれほど高くないと考えられる。ただし、長年の取引関係や品質安定性から一定の顧客維持力はある。

ネットワーク効果0/5

同社の事業は、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生むビジネスモデルではない。BtoB取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。

コスト優位3/5

長年の事業運営で培われた製造ノウハウや、規模の経済による効率的な生産体制がコスト競争力の源泉となっている可能性がある。特に、特定の原料(例:コーンスターチ由来製品)においては、効率的な調達・加工プロセスが優位性を生む。

規模の経済3/5

食品原料業界において、一定の生産規模を持つことで、原料調達や製造コストにおいて効率性を発揮していると考えられる。ただし、業界全体が非常に競争的であるため、圧倒的な規模の経済による寡占状態とは言えない。

競合との比較優位

強気シナリオ

健康志向の高まりや、特定の食品素材への需要増加による業績拡大

製造プロセスの効率化や自動化によるコスト競争力の更なる強化

新規用途開発や高付加価値製品へのシフトによる収益性向上

弱気シナリオ(モート侵食)

原料価格の変動リスク(特に穀物相場)による収益圧迫

競合他社による価格競争の激化

食品安全規制の強化や新たな品質基準への対応コスト増加

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

日本食品化工の競争優位性が失われるシナリオは、まず原料調達におけるコスト優位性が崩れることである。例えば、主要原料の国際価格が急騰し、同社がそれを価格転嫁できない状況が続けば、収益性が悪化する。次に、競合他社がより革新的な製造技術やプロセスを導入し、コスト面で大きく先行した場合も優位性は失われる。また、食品業界全体でサプライヤーの多様化が進み、特定のサプライヤーへの依存度が低下するような顧客側の行動変化も、スイッチング・コストの低下を通じて同社の地位を揺るがす可能性がある。さらに、食品安全に関する新たな規制が導入され、同社が対応できずに製品供給停止に追い込まれるような事態も考えられる。

5年後のモート予測

強気

健康・機能性食品素材への需要拡大と、製造効率化によるコスト優位性の維持・強化により、安定的な収益成長が見込まれる。

中立

原料価格の変動や競争環境の変化に影響を受けつつも、既存事業の効率運営と安定した顧客基盤により、緩やかな成長を維持する。

弱気

原料価格の高騰や激しい価格競争、規制強化への対応遅れなどにより、収益性が悪化し、成長が鈍化するリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 196億
2. 健全な財務 自己資本比率 59.6%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -23.4%
6. 適度なPER PER 16.8倍
7. 適度なPBR PBR 0.64倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 日本食品化工 の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →