2266

六甲バター(2266)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
1,161
2026-09-01
時価総額
214 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 471 52 34 87 16.2 173.9 20.0 63.1
FY2017 494 49 33 -5 13.7 171.0 20.0 52.4
FY2018 527 44 29 -124 11.0 150.7 25.0 56.3
FY2019 539 22 10 -66 3.6 50.3 20.0 47.3
FY2020 549 19 10 33 3.5 49.1 20.0 48.7
FY2021 551 24 23 54 7.7 116.6 20.0 54.8
FY2022 419 3 2 -2 0.8 11.3 20.0 56.8
FY2023 443 6 4 22 1.5 22.9 25.0 59.0
FY2024 429 19 10 20 3.4 53.4 20.0 60.0
FY2025 433 14 15 -38 4.5 76.3 20.0 54.7

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:8/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

「Q・B・B」ブランドは長年の歴史を持ち、ベビーチーズ市場において高い認知度と信頼を得ている。特にベビーチーズにおいては、他社製品との差別化が難しく、長年培われたブランド力が競争優位の源泉となっている。このブランド力は、新規参入障壁として機能している。

スイッチングコスト2/5

家庭用チーズ市場において、消費者のスイッチングコストは比較的低い。しかし、Q・B・Bブランドのベビーチーズは、その品質や味の安定性からリピート購入されており、一定の顧客ロイヤルティが存在する。特に、子供のおやつや弁当用として定着している層には、ブランドへの信頼から乗り換えにくい側面がある。

ネットワーク効果0/5

六甲バターの事業には、直接的なネットワーク効果はほとんど見られない。製品の価値は、個々の消費者の満足度に依存し、ユーザー数の増加が製品自体の価値を高める構造ではない。

コスト優位1/5

食料品業界全体として、原材料価格の変動や製造コストの管理は重要だが、六甲バターが突出したコスト優位性を持っているという明確な証拠はない。規模の経済による効率化は図られていると考えられるが、業界平均と比較して顕著な優位性を示すデータはない。

規模の経済2/5

チーズ・乳製品分野において、一定の生産規模と販売網を有している。特にベビーチーズにおいては、国内市場で一定のシェアを確保しており、規模の経済による効率的な生産・物流は可能である。しかし、業界全体で見ると、大手乳業メーカーと比較して規模の優位性は限定的である。

競合との比較優位

強気シナリオ

「Q・B・B」ブランドの更なる強化と、高付加価値商品の開発による利益率向上。

健康志向や個食ニーズに対応した新商品の投入による市場シェア拡大。

海外市場への展開加速による新たな収益源の確保。

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の高騰が継続し、収益性を圧迫するリスク。

競合他社による低価格攻勢や、より革新的な商品の投入によるシェア低下。

消費者の健康志向の変化や、食のトレンドへの対応遅れ。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

六甲バターの投資が失敗するには、まず「Q・B・B」ブランドの価値が急速に失われる必要がある。これは、製品の品質低下、安全性への懸念、あるいは消費者の嗜好の劇的な変化によって起こりうる。また、競合他社が、六甲バターが築き上げてきたブランドイメージを凌駕するような、圧倒的なコスト競争力や、消費者の心を掴む革新的な商品を継続的に投入し、市場シェアを奪っていくシナリオも考えられる。さらに、主要な販売チャネル(スーパーマーケットなど)での陳列スペースの減少や、流通網における交渉力の低下も、同社の競争優位性を損なう要因となりうる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は低下するだろう。

5年後のモート予測

強気

「Q・B・B」ブランドの強みを活かし、健康志向や個食ニーズに対応した新商品開発と海外展開により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。

中立

国内市場での安定したシェアを維持しつつ、緩やかな成長を目指す。原材料価格の変動や競争環境の変化に対応しながら、収益性を維持する。

弱気

競争激化や原材料価格高騰により、国内市場でのシェアが低下し、収益性が悪化する。新商品開発や海外展開が計画通りに進まず、成長が鈍化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 214億
2. 健全な財務 自己資本比率 54.7%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 11年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 89.0%
6. 適度なPER PER 14.4倍
7. 適度なPBR PBR 0.64倍

合格数:6/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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