ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 468 | -3 | -44 | 12 | -56.6 | -565.7 | 14.0 | 26.3 |
| FY2017 | 357 | 2 | -6 | -26 | -8.9 | -80.3 | 14.0 | 27.7 |
| FY2018 | 342 | 4 | 2 | 15 | 2.6 | 22.4 | 14.0 | 32.9 |
| FY2019 | 339 | 4 | 2 | 9 | 2.2 | 8.7 | 14.0 | 33.6 |
| FY2020 | 293 | -3 | -6 | -31 | -7.8 | -94.1 | 0.0 | 32.3 |
| FY2021 | 283 | 0 | -0 | 20 | -0.3 | -18.2 | 0.0 | 31.3 |
| FY2022 | 268 | 4 | 1 | 12 | 1.5 | -0.5 | 0.0 | 31.2 |
| FY2023 | 253 | 1 | 0 | -2 | 0.3 | -12.3 | 0.0 | 31.8 |
| FY2024 | 248 | -9 | -11 | -13 | -18.4 | -161.2 | 0.0 | 27.1 |
| FY2025 | 250 | -9 | -42 | 2 | -226.9 | -557.0 | 0.0 | 10.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
ヴィレッジヴァンガードは、そのユニークな店舗コンセプトと品揃えで一定のブランド認知を確立している。しかし、特定の強力なブランド、特許、または規制ライセンスに裏打ちされたものではなく、模倣されやすい側面もある。店舗デザインやキュレーション能力は無形資産と言えるが、その持続性は限定的。
顧客がヴィレッジヴァンガードの店舗やオンラインストアから他の小売店へ乗り換える際に、大きな金銭的または時間的な損失を被る要素はほとんど見られない。代替となる店舗やECサイトは多数存在する。
ヴィレッジヴァンガードのビジネスモデルには、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるようなネットワーク効果は存在しない。店舗体験や商品ラインナップは、個々の顧客の選択に依存する。
小売業の中でも、ヴィレッジヴァンガードが構造的に他社よりも大幅に低いコストで商品調達や店舗運営を行っているという証拠はない。むしろ、ユニークな品揃えの維持にはコストがかかる可能性がある。
ヴィレッジヴァンガードは、特定のニッチな商品群においては一定の規模を持つ可能性があるが、小売業界全体や主要な競合と比較して、圧倒的な効率規模の優位性を持つとは言えない。店舗網や仕入れ規模は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
独自の店舗体験と商品キュレーション能力が、特定の顧客層からの根強い支持を獲得し続ける。
ECサイトの強化やSNS活用により、新たな顧客層へのリーチを拡大し、ブランドロイヤリティを高める。
仕入れ戦略の見直しやPB商品の開発により、収益性を改善する。
弱気シナリオ(モート侵食)
オンラインショッピングの普及や、より低価格な競合店の台頭により、既存顧客が流出する。
ユニークな商品ラインナップの維持が困難になり、店舗の魅力が低下する。
継続的な赤字経営により、財務基盤が悪化し、事業継続が困難になる。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヴィレッジヴァンガードコーポレーションへの投資が失敗するには、同社の「ユニークな品揃え」と「店舗体験」という、これまで競争優位の源泉と考えられてきた要素が、実際には時代遅れで、顧客のニーズと乖離していることが真実でなければならない。具体的には、消費者の価値観がより実用性や価格重視へとシフトし、同社が提供する「面白さ」や「発見」といった体験価値への需要が急速に失われるシナリオである。また、強力な競合他社(オンライン小売、専門小売、ディスカウントストアなど)が、より効率的なサプライチェーンやマーケティング戦略を通じて、同社のターゲット顧客層を効果的に奪い、価格競争力や利便性で凌駕することが、同社のモートを侵食する主要因となるだろう。さらに、店舗運営コストの増加や、仕入れにおける交渉力の低下が、収益性を悪化させ、再投資能力を奪うことも、失敗への道筋を加速させる。
5年後のモート予測
ユニークな店舗体験と商品セレクトがコア顧客に支持され続け、EC強化とSNS活用で新規顧客を獲得。収益性改善が進み、緩やかな成長軌道に乗る。
既存顧客基盤は維持するものの、競争激化により売上・利益は横ばい。店舗改装やEC投資による一時的なコスト増が利益を圧迫する可能性。
消費者の嗜好の変化や競合の攻勢により、既存顧客の離反が加速。売上・利益ともに減少傾向が続き、財務状況が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 178億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 33.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 4年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 94.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.92倍 |
合格数:0/7 部分的合格