ワッツ(2735)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 462 | 12 | 7 | 0 | 7.8 | 53.0 | 15.0 | 50.1 |
| FY2017 | 475 | 12 | 8 | 6 | 8.5 | 62.0 | 15.0 | 49.7 |
| FY2018 | 494 | 10 | 6 | 1 | 6.2 | 46.8 | 15.0 | 52.2 |
| FY2019 | 514 | 7 | 1 | 14 | 0.7 | 5.3 | 10.0 | 47.1 |
| FY2020 | 528 | 18 | 8 | 4 | 7.4 | 57.8 | 15.0 | 48.7 |
| FY2021 | 507 | 17 | 10 | -4 | 8.6 | 72.1 | 22.0 | 52.6 |
| FY2022 | 583 | 10 | 8 | 7 | 6.6 | 57.8 | 15.0 | 46.6 |
| FY2023 | 593 | 6 | 3 | -4 | 2.1 | 18.5 | 15.0 | 46.9 |
| FY2024 | 613 | 12 | 9 | 35 | 7.2 | 68.5 | 20.0 | 41.3 |
| FY2025 | 616 | 14 | 9 | -28 | 6.7 | 66.0 | 23.0 | 47.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
ワッツは100円ショップ業界において一定の知名度を持つが、強力なブランド力や特許、独占的IPは限定的。PB商品開発力は存在するものの、競合他社も同様の取り組みを行っており、明確な差別化要因とは言えない。
100円ショップという業態の性質上、顧客のスイッチング・コストは極めて低い。価格、品揃え、店舗立地などが主な選択要因であり、特定の店舗やブランドに強く固定される理由はない。
ワッツのビジネスモデルには、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるようなネットワーク効果は存在しない。
100円という均一価格での販売は、徹底したコスト管理と大量仕入れによるスケールメリットを前提とする。しかし、競合他社も同様のビジネスモデルを採用しており、構造的なコスト優位性は限定的。
ワッツは全国に多数の店舗を展開しており、100円ショップ業界において一定の規模を持つ。この規模は仕入れ交渉力や物流効率に寄与するが、業界内での寡占度はそれほど高くない。
競合との比較優位
強気シナリオ
PB商品の開発・拡充による顧客ロイヤリティ向上
新規出店による売上・利益の拡大
DX推進による業務効率化とコスト削減
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の積極的な出店攻勢と価格競争の激化
消費者の購買意欲の低下や節約志向の高まり
原材料価格や人件費の高騰による収益圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ワッツの投資が失敗するには、まず100円ショップというビジネスモデル自体の魅力が急速に失われる必要がある。例えば、消費者の価値観が「安さ」よりも「品質」や「体験」を重視する方向に大きくシフトし、100円ショップへの需要が構造的に減少するシナリオだ。また、競合他社がワッツよりも遥かに効率的なサプライチェーンを構築し、圧倒的なコスト優位性を確立することで、ワッツの価格設定力が失われる可能性も考えられる。さらに、ワッツが持つ店舗網やPB開発力といった既存の強みが、デジタル化の波や新たな競合の出現によって陳腐化し、全く価値を発揮できなくなる状況も、この投資の失敗を招くだろう。
5年後のモート予測
PB商品強化と新規出店により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。DXによる効率化も進み、収益性も改善する。
既存店売上の伸びは緩やかだが、新規出店でカバー。コスト管理を維持し、安定した収益を確保する。
価格競争の激化や消費の冷え込みにより、既存店売上が減少し、新規出店も鈍化。コスト増も重なり、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 80億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 47.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 4.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.62倍 |
合格数:6/7 防衛的投資家候補水準