2502

アサヒグループホールディングス(2502)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
1,693
2026-09-01
時価総額
23,293 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 17,069 1,369 892 -1,141 10.5 194.8 54.0 40.1
FY2017 20,849 1,832 1,410 -6,541 12.2 307.8 75.0 34.2
FY2018 21,203 2,118 1,511 2,749 13.1 329.8 99.0 37.2
FY2019 20,890 2,014 1,422 1,498 11.4 310.4 100.0 39.7
FY2020 20,278 1,352 928 -9,675 6.1 196.5 106.0 34.2
FY2021 22,361 2,119 1,535 3,235 8.7 302.9 109.0 38.6
FY2022 25,111 2,170 1,516 1,968 7.4 299.1 113.0 42.7
FY2023 27,691 2,450 1,641 2,298 6.7 323.8 121.0 46.5
FY2024 29,394 2,691 1,921 2,851 7.2 126.7 132.0 49.4
FY2025 52.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:11/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

アサヒビール、スーパードライといった強力なブランド力を持つ。特に「スーパードライ」は長年にわたり日本のビール市場で高い認知度とシェアを維持しており、ブランドロイヤリティが高い。海外でも「ペローニ」「ピレネー」などのブランドが一定の評価を得ている。

スイッチングコスト2/5

ビールは嗜好品であり、ブランドや価格、プロモーションによって消費者の選択が左右されやすい。ただし、長年の愛飲者や特定のブランドへのこだわりを持つ層は存在し、完全にスイッチングしやすいとは言えない。

ネットワーク効果0/5

ビール製造・販売事業には直接的なネットワーク効果はほとんど見られない。プラットフォーム型ビジネスではない。

コスト優位2/5

スケールメリットによる一定のコスト優位性は存在するが、原材料価格の変動や物流コストの影響を受けやすい。競合他社も同様の規模を持つため、圧倒的なコスト優位性は築きにくい。

規模の経済4/5

国内ビール市場においてキリンホールディングスと並ぶトップクラスのシェアを誇り、生産・販売・物流における規模の経済を享受している。この規模は新規参入障壁となりうる。

競合との比較優位

キリンホールディングス

国内ビール市場で長年トップシェアを争う最大の競合。ブランド力、販売網、研究開発力において類似した競争優位性を持つ。キリンは健康志向飲料や医薬品分野にも強みを持つ点で差別化。

強気シナリオ

「スーパードライ」ブランドの維持・強化と、高付加価値商品の開発による収益性向上。

海外事業(特に欧州)の成長加速と収益貢献の拡大。

M&Aや事業再編によるポートフォリオ最適化とシナジー創出。

弱気シナリオ(モート侵食)

国内ビール市場の縮小と競争激化によるシェア低下・収益圧迫。

原材料価格やエネルギーコストの高騰が収益性を悪化させる。

海外事業における想定外の減損や競争激化による業績不振。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

アサヒグループホールディングスの投資が失敗するには、まず「スーパードライ」という強力なブランドエクイティが急速に失われることが必要である。これは、消費者の嗜好が劇的に変化し、アサヒのブランドが時代遅れと認識されるか、あるいは競合他社がより革新的な製品やマーケティングで消費者の心を掴むことで起こりうる。また、海外事業の成長戦略が根本的に破綻し、買収した企業の価値が大きく毀損されるシナリオも考えられる。例えば、現地の文化や市場環境への理解不足からくる戦略ミスや、予期せぬ規制強化、地政学的リスクなどが複合的に作用し、多額の減損損失を計上するような事態である。さらに、国内市場での価格競争が激化し、ブランド価値を損なうような安売り合戦に陥ることも、長期的な競争優位性を蝕む要因となるだろう。これらの要因が単独ではなく、複数同時に発生することで、アサヒグループのモートは崩壊する可能性がある。

5年後のモート予測

強気

「スーパードライ」ブランドの再活性化と海外事業の成長により、売上・利益ともに堅調に伸長。高付加価値商品へのシフトが進み、収益性が改善する。

中立

国内市場は横ばい傾向だが、海外事業の緩やかな成長とコスト削減努力により、安定した収益を維持。ブランド力は維持される。

弱気

国内市場での競争激化と消費者の嗜好変化により、主力ブランドのシェアが低下。海外事業も想定通りに成長せず、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 23,293億
2. 健全な財務 自己資本比率 49.4%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -25.2%
6. 適度なPER PER 12.1倍
7. 適度なPBR PBR 0.86倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

同業他社

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