日本和装ホールディングス(2499)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 48 | 3 | 2 | 0 | 7.3 | 19.4 | 5.0 | 37.5 |
| FY2017 | 52 | 5 | 3 | -4 | 10.8 | 31.3 | 11.0 | 33.9 |
| FY2018 | 57 | 7 | 4 | -3 | 13.9 | 45.6 | 12.0 | 33.4 |
| FY2019 | 55 | 6 | 4 | 4 | 11.5 | 39.9 | 13.0 | 34.6 |
| FY2020 | 46 | 2 | 1 | 5 | 3.0 | 10.4 | 7.0 | 35.1 |
| FY2021 | 51 | 4 | 3 | 7 | 8.2 | 29.9 | 12.0 | 36.8 |
| FY2022 | 48 | 4 | 2 | 0 | 7.0 | 26.1 | 13.0 | 38.6 |
| FY2023 | 45 | 4 | 2 | -2 | 5.0 | 19.1 | 14.0 | 37.5 |
| FY2024 | 47 | 5 | 3 | 3 | 8.2 | 32.7 | 14.0 | 38.9 |
| FY2025 | 45 | 4 | 2 | 3 | 6.2 | 25.5 | 16.0 | 42.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
「着物のお手入れ」や「着付け教室」といったサービスは、長年の経験と信頼に基づくブランドイメージを構築している可能性がある。しかし、具体的な特許や独占的IPの存在は確認できず、ブランド力も限定的と推測される。
着物という特殊な商品・サービスにおいて、一度利用した顧客が他社に乗り換える際の心理的・時間的ハードルは一定程度存在する可能性がある。しかし、明確な乗り換えコスト(違約金等)はなく、顧客のロイヤリティは必ずしも強固ではない。
同社サービスは、利用者数の増加が直接的にサービスの価値を高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。
着付け教室の講師や、着物のお手入れサービス提供者に対する教育・管理コストは存在するが、他社と比較して圧倒的なコスト優位性を示す要因は見当たらない。規模の経済によるコスト削減効果も限定的と推測される。
着物小売・サービス業界における同社の市場シェアは不明だが、業界全体が成熟しており、同社が圧倒的な規模の経済を持つ寡占状態を形成しているとは考えにくい。
競合との比較優位
強気シナリオ
インバウンド需要の回復による着物関連サービスへの追い風
着物文化の再評価と、それに伴う新規顧客層の獲得
既存顧客基盤の維持・拡大による安定収益の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
着物離れや、より手軽な代替ファッションへのシフト
競合他社による低価格・高付加価値サービスの提供
後継者問題や、熟練技術者の確保難によるサービス品質の低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、着物文化が単なるニッチな趣味として一部の層に留まり、新規顧客の獲得が頭打ちになる必要がある。また、同社が持つブランド力や顧客との関係性が、競合他社のより革新的なサービスや低価格戦略によって浸食されるシナリオも考えられる。特に、デジタル技術を活用した新たな顧客接点の創出や、着物以外の新たな収益源の確保に失敗した場合、同社の競争優位性は急速に失われるだろう。さらに、着物業界全体が抱える高齢化や後継者不足といった構造的な問題が、同社のサービス提供能力や品質に深刻な影響を与える可能性も否定できない。
5年後のモート予測
着物文化の復興とインバウンド需要の恩恵を受け、新規顧客獲得と既存顧客維持により売上・利益ともに堅調に成長する。
緩やかな市場成長と、競合との競争の中で、既存事業の維持・改善に努め、安定的な収益を確保する。
着物離れや競合激化により、売上・利益ともに減少傾向が続く。新たな収益源の確保に失敗し、事業基盤が弱体化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 26億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 42.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -0.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.69倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準