WDBホールディングス(2475)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 327 | 34 | 21 | 17 | 18.2 | 103.4 | — | 69.0 |
| FY2017 | 380 | 42 | 34 | 50 | 24.5 | 168.7 | 11.0 | 66.8 |
| FY2018 | 416 | 50 | 29 | 29 | 18.0 | 147.3 | 17.0 | 69.4 |
| FY2019 | 431 | 50 | 31 | 25 | 15.8 | 157.0 | 22.5 | 72.8 |
| FY2020 | 441 | 51 | 34 | 41 | 15.3 | 171.8 | 27.5 | 71.2 |
| FY2021 | 469 | 63 | 42 | -21 | 16.2 | 211.3 | 37.5 | 74.2 |
| FY2022 | 476 | 55 | 35 | 32 | 12.4 | 179.8 | 49.5 | 76.3 |
| FY2023 | 511 | 51 | 31 | 10 | 9.2 | 155.4 | 51.5 | 76.4 |
| FY2024 | — | — | — | — | — | — | 62.5 | — |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 60.5 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
WDBホールディングスは、人材派遣・請負事業を主軸としており、特定の強力なブランドや特許、規制ライセンスによる独占的な優位性は限定的。ただし、長年の事業運営で培われた業界内での認知度は一定の無形資産となりうる。
顧客企業はWDBの派遣・請負サービスを利用することで、採用・育成コストや管理工数を削減できる。しかし、他の人材サービス企業への乗り換えは比較的容易であり、顧客のスイッチング・コストは中程度と考えられる。
WDBホールディングスの事業モデルは、ユーザー数の増加が直接的にサービスの価値を高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。
人材派遣・請負業界は競争が激しく、価格競争に陥りやすい。WDBが構造的に他社より大幅に低いコストでサービスを提供できる優位性は現時点では明確ではない。効率的なオペレーションによるコスト管理は重要。
WDBホールディングスは、人材派遣・請負業界において一定の規模を持つプレイヤーであり、多数の派遣スタッフと顧客企業とのマッチングを効率的に行うことで、業界内での地位を確立している。規模の経済による効率的な運営は競争優位の一因。
競合との比較優位
強気シナリオ
人材派遣・請負市場の継続的な成長
M&Aによる事業規模の拡大とサービス網の強化
特定分野(例:研究開発支援)における専門性の深化
弱気シナリオ(モート侵食)
景気後退による人材需要の低迷
競合他社との激しい価格競争
派遣法改正等による規制強化リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
WDBホールディングスへの投資が失敗するには、人材派遣・請負市場の成長性が鈍化し、特に景気後退期において企業が派遣・請負サービスへの投資を抑制することが現実となる必要がある。また、同業他社がより革新的なサービスモデルや、より低コストでのサービス提供を実現し、WDBの価格競争力やサービス提供能力を凌駕する事態も考えられる。さらに、派遣法などの法規制が厳格化され、WDBのビジネスモデルの根幹を揺るがすような変更が生じる可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用し、WDBの収益性と市場シェアを低下させることが、この投資の失敗シナリオを形成するだろう。
5年後のモート予測
人材需要の堅調な伸びとM&Aによる事業拡大により、売上・利益ともに着実な成長を続ける。特に専門性の高い分野でのサービス強化が奏功する。
市場の平均的な成長率に沿った緩やかな成長を見込む。競争環境は依然として厳しく、収益性の維持が課題となる。
景気後退や規制強化の影響を受け、事業規模の縮小や収益性の悪化が生じる。競合との価格競争も激化し、市場シェアを失うリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 335億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 76.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -3.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.05倍 |
合格数:4/7 部分的合格