ウェルネット(2428)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 105 | 21 | 14 | 28 | 15.9 | 71.9 | 80.0 | 40.0 |
| FY2017 | 103 | 11 | 9 | 10 | 9.9 | 46.4 | 50.0 | 38.7 |
| FY2018 | 98 | 7 | 5 | -40 | 6.3 | 26.3 | 50.0 | 46.5 |
| FY2019 | 100 | 5 | 4 | 27 | 5.0 | 20.0 | 50.0 | 38.8 |
| FY2020 | 94 | 8 | 5 | -30 | 7.1 | 26.3 | 13.2 | 34.6 |
| FY2021 | 88 | 6 | 4 | 8 | 5.5 | 20.9 | 15.5 | 33.4 |
| FY2022 | 90 | 7 | 5 | 30 | 7.2 | 28.3 | 14.1 | 31.1 |
| FY2023 | 94 | 9 | 6 | 14 | 8.1 | 33.7 | 16.8 | 31.1 |
| FY2024 | 101 | 12 | 8 | 30 | 10.0 | 44.3 | 22.2 | 30.5 |
| FY2025 | 109 | 15 | 11 | 16 | 12.2 | 57.6 | 29.0 | 29.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
ウェルネットの事業内容(決済代行、チケット販売等)において、特許やブランド力、規制ライセンスに依存する強力な無形資産の存在は確認できない。競合他社も同様のサービスを提供しており、差別化要因は限定的である。
主にBtoBの決済代行サービスにおいて、導入済みのシステムとの連携や運用ノウハウの蓄積により、一定のスイッチングコストが発生する可能性がある。しかし、決済プラットフォームの選択肢は多く、乗り換えを阻むほどの強固なものではない。
ウェルネットの主要事業である決済代行やチケット販売には、直接的なネットワーク効果は見られない。ユーザー数が増加しても、サービス自体の価値が指数関数的に向上する構造ではない。
決済代行手数料やチケット販売手数料が主たる収益源であり、規模の経済によるコスト優位性は限定的。他社との価格競争に晒される可能性があり、構造的なコスト優位性は低い。
決済代行やチケット販売市場は競争が激しく、多数のプレイヤーが存在する。ウェルネットは一定のシェアを確保しているものの、業界全体を寡占するほどの圧倒的な規模や効率性を持っているとは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
電子決済市場の拡大に伴う決済代行サービスの需要増加
新規顧客獲得による手数料収入の増加
既存顧客との関係維持による安定収益の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
新規参入企業による価格競争の激化
決済手数料率の低下圧力
技術革新による既存サービスの陳腐化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ウェルネットへの投資が失敗するには、まず電子決済市場全体の成長が鈍化し、決済代行サービスの需要が予想を下回ることが必要である。さらに、競合他社がより低コストで高機能なサービスを迅速に提供し、ウェルネットの顧客基盤を侵食することが考えられる。特に、大手IT企業や金融機関が決済インフラに参入し、既存のスイッチングコストを無視できるほどの魅力的な代替案を提示した場合、ウェルネットの優位性は失われるだろう。また、規制当局による手数料上限の設定や、セキュリティインシデントによる信頼失墜も、事業継続を困難にする要因となり得る。
5年後のモート予測
電子決済市場の成長と新規顧客獲得により、売上高・利益ともに堅調に増加。手数料率の維持・向上に成功し、安定したキャッシュフローを生み出す。
市場の平均的な成長率に沿って売上高は伸長するが、競争激化により手数料率の低下圧力に直面し、利益成長は緩やかになる。
価格競争の激化や技術的陳腐化により、売上・利益ともに減少。市場シェアを失い、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 116億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 29.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 26.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.32倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準