2317

システナ(2317)に経済的な堀はあるか

情報・通信業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
467
2026-09-01
時価総額
1,508 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 463 37 22 18 14.7 89.7 58.2
FY2017 543 52 35 30 20.6 145.3 36.0 59.5
FY2018 597 69 46 61 22.3 47.0 46.0 59.9
FY2019 646 82 55 42 23.8 56.2 16.0 63.0
FY2020 609 80 50 56 19.1 51.4 20.0 65.9
FY2021 653 91 60 50 19.9 15.5 20.0 68.5
FY2022 745 98 73 56 21.1 18.9 20.0 69.9
FY2023 769 97 72 88 18.7 18.7 8.0 70.5
FY2024 836 121 85 54 25.7 23.2 10.0 62.7
FY2025 12.0

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

システナは特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な証拠は、公開情報からは確認できない。受託開発が中心であり、差別化された無形資産の構築は限定的と考えられる。

スイッチングコスト2/5

顧客との長年の取引関係や、特定のシステム開発におけるノウハウ蓄積により、一定のスイッチング・コストは存在する可能性がある。しかし、IT業界全体として技術者の流動性が高く、競合他社への乗り換え障壁はそれほど高くないと推測される。

ネットワーク効果0/5

システナのビジネスモデルは、ユーザー数の増加によってサービスの価値が向上するネットワーク効果を生み出すものではない。個々の顧客との個別契約に基づく受託開発が中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。

コスト優位1/5

IT業界全体として人件費がコストの大部分を占める。システナが他社と比較して構造的に大幅なコスト優位性を持つという情報は確認できない。一部、効率的な開発プロセスやリソース配分によるコスト削減の可能性は否定できない。

規模の経済2/5

システナはITサービス企業として一定の規模を持つが、業界全体で見ると多数の競合が存在する。特定のニッチ市場で圧倒的なシェアを持つわけではなく、効率規模による明確な優位性は限定的と考えられる。大手SIerと比較すると規模の経済は小さい。

競合との比較優位

強気シナリオ

DX需要の高まりによるシステム開発・保守の継続的な需要獲得

特定分野における技術力・開発力向上による高付加価値案件の受注拡大

M&Aによる事業領域拡大とシナジー効果の発現

弱気シナリオ(モート侵食)

IT人材の獲得競争激化による人件費高騰と利益率低下

技術革新への対応遅れによる陳腐化リスク

主要顧客の業績悪化やIT投資抑制による受注減

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

システナの投資が失敗するシナリオは、まずIT業界全体の構造的な変化、特にクラウドネイティブ技術やAIの急速な普及に対応できず、既存の受託開発モデルが陳腐化することである。また、優秀なエンジニアの採用・定着が極めて困難になり、人件費の高騰が利益を圧迫する状況が継続することも考えられる。さらに、主要顧客である大手製造業や自動車業界の景気後退が長引き、IT投資そのものが抑制されることで、同社の受注が大幅に減少する可能性もある。競合他社がより革新的なサービスや低コストなソリューションを提供し、システナの価格競争力や技術優位性が失われることも、失敗の要因となりうる。

5年後のモート予測

強気

DX需要の取り込みと特定技術分野での強みを発揮し、売上・利益ともに堅調に成長。高付加価値案件の増加により利益率も改善傾向を維持する。

中立

IT業界の競争環境は厳しいものの、既存顧客との関係を維持しつつ、緩やかな成長を続ける。技術者の確保と育成が課題となる。

弱気

人材獲得難と人件費高騰、技術変化への対応遅れにより、受注減と利益率低下に苦しむ。競合優位性を失い、成長が鈍化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,508億
2. 健全な財務 自己資本比率 62.7%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 14.4%
6. 適度なPER PER 17.8倍
7. 適度なPBR PBR 4.54倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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