2281

プリマハム(2281)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
2,464
2026-09-01
時価総額
1,260 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 3,612 80 64 -74 9.2 26.3 41.1
FY2016 3,633 156 100 112 12.6 39.8 42.1
FY2017 3,945 131 104 -105 11.7 41.4 6.0 42.7
FY2018 4,130 132 83 89 8.8 164.8 10.0 42.2
FY2019 4,181 156 88 164 8.8 175.6 45.6
FY2020 4,336 215 142 150 12.3 281.9 60.0 48.3
FY2021 4,196 130 97 -70 7.9 193.4 85.0 50.5
FY2022 4,307 97 45 -34 3.7 89.7 65.0 49.2
FY2023 4,484 118 75 31 5.8 149.0 65.0 48.7
FY2024 4,584 89 71 6 5.4 140.8 65.0 49.8

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産2/5

プリマハムは「プリマハム」ブランドの認知度と、長年培ってきたハム・ソーセージ製造におけるノウハウを持つ。しかし、特許や独占的IPによる明確な優位性は限定的。CM等でのブランド露出はあるものの、競合他社も同様の活動を行っており、差別化要因としては弱い。

スイッチングコスト1/5

食肉加工品は一般的にブランドロイヤリティがそれほど高くなく、消費者は価格やセール品に応じて購入先を変える傾向がある。業務用では一定の取引関係はあるものの、乗り換えによる顧客の損失は限定的と考えられる。

ネットワーク効果0/5

食肉加工品の製造・販売事業において、ネットワーク効果が発生するビジネスモデルではない。

コスト優位2/5

食肉の調達力や生産効率の改善努力は継続していると考えられるが、業界全体として原料価格の変動リスクに晒されており、構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。規模の経済による効率化は進んでいる可能性がある。

規模の経済3/5

国内食肉加工品市場において、プリマハムは主要プレイヤーの一つであり、一定の規模を持つ。これにより、原料調達や生産・物流において効率性を発揮できる。しかし、市場全体を寡占するほどの圧倒的な規模ではない。

競合との比較優位

強気シナリオ

高付加価値商品の開発・販売強化による収益性向上

海外市場での事業拡大による成長

M&Aによる事業ポートフォリオ強化

弱気シナリオ(モート侵食)

国内市場の人口減少・高齢化による需要低迷

原材料価格の高騰と為替変動リスク

食の安全・安心に対する懸念の高まり

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

プリマハムの投資が失敗するには、まず国内食肉加工品市場が予想以上に縮小し、同社が新たな成長ドライバーを見出せない状況が考えられる。特に、消費者の健康志向の高まりや代替タンパク質の普及が予想以上に進み、従来のハム・ソーセージ製品の需要が急速に失われるシナリオ。また、原材料(豚肉、鶏肉等)の価格が構造的に高止まりし、同社がコスト転嫁できない状況が長期化することで、利益率が著しく悪化する可能性もある。さらに、競合他社がより革新的な商品開発や、効率的なサプライチェーンを構築し、プリマハムの市場シェアを奪う事態も考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の競争優位性が根底から覆されることが、投資の失敗につながるだろう。

5年後のモート予測

強気

高付加価値商品や海外事業の伸長により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。特に健康志向に対応した商品が市場に受け入れられる。

中立

国内市場の成熟化を受け、既存事業の効率化と安定的な収益基盤維持に注力。緩やかな成長に留まる。

弱気

原材料価格の高騰や国内需要の低迷が響き、売上・利益ともに減少傾向。競争激化によりシェアも低下する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,260億
2. 健全な財務 自己資本比率 50.5%
3. 利益の安定性 11年連続黒字
4. 配当の継続性 9年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 0.6%
6. 適度なPER PER 27.5倍
7. 適度なPBR PBR 1.03倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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