パーソルホールディングス(2181)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 5,176 | 281 | 174 | -18 | 13.0 | 75.8 | — | 53.8 |
| FY2016 | 5,920 | 334 | 178 | 299 | 11.6 | 75.9 | — | 51.8 |
| FY2017 | 7,222 | 361 | 78 | -317 | 4.9 | 33.3 | 17.0 | 36.1 |
| FY2018 | 9,258 | 441 | 244 | 272 | 14.3 | 104.4 | 19.0 | 42.0 |
| FY2019 | 9,706 | 391 | 76 | 110 | 4.6 | 32.8 | 25.0 | 39.9 |
| FY2020 | 9,507 | 264 | 158 | 236 | 9.0 | 68.6 | 30.0 | 41.0 |
| FY2021 | 10,609 | 481 | 315 | 436 | 15.4 | 136.8 | 26.0 | 43.4 |
| FY2022 | 12,240 | 531 | 206 | 303 | 10.3 | 89.6 | 42.0 | 42.0 |
| FY2023 | 13,271 | 521 | 300 | 588 | 14.4 | 13.2 | 61.0 | 37.1 |
| FY2024 | 14,512 | 574 | 359 | 391 | 17.4 | 16.2 | — | 35.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
「テンプスタッフ」「パーソル」といったブランド認知度は一定程度あるが、人材業界は多岐にわたり、特定の強力なブランドロイヤリティに繋がっているとは言い難い。M&Aによるブランド取得は進めている。
派遣社員は比較的容易に登録先を変更可能。一方、企業側は求人掲載や採用プロセスにコストがかかるため、一定のスイッチングコストは存在する。しかし、他社サービスへの乗り換え障壁は高くない。
人材紹介プラットフォーム等で一部ネットワーク効果は考えられるが、ユーザー数増加が直接的なサービス価値向上に繋がる強力なフライホイールは形成されていない。
規模の経済による効率化は一部見られるが、人材業界は労働集約型であり、構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。M&Aによる事業拡大が主。
評価根拠は順次生成中です。
競合との比較優位
強気シナリオ
M&Aによる積極的な事業拡大とシナジー効果の発現
DX推進による業務効率化と新たなサービス開発
労働人口減少下での人材サービス需要の継続的増加
弱気シナリオ(モート侵食)
M&Aのれんの減損リスクと統合失敗
競合他社による低価格攻勢やサービス差別化
景気変動による人材需要の急激な落ち込み
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
パーソルホールディングスが長期的に競争優位性を失うシナリオは、まず人材業界全体が構造的に縮小するか、あるいは同社が規模の経済を活かせないほど分散した事業ポートフォリオを抱えるようになることである。具体的には、テクノロジーの進化により、人材のマッチングがプラットフォーム上で極めて容易になり、個々の人材紹介会社の付加価値が低下する状況が考えられる。また、同社がM&Aを繰り返す中で、個々の買収企業のカルチャーやシステム統合に失敗し、組織としての非効率性が増大、コスト構造が悪化することも考えられる。さらに、主要な競合企業が、より革新的なビジネスモデルや、特定のニッチ市場に特化した強力なブランド、あるいは圧倒的な低コスト構造を確立し、パーソルが築き上げてきた規模の経済やブランド力を凌駕する事態も、同社の優位性を揺るがす要因となるだろう。
5年後のモート予測
M&AとDXによる事業拡大が奏功し、人材サービス市場におけるリーダーシップを強化。売上・利益ともに安定的な成長を続ける。
緩やかな経済成長と労働市場の変化に対応し、既存事業の維持・拡大を図る。M&Aは選択的に実施し、リスク管理を重視する。
景気後退や構造変化への対応が遅れ、競争環境の悪化により成長が鈍化。M&Aの失敗やのれん減損リスクが顕在化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 5,242億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 35.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 9年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -50.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 14.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.76倍 |
合格数:3/7 部分的合格