日本M&Aセンターホールディングス(2127)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 191 | 90 | 62 | 92 | 38.4 | 77.2 | — | 64.3 |
| FY2017 | 246 | 116 | 81 | 17 | 37.0 | 50.8 | — | 69.3 |
| FY2018 | 285 | 125 | 89 | 63 | 32.5 | 55.1 | 41.0 | 76.2 |
| FY2019 | 320 | 142 | 103 | 45 | 28.6 | 63.3 | 23.0 | 81.0 |
| FY2020 | 348 | 153 | 107 | 338 | 23.9 | 32.5 | 26.0 | 82.1 |
| FY2021 | 404 | 164 | 114 | 114 | 22.4 | 34.6 | 28.0 | 86.1 |
| FY2022 | 413 | 153 | 98 | 42 | 18.0 | 29.8 | 18.0 | 82.8 |
| FY2023 | 441 | 161 | 107 | -77 | 24.4 | 33.0 | 23.0 | 74.9 |
| FY2024 | 441 | 167 | 110 | 251 | 23.0 | 34.5 | 23.0 | 76.4 |
| FY2025 | 503 | 188 | 125 | 112 | 24.7 | 39.4 | 29.0 | 75.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:13/25 主要モート:ネットワーク効果 持続性:判定中
M&A仲介における長年の実績と信頼性。独自のノウハウやデータベース、専門家ネットワークが強み。ブランド力はまだ発展途上だが、専門性の高さが顧客の安心感に繋がる。
M&A仲介は一度成約すると、次の案件まで他社への乗り換えは少ない。しかし、M&A自体が頻繁に発生するわけではなく、顧客のスイッチングコストは限定的。専門家との関係性が重要。
全国の税理士、会計士、弁護士、司法書士などの専門家との強固なネットワークが最大の強み。このネットワークを通じて、案件の発掘と成約を効率的に行っている。新規参入障壁となる。
M&A仲介業は、人件費やオフィス賃料が主なコスト。規模の経済によるコスト優位性は限定的。独自のシステム開発や人材育成による効率化は進めているが、競合とのコスト差は小さい。
日本国内におけるM&A仲介件数でトップクラスのシェアを誇る。多数の成約実績が信頼に繋がり、さらなる案件獲得に有利に働く。しかし、グローバル展開は限定的。
競合との比較優位
M&A仲介専業として日本国内で高いシェアを持つ競合。地域密着型の営業展開やIT活用に強み。日本M&Aセンターと比較して、より中小企業向けに特化している側面もある。手数料体系やサービス内容に違いがある。
強気シナリオ
後継者問題の深刻化によるM&A需要の継続的な増加
専門家ネットワークのさらなる拡大と質の向上による案件獲得力の強化
M&Aアドバイザリー以外の新規事業(例:M&A後のPMI支援)の成功
弱気シナリオ(モート侵食)
景気後退によるM&A市場全体の縮小
大手金融機関や新規参入者による競争激化と手数料率の低下
法規制の強化やコンプライアンス問題による事業への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
M&A市場の急激な冷え込み、競合他社による低価格攻勢、または法規制の変更により、仲介手数料の低下や成約件数の減少が継続した場合、現在の収益性と成長性を維持できなくなるリスク。
5年後のモート予測
後継者問題の顕在化と事業承継ニーズの増加を背景に、M&A市場は今後も拡大が続くと予想される。日本M&Aセンターは、強固な専門家ネットワークと豊富な実績を活かし、トップシェアを維持・拡大し、売上・利益ともに年率10%以上の成長を続ける。
M&A市場の緩やかな成長と、同社の継続的な案件獲得能力を考慮すると、今後5年間で売上高は年率5-10%程度、営業利益は同程度で成長すると見込まれる。ROEは高水準を維持する。
景気後退や競争激化によりM&A市場が停滞した場合、成約件数の伸びが鈍化し、手数料率の低下圧力もかかる。成長率は年率0-5%程度に低下し、ROEも若干低下する可能性がある。新規事業の進捗も鍵となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 2,025億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 75.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 9年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 9.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 4.04倍 |
合格数:4/7 部分的合格