1929

日特建設(1929)に経済的な堀はあるか

建設業 建設・資材

株価

現在株価
1,212
2026-09-01
時価総額
490 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 572 36 23 21 10.7 55.0 49.0
FY2017 629 41 27 -12 11.6 64.1 17.0 48.1
FY2018 633 40 27 19 11.0 65.2 24.0 50.0
FY2019 655 49 33 71 12.3 78.1 30.0 52.6
FY2020 680 54 35 7 12.2 83.9 38.0 55.1
FY2021 661 45 33 47 10.9 79.8 36.0 58.8
FY2022 729 55 35 9 11.0 84.6 40.0 60.3
FY2023 719 44 31 21 9.0 73.5 45.0 62.2
FY2024 672 37 24 5 7.0 57.7 47.0 60.4
FY2025 838 58 42 17 11.0 99.8 48.0 60.4

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
●○○○○
1/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:10/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産2/5

日特建設は、長年の実績と信頼に基づくブランド力を持つ。特に、インフラ整備や災害復旧など、社会インフラ分野での専門性と技術力は、容易に模倣されない無形資産となり得る。ただし、建設業全体として技術者の高齢化や後継者不足といった課題も抱える。

スイッチングコスト3/5

顧客(官公庁、デベロッパー等)は、公共事業や大規模開発において、実績、信頼性、技術力、安全性を重視するため、建設業者の切り替えには高いハードルが存在する。特に、特殊な工法や長期間にわたるプロジェクトでは、既存業者との継続的な関係が有利に働く。

ネットワーク効果1/5

建設業において、特定のプラットフォームやエコシステムを形成するようなネットワーク効果は限定的。協力会社やサプライヤーとの関係は重要だが、これは主に取引関係であり、顧客がサービス提供者を囲い込むようなネットワーク効果とは異なる。

コスト優位1/5

建設業は、資材調達や労務費などのコスト競争が激しい側面がある。日特建設が独自の調達網や効率的な生産プロセスを構築している可能性はあるが、一般的に、建設業全体で顕著なコスト優位性を築くことは難しい。

規模の経済3/5

長年の事業継続と実績により、一定の規模と事業基盤を確立している。大規模プロジェクトの受注能力や、複数のプロジェクトを同時に遂行する能力は、規模の経済性を示唆する。ただし、建設業は景気変動の影響を受けやすく、規模だけでは持続的な優位性とはなりにくい。

競合との比較優位

大成建設

総合建設大手であり、海外事業や不動産開発など事業ポートフォリオが多岐にわたる。日特建設はインフラ、特にトンネルやシールド工事に強みを持つ点で差別化されているが、大成建設はより広範な建設ニーズに対応できる。

清水建設

こちらも総合建設大手で、建築分野に強みを持つ。日特建設が土木、特に特殊土木に強みを持つ一方、清水建設は建築・土木両面で高い技術力と実績を持つ。日特建設はニッチな分野での専門性を活かす戦略が重要となる。

強気シナリオ

インフラ投資の拡大や国土強靭化計画の進展により、公共事業関連の受注が安定的に増加する。

技術力と実績を活かし、高付加価値案件や特殊工法分野での受注を拡大し、収益性を向上させる。

M&Aや提携を通じて、事業領域の拡大やシナジー効果を生み出し、成長を加速させる。

弱気シナリオ(モート侵食)

建設資材価格の高騰や人件費の上昇が続き、利益率を圧迫する。

景気後退や公共投資の抑制により、受注が減少し、業績が悪化する。

競合他社との価格競争が激化し、受注単価が低下する。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

建設業は、景気変動、資材価格、人件費、天候などに大きく左右される。日特建設の強みである実績や技術力が、これらの外部要因による業績悪化を吸収しきれず、収益性が著しく低下するリスクがある。また、大規模なインフラプロジェクトにおける予期せぬコスト増や遅延も、財務状況を悪化させる可能性がある。

5年後のモート予測

強気

インフラ投資の継続的な拡大と、日特建設の得意とする特殊土木分野での技術優位性を背景に、売上・利益ともに年率5%以上の成長を期待。ROEも12%以上を維持し、株主還元も強化される。

中立

インフラ投資は安定的に推移するものの、資材価格や人件費の上昇圧力が続く。売上は年率2-3%の成長に留まり、利益率は微減傾向。ROEは10%前後で推移し、配当性向も維持される。

弱気

景気後退や公共投資の削減により、受注が伸び悩み、売上は横ばいか微減。コスト増が利益を圧迫し、ROEは8%を下回る可能性。株主還元も抑制されるリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 490億
2. 健全な財務 自己資本比率 60.4%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 5.7%
6. 適度なPER PER 11.8倍
7. 適度なPBR PBR 1.30倍

合格数:6/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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