1925

大和ハウス工業(1925)に経済的な堀はあるか

建設業 建設・資材

株価

現在株価
4,744
2026-09-01
時価総額
28,699 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 31,929 2,431 1,036 760 8.8 156.4 35.9
FY2016 35,129 3,101 2,017 -560 15.2 304.1 36.8
FY2017 37,960 3,471 2,364 687 15.6 355.9 92.0 36.5
FY2018 41,435 3,722 2,374 416 14.5 357.3 107.0 36.8
FY2019 43,802 3,811 2,336 -1,676 13.2 351.8 114.0 37.3
FY2020 41,268 3,571 1,951 403 10.3 297.2 115.0 36.3
FY2021 44,395 3,833 2,253 -1,310 10.7 343.8 116.0 36.6
FY2022 49,082 4,654 3,084 -2,749 12.9 469.1 126.0 37.2
FY2023 52,029 4,402 2,988 -81 11.8 457.2 130.0 37.3
FY2024 54,348 5,463 3,251 -728 12.0 514.0 143.0 37.1

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
●○○○○
1/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:12/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産2/5

大和ハウス工業は、長年にわたり築き上げてきたブランド力と、住宅・建築業界における信頼性が強み。特に「xevo」シリーズなどの独自技術やデザインは、一定の差別化要因となっている。しかし、他社も同様の技術開発を進めており、模倣されやすい側面もある。

スイッチングコスト3/5

住宅購入者は、一度契約すると他のハウスメーカーへの乗り換えは、契約金や設計変更の手間から非常に困難。リフォームやメンテナンスにおいても、長年の実績と信頼から継続利用につながりやすい。ただし、初期のハウスメーカー選定における比較検討は活発に行われる。

ネットワーク効果1/5

住宅販売においては、紹介や口コミが一定の影響を持つが、直接的なネットワーク効果は限定的。リフォームや賃貸事業などでは、顧客基盤の拡大が収益に寄与する可能性はあるが、強力なネットワークモートとは言えない。

コスト優位2/5

スケールメリットによる仕入れコスト削減や、標準化された工法による効率化は進んでいる。しかし、建設業全体として資材価格の変動リスクは大きく、コスト優位性を永続的に維持することは難しい。独自の生産技術による大幅なコスト削減は限定的。

規模の経済4/5

日本国内における住宅・建築業界でトップクラスの売上規模を誇る。これにより、土地の仕入れ、資材調達、広告宣伝において有利な条件を引き出しやすい。全国的な販売網と施工体制は、他社が容易に模倣できない強みとなっている。

競合との比較優位

積水ハウス

積水ハウスは、高付加価値住宅に強みを持ち、ブランドイメージも高い。大和ハウス工業と比較して、よりデザイン性や快適性を重視する顧客層にアピールしている。ただし、価格帯は高めになる傾向がある。

旭化成ホームズ

旭化成ホームズは、ヘーベルハウスブランドで知られ、耐久性や耐火性に優れた住宅を提供。大和ハウス工業と比較して、独自の構造技術や素材に強みを持つ。デザインの自由度はやや限定される場合がある。

強気シナリオ

堅調な住宅需要と、分譲住宅・賃貸住宅事業の拡大による安定的な収益成長。

大規模都市開発プロジェクトの成功による、新たな収益源の確立。

海外事業の拡大と、M&Aによる成長機会の獲得。

弱気シナリオ(モート侵食)

国内人口減少や低金利環境の終了による住宅需要の鈍化。

資材価格の高騰や人件費の上昇による、収益性の悪化。

競合他社との激しい価格競争や、新たな技術革新への対応遅れ。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

国内の住宅市場が飽和し、人口減少が加速する中で、成長ドライバーを海外や非住宅分野にシフトできない場合。また、資材価格の高騰や労務費の上昇が継続し、収益性を維持できず、株主還元を縮小せざるを得なくなる状況。

5年後のモート予測

強気

堅調な住宅需要と、賃貸・リフォーム事業の拡大、海外展開の成功により、売上・利益ともに年率5%以上の成長を維持。ROEも12%以上を確保し、株主還元も増加。

中立

国内市場は緩やかな成長に留まるが、賃貸・リフォーム事業の安定成長と、一部の海外事業の拡大により、売上は年率2-3%程度、利益は横ばいから微増で推移。ROEは10-12%程度を維持。

弱気

国内住宅市場の低迷、資材価格高騰、競争激化により、売上・利益ともに伸び悩み、場合によっては減収減益。ROEは10%を下回り、株主還元も抑制される可能性。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 28,699億
2. 健全な財務 自己資本比率 37.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 14.3%
6. 適度なPER PER 8.8倍
7. 適度なPBR PBR 1.07倍

合格数:6/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 大和ハウス工業 の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →