オーテック(1736)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 235 | 15 | 10 | 8 | 8.6 | 189.8 | — | 52.7 |
| FY2016 | 240 | 16 | 11 | 10 | 8.6 | 205.6 | — | 56.7 |
| FY2017 | 225 | 16 | 10 | 5 | 7.7 | 199.0 | 48.0 | 56.5 |
| FY2018 | 238 | 18 | 12 | 6 | 8.1 | 221.8 | 50.0 | 56.8 |
| FY2019 | 272 | 23 | 16 | 17 | 10.3 | 308.6 | 65.0 | 59.1 |
| FY2020 | 235 | 20 | 13 | -10 | 7.9 | 252.7 | 85.0 | 62.1 |
| FY2021 | 254 | 19 | 13 | 4 | 7.6 | 257.1 | 80.0 | 65.3 |
| FY2022 | 261 | 20 | 12 | -2 | 6.7 | 238.8 | 85.0 | 63.7 |
| FY2023 | 294 | 20 | 14 | 19 | 6.8 | 271.2 | 85.0 | 62.2 |
| FY2024 | 314 | 40 | 29 | 26 | 12.6 | 186.1 | 125.0 | 64.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
オーテックは建設業であり、特許やブランド力といった無形資産による競争優位性は限定的。特定の技術やノウハウはある可能性もあるが、定量的な評価は難しい。
建設プロジェクトにおいては、一度取引が開始されると、設計変更や追加工事によるスイッチングコストが発生する可能性がある。しかし、新規顧客獲得のハードルは比較的低いと推測される。
建設業において、ネットワーク効果による競争優位性はほとんど見られない。顧客や協力会社との関係性は重要だが、それが直接的なモートとはなりにくい。
規模の経済によるコスト優位性は限定的。建設業は個別のプロジェクトごとに最適化される側面が強く、汎用的なコスト削減効果は出しにくい。
売上規模は直近3期で増加傾向にあるが、建設業界全体で見ると中堅規模。大規模プロジェクトの受注能力や、資材調達における交渉力で一定の優位性は考えられる。
競合との比較優位
オーテックより圧倒的に大規模な総合建設業。ブランド力、技術力、資金力、海外展開など、あらゆる面で優位性を持つ。オーテックは特定分野での強みを発揮する必要がある。
オーテックと同様に建設業だが、より大規模で多角的な事業展開。技術開発力やブランド力で優位。オーテックはニッチ分野や地域密着での差別化が求められる。
強気シナリオ
インフラ投資の拡大や都市開発プロジェクトの増加による受注拡大
技術力向上やDX推進による生産性向上と利益率改善
M&Aによる事業規模拡大とシナジー効果の発揮
弱気シナリオ(モート侵食)
建設資材価格の高騰や人件費上昇による利益圧迫
景気後退による建設需要の低迷と受注減少
競合他社との価格競争激化による収益性低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
建設需要の急激な落ち込み、主要資材価格の制御不能な高騰、大規模な不祥事による信用失墜、または主要取引先との関係悪化による受注の激減。
5年後のモート予測
インフラ投資の恩恵を受け、大型案件の受注が増加。技術革新による生産性向上も進み、売上・利益ともに年率10%以上の成長を達成する。
堅調な国内建設需要に支えられ、売上は年率5%程度で安定成長。利益率は現状維持または微増で推移し、ROEは8-10%程度を維持する。
景気後退や資材価格高騰の影響で受注が減少し、利益率も低下。売上は横ばいか微減となり、ROEは5%を下回る可能性もある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 388億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 64.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -10.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.74倍 |
合格数:4/7 部分的合格