日本アクア(1429)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 156 | 14 | 10 | 7 | 14.7 | 27.6 | 3.0 | 52.9 |
| FY2017 | 181 | 13 | 9 | -0 | 17.1 | 27.8 | 4.0 | 43.0 |
| FY2018 | 194 | 8 | 5 | -4 | 8.3 | 15.2 | 10.0 | 40.9 |
| FY2019 | 214 | 19 | 13 | 9 | 18.6 | 39.5 | 17.0 | 44.5 |
| FY2020 | 219 | 19 | 13 | 1 | 17.6 | 41.6 | 20.0 | 47.7 |
| FY2021 | 239 | 14 | 10 | 2 | 12.0 | 29.5 | 20.0 | 43.5 |
| FY2022 | 257 | 23 | 15 | -6 | 19.5 | 48.0 | 24.0 | 36.3 |
| FY2023 | 283 | 29 | 20 | 36 | 21.5 | 63.8 | 32.0 | 45.6 |
| FY2024 | 303 | 26 | 18 | -9 | 17.4 | 58.6 | 34.0 | 43.8 |
| FY2025 | 337 | 28 | 19 | 9 | 16.3 | 59.4 | 35.0 | 45.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
特許やブランド力は限定的。独自の技術やノウハウの蓄積はあるが、模倣困難性は低い。建設業という性質上、無形資産による強力なモートは築きにくい。
断熱材の施工は、一度採用されると、建物のライフサイクル全体で変更が困難。リフォーム時や新築時の初期採用が重要となる。施主や設計士との関係性がスイッチングコストを生む。
ネットワーク効果はほとんど見られない。個別の建設プロジェクトごとの関係性が中心であり、プラットフォーム型のような広範なネットワーク効果は期待できない。
規模の経済によるコスト優位性は限定的。材料調達や施工効率の改善努力はあるが、競合他社も同様の努力をしており、決定的なコスト差を生み出すのは難しい。
断熱材施工事業において、一定の事業規模と実績を持つ。全国展開しており、一定の認知度と施工能力を有している。しかし、大手ゼネコン等と比較すると規模の優位性は限定的。
競合との比較優位
断熱材メーカーとしてのブランド力と製品ラインナップの豊富さで優位。施工部門も持つが、日本アクアは施工に特化しており、専門性で差別化を図る。
建材全般を扱う総合メーカーであり、断熱材もその一部。自社ブランド製品の販売・施工で一定のシェアを持つ。日本アクアは断熱施工に特化し、専門性を高めている。
強気シナリオ
省エネ意識の高まりによる断熱材施工需要の継続的な増加
リフォーム市場の拡大とそれに伴う断熱改修需要の取り込み
技術革新による高付加価値製品・サービスの提供とシェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の低価格攻勢による価格競争の激化
建設業界全体の景気後退や住宅着工数の減少
代替材料や工法の登場による既存技術の陳腐化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
断熱材施工の必要性が低下する、あるいは代替技術が急速に普及し、既存の工法が不要になる。競合他社が圧倒的な低コストを実現し、価格競争で劣勢に立たされる。主要顧客であるハウスメーカー等との関係が悪化し、受注が激減する。
5年後のモート予測
省エネ基準の強化やリフォーム需要の増加を背景に、売上・利益ともに堅調に成長。高付加価値サービスの展開により、利益率も改善し、安定的な株主還元が可能となる。
緩やかな経済成長と住宅市場の動向に連動し、売上・利益は微増傾向を維持。断熱材施工の需要は底堅く、一定のシェアを維持し、安定的な収益基盤を確保する。
建設業界の不況や競合激化により、売上・利益ともに伸び悩む。価格競争の激化や新規顧客獲得の困難さから、収益性が悪化するリスクがある。配当の維持も困難になる可能性。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 228億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 45.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 7.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.98倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準