ユキグニファクトリー(1375)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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8年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2020 | 514 | 78 | 47 | 45 | 51.4 | 119.0 | — | 25.9 |
| FY2021 | 471 | 50 | 30 | 31 | 28.6 | 74.9 | 42.0 | 29.0 |
| FY2022 | 422 | 22 | 12 | 1 | 11.4 | 29.6 | 30.0 | 31.3 |
| FY2023 | 475 | 28 | 14 | 20 | 11.8 | 34.1 | 20.0 | 30.1 |
| FY2024 | 531 | 24 | 15 | 33 | 12.0 | 37.7 | 11.0 | 32.7 |
| FY2025 | 534 | 43 | 30 | 24 | 20.0 | 74.2 | 15.0 | 39.2 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 23.0 | — |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 20.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ユキグニファクトリーは水産・農林業であり、特定のブランド力や特許による無形資産の強さは限定的。独自の栽培技術や漁法があれば加点されるが、現時点では不明確。
顧客がユキグニファクトリーの製品に切り替える際のコストは低いと考えられる。ブランドロイヤリティや特別な供給契約などがなければ、スイッチングコストは小さい。
水産・農林業は、ネットワーク効果が働きにくい事業である。プラットフォーム型ビジネスとは異なり、利用者の増加が直接的な価値向上に繋がりにくい。
規模の経済や独自の効率的な生産プロセスによるコスト優位性は、競合他社との比較で明確ではない。水産・農林業は一般的にコモディティ化しやすく、コスト競争力は重要だが、特筆すべき点はない。
売上高が500億円を超えており、一定の事業規模を有している。しかし、水産・農林業全体で見ると、さらに大きなプレイヤーも存在するため、圧倒的な規模の経済とは言えない。
競合との比較優位
ニッスイはより広範な水産加工品、冷凍食品、医薬品事業を展開し、研究開発力やブランド力で優位。ユキグニファクトリーは特定の水産物・農産物に特化している可能性があり、規模や事業多角化で劣る。
マルハニチロも同様に総合的な水産事業を展開。冷凍食品、缶詰、外食など多角化が進んでいる。ユキグニファクトリーは、よりニッチな市場や特定の地域に強みを持つ可能性があるが、全体的な競争力では劣る。
強気シナリオ
水産資源の持続可能な活用と高付加価値化による収益性向上
新たな市場開拓や海外展開による売上拡大
効率的な生産・流通体制の構築によるコスト競争力の強化
弱気シナリオ(モート侵食)
水産資源の減少や漁獲規制強化による供給制約
天候不順や病気の発生による生産量の変動リスク
競合他社との価格競争激化による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
水産資源の枯渇、異常気象による不漁、食の安全に対する懸念の高まり、または主要取引先との関係悪化による需要の急減。
5年後のモート予測
持続可能な漁業への投資や高付加価値商品の開発が進み、売上・利益ともに年率5%以上の成長を達成。ROEも15%以上を維持。
現状の事業基盤を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。売上は年率2-3%程度の増加、営業利益率は横ばい。ROEは10-12%程度で推移。
水産資源の減少や環境問題の影響を受け、売上が低迷。コスト増加により利益率が悪化し、ROEは5%を下回る可能性。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 426億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 39.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 6年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 35.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 14.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.88倍 |
合格数:2/7 部分的合格