1301

極洋(1301)に経済的な堀はあるか

水産・農林業 食品

株価

現在株価
4,730
2026-09-01
時価総額
539 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 2,366 37 24 -14 9.5 230.7 25.6
FY2017 2,548 41 32 20 11.0 304.3 60.0 27.2
FY2018 2,562 38 29 -66 9.1 269.6 60.0 27.7
FY2019 2,625 29 20 65 6.3 188.5 70.0 29.4
FY2020 2,492 47 38 55 9.6 357.0 70.0 34.7
FY2021 2,536 64 46 -64 11.0 430.8 80.0 32.7
FY2022 2,722 81 58 -86 12.3 539.1 90.0 32.5
FY2023 2,616 88 59 -74 10.1 548.6 100.0 36.7
FY2024 3,027 111 67 -32 9.9 567.5 100.0 36.5
FY2025 130.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産2/5

極洋は水産物の加工・販売を主軸としており、長年培ってきたブランド力や品質への信頼が一定の無形資産となっている。特に、特定の魚種や加工技術に関するノウハウは模倣が難しい可能性がある。

スイッチングコスト1/5

顧客(主に食品メーカーや小売業者)は、品質や価格、供給安定性を重視してサプライヤーを選定する。一度取引が始まると、切り替えにはコストや品質リスクが伴うため、一定のスイッチングコストは存在するが、強力なものではない。

ネットワーク効果0/5

水産物のサプライチェーンは、漁獲から加工、流通、販売まで多岐にわたるが、ネットワーク効果が直接的に競争優位に繋がるビジネスモデルではない。

コスト優位2/5

大規模な仕入れや加工、効率的な物流網の構築により、コスト競争力を維持している可能性がある。特に、海外からの調達や加工におけるスケールメリットがコスト優位に寄与しうる。

規模の経済3/5

水産物の加工・販売業界において、極洋は国内有数の規模を誇る。この規模は、仕入れ交渉力、生産効率、物流網の構築において優位性をもたらし、競合他社に対する競争力の源泉となっている。

競合との比較優位

マルハニチロ

マルハニチロは極洋と同様に水産物の加工・販売を主力とする大手企業であり、ブランド力、販売網、調達力において競合する。マルハニチロは冷凍食品やレトルト食品など、より川下の製品ラインナップも豊富である。

ニッスイ

ニッスイもまた、水産物を中心とした総合食品メーカーであり、極洋の主要な競合相手である。医薬品事業など多角化も進んでおり、研究開発力や海外展開において強みを持つ。

強気シナリオ

水産物需要の安定的な伸びと、健康志向の高まりによる高付加価値製品へのシフト。

グローバルな調達網と効率的なサプライチェーンを活かしたコスト競争力の維持・強化。

M&Aや新規事業による事業領域の拡大と収益源の多様化。

弱気シナリオ(モート侵食)

水産資源の枯渇や漁獲規制強化による原料価格の高騰と供給不安。

為替変動や国際情勢の悪化による調達コストの増加と収益性の圧迫。

消費者の嗜好変化や競合他社の台頭による市場シェアの低下。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

原料価格の高騰が継続し、価格転嫁が困難な状況が続けば、収益性が悪化し、ROEが低下する。また、主力事業の成長が鈍化し、新規事業も軌道に乗らない場合、PERやPBRが現在の水準を維持できなくなる可能性がある。

5年後のモート予測

強気

安定した水産物需要と高付加価値製品へのシフト、効率的なサプライチェーンによるコスト優位性を背景に、売上・利益ともに着実な成長を遂げ、ROEも現在の水準を維持・向上させる。

中立

水産資源や国際情勢の変動リスクはあるものの、長年の事業経験と規模の経済を活かして、売上・利益ともに緩やかな成長を維持する。ROEは現状維持程度となる見込み。

弱気

原料価格の高騰、為替変動、消費者の嗜好変化などにより、収益性が悪化し、売上・利益ともに減少する。ROEも低下し、競争力の維持が困難になるリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 539億
2. 健全な財務 自己資本比率 36.5%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 9.6%
6. 適度なPER PER 8.0倍
7. 適度なPBR PBR 0.81倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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