9991

ジェコス(9991)に経済的な堀はあるか

卸売業 商社・卸売

株価

現在株価
1,774
2026-09-01
時価総額
535 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 987 62 45 39 9.7 123.5 47.2
FY2017 1,048 58 44 61 8.9 121.8 30.0 50.0
FY2018 1,084 60 44 -23 8.2 119.6 30.0 52.3
FY2019 1,143 63 44 74 7.9 121.1 35.0 56.4
FY2020 1,102 61 45 61 7.6 125.0 35.0 58.1
FY2021 1,140 47 33 65 5.6 91.4 35.0 55.2
FY2022 1,205 45 34 -18 5.8 95.1 35.0 54.2
FY2023 1,282 62 44 -27 7.0 130.6 35.0 58.8
FY2024 1,116 69 45 55 6.9 134.8 40.0 61.9
FY2025 1,157 80 59 86 7.7 174.0 54.0 58.2

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産0/5

ジェコスは卸売業であり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという情報は現時点では確認できません。事業の性質上、無形資産による競争優位性は限定的と考えられます。

スイッチングコスト1/5

ジェコスは主に建設機械・資材のレンタル・販売を行っており、顧客は特定のプロジェクトや期間に必要な機材を調達します。一度取引が開始された場合、代替機材の調達やオペレーターの再教育などの手間から、一定のスイッチング・コストは発生する可能性がありますが、その程度は限定的です。

ネットワーク効果0/5

ジェコスの事業モデルは、ユーザー数が増えることでサービスの価値が向上するネットワーク効果を生み出す構造ではありません。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような広範なネットワーク効果は期待できません。

コスト優位2/5

ジェコスは建設機械・資材のレンタル・販売において、長年の事業運営で培われた調達力や効率的な在庫管理ノウハウを持つ可能性があります。これにより、競合他社と比較して一定のコスト競争力を維持している可能性はありますが、構造的な圧倒的優位性を示すデータは現時点では不明です。

規模の経済3/5

ジェコスは建設機械・資材のレンタル・販売業界において、一定の事業規模と全国的なネットワークを有しています。これにより、多様な顧客ニーズに対応し、効率的な物流網を構築することで、規模の経済による優位性をある程度享受していると考えられます。業界内での主要プレイヤーの一つとしての地位を確立しています。

競合との比較優位

強気シナリオ

インフラ投資の継続による建設需要の安定的な高まり

M&Aや事業提携による事業規模の拡大とサービス網の強化

高付加価値レンタルサービスやIoTを活用したソリューション提供による収益性向上

弱気シナリオ(モート侵食)

建設業界全体の景気後退による需要の減少

新規参入企業や既存競合による価格競争の激化

技術革新によるレンタル機器の陳腐化や代替技術の台頭

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ジェコスへの投資が失敗するには、まず建設業界全体の構造的な縮小、あるいはジェコスが属する建設機械・資材レンタル市場において、規模の経済がほとんど意味をなさなくなるほどの激しい価格競争が常態化することが必要だろう。具体的には、大手ゼネコンが自社で大規模なレンタル部門を設立・強化し、ジェコスのような専門業者の必要性が低下する、あるいは、中国などの低コストメーカーが参入し、中古市場も含めた価格破壊を引き起こすシナリオが考えられる。また、建設現場のDXが急速に進み、物理的な機械レンタルへの依存度が低下するような革新的な技術が登場し、ジェコスの既存事業モデルが陳腐化することも、この投資の失敗につながるだろう。さらに、ジェコスが長年培ってきた調達力や物流網といった規模の経済に裏打ちされた競争優位性が、ITを活用した新たなプレイヤーによって容易に模倣・凌駕される可能性も否定できない。

5年後のモート予測

強気

インフラ投資の恩恵を受け、高付加価値サービス展開により売上・利益ともに堅調に成長。M&Aも成功し、国内トップクラスの地位を盤石にする。

中立

建設需要は安定推移するものの、競争激化により利益率は横ばい。既存事業の効率化と一部新規事業で緩やかな成長を維持する。

弱気

建設需要の低迷と価格競争の激化により、売上・利益ともに減少。事業再編やリストラを余儀なくされる可能性も視野に入る。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 535億
2. 健全な財務 自己資本比率 58.2%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 22.3%
6. 適度なPER PER 9.1倍
7. 適度なPBR PBR 0.75倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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